2016年11月13日(日)
銀杏散る [日記]
今日の一句
判例がやけに栄えて銀杏散る 浮浪雀
最後のあがきでDVDを見たり、やり残した確認テストをする。
地元駅までポケ老人
試験会場の駅には軽く間に合った。
駅前から会場の明治大学の校門まで
業者が手招きして講習案内のパンフレットを配っている。
開場がまだなので、黒山の人だかりがしている。
みな最後のあがきで参考書を開いている。
携帯電話はスイッチを切り袋に入れて封をしてカバンにしまう。
机上には腕時計、筆記用具、受験票のみ。
試験開始まで15分ほど待つ。
試験開始のベルが鳴る。
予定通り、一番最後の問題からやる。
新傾向で大江健三郎が出た。
この文章は40年ほど前に同内容の文を読んでいる。
最後に選択肢が2つ残る。迷ったあげくつけた答えが間違えた。
もう一つがあっていた。
練習では2時間で答案を書き上げ、余裕で退室するつもりだった。
文章題が終わったところで1時間半使っている。
30分多く時間がかかっている。
文章題は見たことがない問題だった。
適当にでっち上げる。
のこり選択問題
1番目は楽勝。ところが
2番目以降がこれまた見たことがない問題ばかり。
判例問題が嫌に多い。しかも分量が半端ない。
これは時間が間に合わないか。
途中退出は1時間半すぎてから可能。
終了10分前までは途中退出できる。
しかし途中退出すると問題文を持ち帰れない。
問題が欲しい人は試験が終わってから15分以内に
もう一度会場に戻って、問題を持っていくことが出来る。
途中退出するヤツは誰も居ない(と思う。ずっと見ていたわけではない)
おばさんの係員がやってきて、それは腕時計でないので、しまってください、と言う。
これは腕時計なんですが。
腕にはめるんですか
首に掛けます。
それではしまってください。
申し訳なさそうに言うので、許してやる。
しかしこれは腕時計なんだが。
時計の形ではなく、その使用形態で腕時計かどうか判断していることになる。
相変わらず問題の量が多すぎる。
後で確認したら、模擬試験は37ページ。この本番は54ページもある。
出題傾向を変えたみたいだ。
時間を聞くとあと19分だという。
問題は10題残っている。
1題2分か。
ともかく文章を読み、適当に選択して答える。
試験終了。
男子トイレに長蛇の列が出来ていた。
これは不合格だな、とすぐに思う。
勉強してきたことがまるで出題されていなかった。
来年又受験する気になるのか?
かなりへこむ。
自分なりに5ヶ月間やってきたが、通用しなかった。
もっとも教材の4割ほどしか出来なかった。
時間が足りなかったのだ。
自分に出切るだけのことをしたつもりだが、
やはり落ち込む。
早めに退出する予定が狂った。
ダブルブッキングになったNPO関連の会場に行く。
会議はすでに終わっていた。
事務所の内部は引っ越し前のようにごった返していた。
連絡調整をして、撤収。
帰宅後サイトで自己採点した。
法規問題 94点(122点)
一般問題 32点(22点)
合計 126点(180点)
括弧内が合格点である。
不合格は確定した。
2浪目ですべての受験に落ちたときのことを思い出した。
くそう。
しかし、現在の現実生活にそれほど影響はない。
ポケ老人の受験小僧趣味なのだから。
役所に書類を出す代書屋というよりは
町の法律家と言われるのにふさわしい法律職としての資格を
与える試験内容と思える。
こういう試験内容だと受験業者はカリキュラムを変えなくてならないだろう。
と思うのは私だけか。
合格率は一番低いときで4%、最近は10%程度で推移していたので、
あるいは試験傾向が変わったのではなく、私が出来なかっただけか。
昨日は確認問題1000題をやって平均8割は楽勝だったのに。
まあいい。とりあえず試験は終わった。
今回の受験データがでそろったところでまた考えよう。
お疲れ様でした。
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