ぱーこシティ

季節

今日の一句
ふらここに揺られ続けて６０年　浮浪雀

土曜日と言っても
今年の時間割はなかなか厳しい。
午前4時間のうち3時間は授業である。
今年は人数の多いクラスの時間が多いので
この人数を相手にするには
こちらのテンションを上げなければならない。
界王拳５倍くらいにテンションを上げる。
すると気のコントロールが難しいので
爆走しがちになる。

今日は午後も一大イベントがあった。
保護者全体会である。
保護者の方々を前に
要職初デビューとなる。
ここ一週間ほどそのことが気になっていたから
話す内容は電車の中で考えた。
受験数学の問題と同じで、
いくら頭の中で考えても
実際に紙の上に書いてみないと
どうなるかわからない。

原稿を書こうと思っていたが、
あれこれ所用が舞い降りて来て
ついに書けなかった。
変なスケッチみたいなものは書いた。

会場に行ってみると
それまで頭の中で考えていた文が
どうもこの雰囲気と合わない気がして来た。
みなさん、こういう話をしても多分だめだ、
そう思える。

教頭先生の原稿は
たまたま書類を出しに行ったとき
机の上にあったのを読ませていただいた。
発達論を背景に拡張高い教育論だった。

会場で私の後に話をする教務部長は
A4にすっきりまとまったレジュメを用意している。
このお二方に挟まれて
私の覚え書きがひどく場違いのような気がして来る。
こうなればスーパーサイヤ人を発動するしかない。

・・・
・・・
・・・

やはり気をコントロールできず
予定時間を5分オーバーしたと思う。
会場の反応はあったが
それが良い反応なのか悪い反応なのか
判断できない。

済んだ事は仕方がない。
精進あるのみ
スーパーサイヤ人3への道は遠い。

それでも、
私が担任した卒業生の保護者の方が来られていたので、
進学先での近況を聞くことができた。
なんとか元気にやっているようなので
まずは一安心だった。

平常モードにもどって
課題チェック業務にかかる。
撤収6時となる。

今週は60時間働きました。

家族

今日の一句
寅いつも桜のもとへ帰りゆく　浮浪雀

段々授業の様子が分かって来た。
下の学年へいくほど
パワーアップしているようで
けっこうなことである。

さっそくチェック課題が山となる。
この山をくずしていくことが当面のこちらの課題。

今日の卒業生訪問は
就活よろしくかっきりスーツ姿で気ました。
昨日の卒業生もそうだったが
どんな格好をしても相変わらずと思えるのは
やはりつきあいが長かったせいか。

教育実習の打ち合わせに同じようなスーツ姿で
これは３年目の卒業生もきた。
3年経つと桜２分咲きから７分咲きになる印象。

午後会議。
演劇連盟申し込みシートなどを書いた。
担任も外れたので最後のご奉公をするか、
と思って副顧問を希望したが、
要職に着いた身でどこまでできるのか。
現在の所部員6名の弱小演劇部であります。

明日の保護者会の原稿も出来ずに
撤収、7時20分を過ぎる。

見た目よーし

今日の一句
井の頭公園ニホンたんぽぽ健在　浮浪雀

４月も瞬く間に半分を過ぎた。
一週間の流れがまだつかめない。
今日は進路関係の返事をいくつか出した。
関係ある学校説明会には行かなくてはならないのだが
当然日程が重なっている。
学校の会議と重なっていることもあれば
外部の会議と重なっている事も多い。
一番重要なところへ参加の届けをだすことになる。
約束が多くてばりばりのビジネスエリートみたいだねえ。

卒業生が一名様きました。
さっそく進学先の様子を聞く。
いまのところ猫をかぶってにゃんにゃんにゃにゃん。
なんとか暮らしているようなので
一安心である。
早くなれて♪めだかの兄弟のように
すいすい泳いでね。

あちこち調整しているうちに７時を過ぎる。

朝

今日の一句
陽炎の缶詰つくって一儲け　浮浪雀

水曜日は授業が4時間ある。
その上今日は会議である。
会議は司会なので手を抜くことが出来ない。
といってももれるものはもれる。
今年の一週間はこのペースでいくのだから
勢力配分を考えないと。
と思いつつ実際は例によって
出たとこ勝負になるんだろうな。

７時２０分過ぎに撤収。

新入生合宿

今日の一句
てふてふを捜して今日も暮れにけり　浮浪雀

片付けもそこそこに
授業がはじまった。
そこは悲しい習い性で
テンション勝負に突入する。
一生これやっていくんだろうな。

午後疲れが出て
眠くなる。

全校生名簿点検。
予想外に時間がかかる。
1時間半ほどかかって
やっと終わる。

今日は日直だった。
下校7時を過ぎる。

新入生歓迎会

今日の一句
退屈な倫理の授業鳥雲に　浮浪雀

月曜日から事件続出
業務続出
で何をどうしたのか
わからないまま早７時を過ぎる。

予定した仕事の区切りもできないままに
撤収と相成った。

一族再会

今日の一句
ふらここの天地が踊る昼下がり　浮浪雀

結局2度起きして8時過ぎ。
学コンの続きをなんとか書き上げて
午後は大宮の姉の所へ行った。

13年前に銀行に返す家のローンを
姉に無利子で借りて銀行に早めに返却した。
それから13年ボーナス時に毎年わずかばかりだが
返して来た。それがこの3月、
今の職場をいったん定年退職した時にでた退職金で
早めに全額返すことができた。
そのお礼の挨拶に来たのである。

毎年年末にここへは来ていたが，
春のこの時期にくるのは始めてである。
恒例の記念撮影は外で行う事になった。
このチューリップを姉が丹誠込めて
咲かせたものだと言うのである。

私は兄弟の末っ子だから一番年下である。
子どもと若い母親は兄の娘だから
私から見ると姪っ子とその子どもということになる。
みななんとか元気そうであった。

ところで家族というのはおそろしいもので
私は体の奥深い所で妙に気を緩めて安心しているのだった。
何を話したということはなく
ただお茶でも飲んでついているTVをながめたり
こどもの顔をみたりしていただけなのだが
近来にない安逸感を覚えている自分に小さく驚いた。

ボラ勤などと称して気をそらしていたが
やはり仕事というものはそれ相応の気働きをするわけで
今更ながらにそのことに思い至ったというわけだった。