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夏帽子 [日記]
防空壕のせい
今日の一句
私のっぽさんの世代なんです夏帽子 浮浪雀
句会があった。
７人集まった。
以下本日の句作を紹介する。
天婦羅の鮎遡りゆく貌かたち
暑気払いお参り後の大黒家
天婦羅の音が迎える声の先
粒の汗あの娘かわいや天婦羅家
てんぷらの匂いほのかや路地の夏 ４
天婦羅の匂いや夏の路地暗し ５
まちわびしほどに天ぷら嵩多し
てんぷらの鍋まだぬくし夜の秋 ６
ふたたびの命貰えりキス揚がる ５
天婦羅に誘われ句会もはや五年 ０
草いきれを泳ぎ来て遠き町灯り ４
一心に泳ぐ我が子に励まされ ６
水球や立ち泳ぎして雨の中 １
定年に宇宙遊泳火星まで ３
泳ぐなりコースロープにぶつかりぬ
微熱して沖泳ぐ女の呼吸かな
浜泳と書かれて届く暑中見舞い ２
７コース最終泳者手をたたく
溺れまいと水たたく子の泳ぎかな １
男みな女の嘘が好きで夏 ３
空に華浴衣のとなり染まる吾
願わくば台風一過の心持ち １
白砂に松風わたる昼寝かな ６
モンスーン・パッタイ・サテ・サテ・ナシゴレン １
湯上がりに天瓜粉付け走る子ら １
廃駅やこんなところに蚊食い鳥 １
避暑にあり硝子のノブのバスルーム
燦々と西日や男湯に射して １１
密豆や百恵の映画見し帰り ４
百叟のカヌー連ねて滝壺へ −１
二百日天にまかせて梨みのる １
夕立で百一匹わんちゃんラストまで
さやさやと百足虫走るや緑の先 ３
夫婦して百円ショップのサングラス ３
晩凉や百済の仏海渡る ８
以上無断に引用させていただいた。
数字は得票点（天５ 地３ 人１ 虫−１）
作者名は伏せますが著作権は放棄しません。
よろしくお願いします。
Posted at 23時26分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2007年07月25日(水)
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