2022.12.31 | ||
今年もお世話になりました。
今年でコロナ3年目。もうすっかりマスク顔にも慣れて、相変わらず、といいたいところだが、事態は深く進行中かもしれない。私の周りでは、若い先生が就職２ヶ月ほどで退職という例が2つばかりあった。それほど大きな事件があったとは思えないにも拘らずだ。マスク顔だとどうも相手の存在が不確かで、確かな顔はTV画面などのバーチャルなものばかりだから、床が10cmほど浮いているような心理状態なのかもしれない。しかしそれでもとりあえず相変わらず、ということにしておこう。
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1月 教科書直売店
 教科書と言えば神田の三省堂に行けばその場でも購入できると思っていた。それは昭和の話だった。三省堂は改装工事に入るし、教科書売り場は健在だったが、目的の教科書はなかった。売り場の人の案内で始めて大久保の売り場に行った。購入したのは、葛西の通信制高校で使う情報の教科書だったが、このあと三鷹市立中学校で使う理科の教科書もここに買いにきた。 参考リンク 1月12日 |
2月 西葛西教室  通信制高校の時間講師。今年は週一回にしてもらった。通勤に時間がかって疲労が増す。2コマやるのに3時間かけて出勤だと疲労パフォーマンスが合わない。通信制高校でもコロナ対応でzoom授業をしていたが、出席時数の足しになるわけじゃなくアリバイ工作的な授業なので、国がウィズコロナと言い始めて、行動制限を解除してからzoomの遠隔授業はなくなった。出席もカウントしないことになった。私のリモート授業は1年足らずで終わった。東京校の開設から4年目になる。1年ごとに生徒数が増え今年は60名を高す大世帯になった。本校は岡山県であるが、分校内では1番の在籍数である。少人数でスカスカの感じが通学校にない学習環境を演出している。
参考リンク 2月7日 |
3月 美術展  今年は週5日働いたので、暇もなく美術展の類はあまりいけなかった。梅津かずお先生のこの美術展と三鷹太宰治の小さな家のふたつだった。つげ義治も梅津先生も海外で評価されるとやる気が出て、この美術展は回顧展ではなく新作である。おなじ時期に朝日新聞で連載記事が載っていた。梅津先生が断筆したのは、腱鞘炎と聞いていたが、心無い編集者の発言がもとだと書いてあった。この大作家にしてやはりそういうことで筆を折るのか、芸術家どこまで繊細なんだと思った。 参考リンク ３月16日 |
4月 新勤務先前  西葛西の通信制高校をやめて地元の通信制に鞍替えしようと採用試験を受けた。面接の感触は悪くなかったが、コロナで休校措置が続いている。新規の採用はないことになりました。と言われた。まあ年齢のこともあるから程よく断られたのかもしれない。たまたま見かけた市報の募集記事に応募して、合格した。授業についての実践的な作文を書き、該当校の副校長と面接がありその結果である。中学生の理科を教えるのは初めてだ。やってみると私はやはり学校が好きなのだ。中2病男子はやはり面白い。中学生女子はいろいろいてこちらも興味は尽きない。 参考リンク 4月5日 |
5月 悲報 まりっぺ閉店  ここ数年、この時期かって勤めた学校に講師としてきている。私が42歳から56歳まで一番脂が乗っていた時期の職場である。この仕事は講師というだけで、新入生を相手に3分ほどは話をすればいい、しかもpayは出る、という夢のような仕事である。もっとも現役時代は週15時間は残業していたし連続休みなし勤務４ヶ月とかblackそのままに働いていたので、その分の貯金をもらっている印象である。もちろん主観的なものだから、少々後ろめたいが、私はそのために講座を担当している企画の記録を詳細に取って報告している。これは誰に頼まれたことではない。私が勝手にやっていることだが、心理的アリバイ工作であることは間違いない。もう知っている職員もいないし、周りの様子もどんどん変わる。今浦島の確認をするために行くようなものだが、お誘いがあれば必ず参上することにしている。 参考リンク 5月2日 |
6月 ゾンビになりたい  ゾンビ業務も8年目に入る。始めてこの学童クラブの仕事を頼まれて、様子を見に行った時、子どもらのあまりの傍若無人ぶりに、そんなことをしているとゾンビになってしまうぞ「ゾンビになりたいのか？」というと、これが受けていつの間にか、私がゾンビと呼ばれるようになった。65歳すぎての定年業務、ゾンビと言えばゾンビである。保護者から注意が来て「先生と呼びなさい」と言われると、ゾンビ先生と呼ばれることになった。これが痛く気に入って、それ以来ずっとゾンビである。なまはげの伝統を借りて、悪い子はイネガー、とやってもウケる。ゾンビ万歳である。これが通用するのは幼稚園の年中、年長、そして小学校2年生までである。3年になると、まだ言ってるのか、と冷たい反応。ゾンビはいないから、と夢のないことを言う。さらにゾンビは死んでいるから痛くないだろ、と蹴りを入れてくる始末である。知恵がつくと人間はよからぬことする。今年は週に一回、小学2年生の講座があり、そこにやってくる2年生女子を相手にゾンビ業務である。見ての通り2年生女子はいい子ばかりである。 参考リンク 6月21日 |
