2017年03月26日(日)
あたたかき [日記]
今日の一句
あたたかきからだにやどれ恋ごころ 浮浪雀
腰痛。朝起きたら腰が痛んでいる。背筋を伸ばして歩けない。体を少し前にかがんでゆるゆる動かなくてはならない。腰の背中側の筋肉が固く緊張している。コリといった生やさしいものではない。
始めは椎間板ヘルニアが復活したのかと思った。痛みに意識を集中して体を動かしてみると、椎間板ヘルニアの時の痛みとは少し違う。右脚に走るしびれや腰の重い感じはない。この痛みには見覚えがある。現役時代に何度かなったことがある。いずれも多忙を極めて業務上のあれこれで精神的に疲弊していたときだった。
ははあ、これはストレスから来ているな。とすると思い当たることがある。
昨日の理事会で議論が紛糾した。私が理事をしているNPOはストレス対処法研究所という。ストレスに苦しんででいる方にその解決法をともに研究し実践する組織である。その理事である私は当然ストレス対策に一見識なくてはならぬ。
しかし、ストレス対策に見識はないが、ストレスなら沢山あるぞ。今回は自分でこのストレス性腰痛に対処しなければならない。
別邸に行くとつげ義治の「夏の思い出」があった。愛蔵版である。義男の青春を読む。私小説のマンが版で、つげの自伝シリーズである。最後に年譜が載っているが、これもすごい。いままでざっと読んでいたが、ひとこま、ひとこまに大変手を入れて描いてあるのがわかる。一例ではあるコマではすね毛の描写がない。あるコマではそれがある。そおれが効果的に使われている。どれも名作だ。亡くなれば、新聞の点鬼簿にでるだろうが、いまだにその情報は無い。
つげ義治を呼んでいるときは腰の痛みはわからなかった。
電話h112分
次に低周波治療器を使ってこのコリをほぐした。体から入るやり方はわかりやすい。近年そこら中でマッサージ屋さんをよく見るが、これもストレスに対処する方法であろう。これで固まった筋肉がややほぐれ、ほんの少し姿勢をもどしても大丈夫になった。
午後は久しぶりに昼寝となった。その間は痛みはなく、起きてみたらまた、少し楽になっていた。
今日は1年ぶりの例会である。
常連が3人やすんで8人となった。
話題は亡くなった人を数えることから始まる。
明日は我が身まではまだ少しありそうだが、いずれ順番が回ってくる。
場所が場所ならただではすまない金額の寿司をぱくつき、例年の会合も無事終了したのであった。このときも腰の痛みは忘れている。
ストレスによる腰痛のかわし方。
1.夢中になるものでかわす。
(1.5 もっと大変な人の話を集中して聞く)
2.からだを物理的にほぐす。
3.休む(寝る)
4.気を遣わなくていい人付き合いをする。
なんだ、誰でも知っているような事である。
朝よりは少し楽になった。
Posted at 22時27分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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