ぱーこシティ

営業してない？

今日の一句
蚊帳吊ってすてきな自然のある暮らし　浮浪雀

帝国のお散歩も今日が最後
雨が降らなくて良かった。
国試対策を少しやって
時間の余裕が出来たので、
入試問題を2題解いた。
やり方はわかるけど、計算がめんどくさい、というか集中力が続かない。
答えは出るけど、途中がいいかげん。
センター入試向きだね（いままでの）
今後は思考力や表現力をためす、と言う。
ペーパーテストでは限界があるね。

午後は見残していた映画を見に行く
名画座の会員となっているので、会費を払うときにもらう券でただ。
いままでは、この券が毎年余っていた。
再加入するとき（つまり1年たった時）やっと使うことが出来た。
映画は見たい、だけど暇が無い。
映画クラブの会員にはなったが、結局つかわないで1年過ぎていた。
今年は最後の1枚を半年もしないで使い切った。
よしよし。

海街ダイアリー
是枝作品は「そして父・・・」も見逃した。
DVDもいいけど、映画館でやっているなら、他の客と一緒に見たい。
今日はほぼ満席だった。

★４つ。
だから、何なの、って感じが始まってから半分くらい続く
大竹しのぶが出てきて俄然おもしろくなる。だから何なのという感じで終わる。
４姉妹物語だけど、終始画面がぼやけていた印象
（私の目が悪いからなのか）
と思って10年以上登録している老舗の映画サイトで
他の人のコメントを見る。
特に私が見落としているところはないようだった。
画面をもっとシャープに、と書いた人もいたので、
私と同じように見ている方もいたのだ。

このサイトが始まって15年以上たっている。
始めの頃は、オフ会に参加した。
通信教育の課外活動って感じだった。
3度くらい会って酒の席で話した人たちである。

その頃から変わらずコメントをすっと書いている人がいる。
どんなことを書くかわかっている。
書き方もすごくうまい。
私が英検4級なのに、英検1級だったりする。

20年近くたつから、当然コメントを書き込まなくなる人の方が多い。
1000コメント以上出している人たち（私は1122）はいわば古参なので、そういう人たちの評価は信頼が置ける。この人なら、この映画に対してはこんな風に言うだろう、と予測できる。もちろん好みは違うので、評価が同じになることは少ない。ただ、見ているものは同じかどうか確認することは出来る。

小説だとこういう問題は起こりにくい。
感じ方の違いはもちろんあるが、みな同じ文字を読んだと思える。
目や耳が悪くなると、同じ画面でも見ているもの、聞こえているものは
違っていたかもしれない。自分の感覚世界は他の人と違うかもしれない、
そういう疑問がいつも生じる。

この映画は評判高い名作（カンヌ映画祭参加）だが、私にはほどほどの作品という印象なので、自分に映画が見えていないのかと思った。
がそうではないようだ。このタイプなら、小津の「秋刀魚の味」などには深くうなずける。この映画は昔の松竹映画が得意とした、人情物の女性映画だと思える。それを東宝ーフジテレビがやっているところが業界どうしたの？と思った。

どうでもよい感想をだらだら述べてしまった。

帝国最後の散歩をして休日は終わる。