2019年03月03日(日)
佐保姫 [日記]
今日の一句
いでよ佐保姫余は待ちきれぬぞ 浮浪雀
長吉
人生の四苦八苦
これには講演が多い。
毎回同じことを言っているが、
それはそれでよい。
嘘がないからだ。
車谷長吉がマイブームというやつだね。
今日は体育館指導員業務の日。
いつもどおりいくと、イベントがあり
業務は1時間半遅れて11時からだと言われる。
連絡をくれてもいいのに、と思ったが空いた時間で図書館に行けるので
それでもいいと思った。
iphoneを調べると、業務変更のメールが3件も入っていた。
なんだ自分が見ていなかっただけじゃないか。
お詫びのメールを2件
相変わらず粗忽者で申し訳ない。
恥多き人生を送ってきました。
70歳古希の誕生日はそうして始まった。
facebookの誕生日依頼メールが大嫌い
だから自分でもfacebookでは誕生日おめでとうのメールをおくったことがない。
日頃付き合いがないのに誕生日だけおめでとうとはどういうことだ!
プンプン
でも自分が心許した人からはなにか言ってほしい。
そんな人はいるのか
それは相手に伝わっているのか
相手は私が儀礼的誕生日メールを喜ばないと知っていて送ってこないのだ。
そう思いたい。
でもそれを確かかどうか。
当然なんの関心もないから誕生日メールが来ないのだ。
ああ面倒くさい。
くれば文句を言う
来ないと寂しい
付き合いきれいない。
とうことを70年もやってきたから
そろそろおしまいにするのかと思った。
そうはいかない。
馬鹿は死んでも治らない。
このままいくしかない。
メールは3件来ました。
それぞれ返事を出しました。
年賀状同様、営業メールはもう少し来ました。
速攻削除でした。
体育館指導員業務はいつもどおり楽勝
長吉の文体でいろいろ考えた。
小説の肝は嘘を付くことである、と彼は言う。
芸というものは虚と実との被膜の間にあるものなり、と井原西鶴が言っている。
新人賞応募者1200人、どう仕様もないものが9割。
文章がなっていない、小説になっていない。それがDランク。
ではなぜその虚が必要なのか。
それは真実確認と願望充足のためである。
と思う。
つまり真実の発見とありうべき現実への夢である。
真善美、これ願望の要なり
偽悪醜、これ人間本態の確認なり。
そういうことなのか。
車谷長吉は39歳にしてそのことを悟ったが
私は70歳にしてそのことを学んだと言える。
長吉が引用した遠野物語と三島由紀夫の作法説作法は
ずっと昔読んでいたが、なんのことだかわからなかった。
BBC制作のQUEENの番組を見る。
フレディは真実カリスマだった。
借りたCD
桂文楽 寝床
林家正蔵 天災
文楽の貸出CDがほとんどない、というのはどういうわけだ。
談志がやたらと多い。
Posted at 19時14分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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