7月 無料PCR検査場  またコロナ感染が蔓延してきて、職場では児童のあづかりを部分停止している。部分というのは、エッセンシャルワークなる社会生活に必要な方のお子さんは受け入れる、ということで細々営業した。もっともこれも自己申告だからどうとでもなる。無料PCR検査があるいうから受けに行った。この日は義姉が一時帰宅する日なので立ち会うことになっていた。認知症なので家に戻ってきて大丈夫かどうかの確認である。他人にあうので一応保証のため受けておくか、と並んだらすぐにはできなくて夕方またきてくださいと言われた。結果は明日以降にメールで知らされた。結局役に立たなかった。 参考リンク 7月19日 |
8月 裏庭草取り  かっては隣のご主人から「田園調布ですね」と言われた芝生だったが、日当たりの関係か、せっかく植えた高麗芝は雑草に負けてご覧の有り様となった。夏冬にお犬様がやってくるので、その前に草取りをしてお迎えの準備をすることになる。時期的には盆と正月なので、神様を迎える準備と重なって年中行事としては申し分ない。インテリだった隣のご主人も帰らぬ人となってしまった。 参考リンク 8月3日 |
9月 八王子拓真高校  定時制高校へ出張してエンカウンターグループなるプログラムをHRでやる。私はこれを巡業公演と称している。公演とは大袈裟だがネタを繰り出して楽しんでもらう。客の様子がよくわからないのでその場限りの一本勝負である。何度やっても開演前はうまく行くかどうか不安である。芝居をしている方から聞くとベテランでも上演前はそういう心境になるのだそうだ。なので巡業公演と呼ぶことになった。この高校は昼、夜の2回公演で同じ学校だが客筋は当然違う。 参考リンク 9月23日 |
10月 ハロウィン  娘夫婦は職場結婚である。職場は始め池袋にあった。そこで通勤が便利なように板橋大山の商店街に近いマンションを購入した。ところが会社が移転になり職場は五反田に移った。そこで品川のマンションに引っ越した。大山のマンションは購入時より高く売れ、今のところは時期ローンが終わるという。まったくうまくやったものだ。入り口にはちゃんと季節のモニュメントが用意される。孫娘が小学校1年生に入学する時引っ越して、今は2年生になった。問題がないわけではないがハロウィンの挨拶程度はできるようだ。 参考リンク 10月10日 |
11月 ブログがとんだ！  この形のブログは2004.9.8から5519日分つけていた。サーバーを借りてサイトを作ってきたが、サーバーがphpのバージョンをあげていく。それにこのブログのプログラムが追いついていない。10年ほど前にその時の対応策を講じたようだが見ていなかった。このサーバーからこの秋にまたバージョンをアップするから、対応策を講じてください、といってきた。それも知っていたが、なんとかなるだろうと思っていたら、とつぜん、Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/・・/・/・・・・・/・・・/blog/・・・/Request.php on line 224 の洪水になった。しかしずっと画面を上げていくと底の方に本来のページが見えている。サーバーに頼んでそのままにしてもらった。それもじきにサポートが終わるという。対応策を検討しているが、まだ満足いく結果が出ていない。それに加えて、この月に前歯を6本抜いて総入れ歯にした。これは50歳の時に10年保つと言われて、23年間維持していた歯である。これでいよいよ晩年最終章だな、と思った。7年前から関わったNPOが経費節約で移転することになった。こう次々と最晩年対応の事態が持ち上がってきたので、当分はその路線を進むことになる。仕事もいくつか変えていかないといけないと思う。その始まりがこのサイトの異変だった。 参考リンク 11月03日 |
有楽町交通会館  ちょうど昨年の今頃、脳トレなる企画があることを知った。大学の先生が認知症の進行度合いを調べるテストを考案中らしい。その被験者を募集している。対価はなしのボランティアである。ネットで2回テストを受けて、何歳相当かを評価する。項目のうちあるものは20代、あるものは50代でおおむね実年齢より若かった。面接は有楽町の交通会館でやった。7月に一回、6ヶ月後の12月に最終回。結果は教えてもらえなかったがなかなか面白い経験だった。 参考リンク 12月19日 |