2006年11月04日(土)
十三夜 [高校演劇]
今日の一句
東京の目白で見上げる十三夜 浮浪雀
今日は職員黙想
精神的な研修の日である。
上智大学の教授でもある神父様の講義を聴き
黙想する。
もちろん仕事をしてはいけない。
昨年と同じ場所に行って
自分がなんでこういうところへ呼ばれたのか
あれこれ考えた。
そのあと、永年勤続表彰の会食となる。
勤続30年の小学校の先生が表彰された。
私も都の公務員は30年やった。
青島幸男と石原慎太郎の表彰状をもらった。
それはどこかにいってしまった。
大した感慨もない。
この職場ではまだ2年に満たない
新米であるからいろいろ大変である。
予定より1時間ほど遅く退勤する。
みなさんはまだ会議や仕事をしていた。
江古田の日大芸術学部は工事中だった。
学園祭は所沢校舎でやっているという。
その中ホールで高校演劇の中央大会がある。
始めて入ったホールは500人ほどはいるのだろうか。
座席が階段状になっていて手頃な大きさである。
そりゃ池袋の芸術劇場と比べたら。
「苺ちゃん」は
何度見ても面白い芝居だった。
脚本がしっかりしているから
安心してみられる。
終わってから、
わけわからないけど面白かった、
と後ろの女子高生が話していた。
それが一番してほしい評価だったです。
胸がジンジンとほのぼのしてくる。
こういうことはあまりない。
実は地区大会の方が数段良かった。
役者のテンションが違っていた。
今回はきっと皆飽きてきたんだろうと思う。
中央大会は毎回そうだった。
2度も同じ芝居をするのはめんどくさいんだろう。
私は両方見られて幸せである。
脚本がよかったから
胸が熱くなるんだと思っていたが、
役者のなりふり構わぬ必死の余裕もよかった。
茨城納豆のところで納豆博士が白衣が着られなかった。
(私が退職のとき置いてきた白衣だ)
袖がとおらないまま、倒れ込んで台詞を言っていた。
役者はけっこう楽しんでいたと思う。
苺ちゃんのけなげな説得力も相変わらずだった。
舞台経験もあまりない部員が
いきなり中央大会だからよくやった。
へたうまの魅力でそのへぼさが
私などにはたまらない。
中央大会の結果は優良賞(参加賞)だった、という。
まあ当然の評価でしょう。
おつかれさまでした。
HKMN氏と会合。
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