2008年09月30日(火)
曼珠沙華 [日記]
今日の一句
雨の路肩白の曼珠沙華 浮浪雀
秋休み
というのは生徒諸君だけで
もちろん出勤日である。
私は日曜出勤の振替休日を取った。
こんな時でもなければ
代休は取れない。
出勤すれば
することはいくらでもあるが
秋雨じゃ
休んで参ろう。
学コン残りの一題
先は見えているが
うまく説明する事が出来ない。
昨日のNAGAIちゃんの電話対応業務
グー猫をまた読んだ。
なんど読んでも面白い。
猫好きなまんが家の話だが
なかなかこうは描けない。
昼食のあと昼寝
散歩の前に合格の一報がある。
よく教師冥利につきる、という言い方がある。
私にとっては
それは担任生徒の合格につきる。
今年は進路担当でもあるので
いわば全責任が私の手中にある。
がんばるのは本人であって
私はその回りをうろうろしている一人に過ぎない。
のだが朗報は掛け値なしにうれしい。
思えば4年前にこの職場に採用になったときに
進学実績をあげる、というのがいわば私にあたえられた
ひとつのMISSIONであった。
30になってからも東大を受験し
50を過ぎてからもZ会三昧の私であるから
受験世界は好きなワールドである。
それでもまったく正反対のなりたちの職場であったから
慣れるまでのストレスで失明しそうにもなった。
その結果がこれから出るのである。
片目つぶしてまでやってきたのだ、
これくらいの見返りがあってもいいだろう、
そんなことを思わせる電話だった。
詳細に述べたいところだが
ブログの性格上控えざるを得ない。
娘の受験の時も十分楽しませてもらったが
今回の例もネタ満載である。
私は久しぶりに上機嫌になる自分を許した。
例によって地元吉祥寺三鷹と
1日1万歩をやりながら
小物(100円ショップでコイン入れヨドバシで写真の額縁など)
を購入。
帰宅すると悲報が待っていた。
3浪もした私は不合格のつらさを良く知っている。
あれだけやったのに通用しなかった、
なんだか全世界から拒否された気がする。
AO受験はお見合いに例えるとわかり易い。
おつきあいをしてお互いに手の内を見せながら
最終面接となる。
これで拒否されるということは
要するに、好かれなかったのだ。
告白してふられるのと一緒である。
なんで自分が選ばれなくて
他の人が選ばれたのだ。
そのわけがよくわからない。
だから改善の努力のしようがない。
一般受験なら、結局は点数が足りなかったのだ。
これははっきりしているから、
再チャレンジにせよ、あきらめるにせよ、
納得しやすい。
実際、東大などは不合格者に、
あと何点不足していたかを
ランクで示して教えてくれる。
ADOMISSION OFFICEなどという正体不明の斡旋業の判断で
合格不合格がきまるAO入試の方がダメージは大きいかもしれない。
私は自分の書いた推薦文の箇所を2つ思い出した。
その時にはあれ以外の書き方はなかったはずだが、
ほかに書きようはなかったのだろうか、などと思う。
楽あれば苦あり
WHAT GOSE UP
MUST COME DOWN
うまく気を取りなおして
次にチャレンジしてくれるよう祈る。
これでAOは3勝3敗となった。
これから来年3月までこれが続く。
Posted at 22時15分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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