ぱーこシティ

豊春詣で

今日の一句
今年の賛美歌　サンタ！クロス！　浮浪雀

やすらぎの刻
まあ惰性で見るが。

年賀状宛名書き。
自分から15通出すことにした。
この前の友人のこともある。
はがきで住所を教えておけば、
いざという時連絡がある、というあの件である。

この人に教えておけば、ひと通り情報が回るだろう、というキーパーソンに出した。

そして今日は私にとっては実家に当たる姉兄の住んでいる恒例の豊春詣で。
大宮で弁当昼食と花を買い込んで電車に乗る。
岩槻と東岩槻の間で信号故障。
急行が岩槻で折り返しになる。
岩槻まで行って、そこからタクシー。
1840円。

5年前に別邸を購入するときに姉から借金をした。
それを毎年返していたが、今年は年金関係が年額40万円ほど減額になった。
私70妻65になったので、妻が年金の扶養扱いから外れ、介護年金を取られるようになったからである。すばらしい仕打ちである。何もしないで年をとっただけでこういう事が起こる。
まあ、仕方ない。それで姉に残りの借金を免除してもらった。贈与扱いとなる。もちろん贈与税がかからない110万以下である。それらしい証明書を作って署名押印。

あとは家族の話を聞いた。

その１
旭からの知らせ。
33回忌なので、卒塔婆をつけた。挨拶にお米を送ってきた。
兄の妻が亡くなって33年。田舎の父の実家からの連絡である。
本来ならこれは兄から言い出すべきことなのだろう。
父の実家との付き合いは我が兄弟では兄に任されている。
長男だからね。
今年の９月は例年と違って実家に墓参りに行かなかった。
命日は12月4日だという。
兄は恐縮して、３万円を送った。
卒場は3000円だったとのこと。
なんだか微妙なエピソードであった。

その他いくつかあったが、ネットに上げるには少し不穏当なので項目だけにする。
その２
孫の家出事件。ゲームをやりすぎた中１男子が母親に叱られて家出した。
家出先は隣家の兄の家であった。
その３
これは内緒の話。庭の出入り口の蛇腹シャッターが強風に煽られて通行中の車にあたった。その車の持ち主が難癖をつけてきて、今回私が免除してもらった借金の半額ほどをふっかけてきた。裁判に出してもいいぞ、とか脅してきた、という話。もう５，６年前のこただ。姉はこういう輩と関わり合いを持つのが嫌なので、言い値で解決した。証文取って判子押してからは何も言ってこない。最後に書類に判子押す時はにこにこ顔で「私はこういうの慣れてるんですよ」と言っていたそうだ。
その４
私が綾瀬に勤めている、綾瀬は北千住の過ぎだと言うと、姉が私は南千住に住んでいたからよく知っている、と言う。昭和の初期に住んでいて、それから田端に住宅疎開して焼け野原、疎開なんかするもんじゃない。といきなり興奮した口調で口走った。兄は昭和20年生まれだが、姉はその時14歳だったはずだ。太平洋戦争末期有楽町帝劇で毎晩風船爆弾を作っていたのはこの姉である。2020年1月1日には89歳になるはずだ。
その５
３番目の姉は、今年も古くからの友人と正月に長野の温泉にいくと言う。そこのコーヒーがうまいのよ、と言いながら毎日これを腰に注射している、とエピペンみたいな注射用具を見せてくれた。病名は明らかではない。

この辺にしておこう。年に一度でも帰るのは悪くない年中行事だ。

年末なので、夜中にyoutubeでM-1グランプリの漫才を見る。昭和のティストとか何もディスらないとかネットの評判があったから。さすがにyoutubeもう上がっていた。初めからひとつも笑えなかった。審査員は絶賛でM-1史上最高得点なのだそうだ。笑わないにしろ、M-1はたいてい感心するものが多く、うまいなあ、とはよく思う。それがミルクボーイにはまったくなかった。コーンフレーク！と叫ぶボケのテンションがまったくわからなかった。なんでこんなにわめいているのか。なのになんで会場では笑いがおこるのか。