ぱーこシティ

北池袋

今日の一句
アラ骨もすべて平らげ秋刀魚かな　浮浪雀

K君の3年半ぶりの新作を見に行った。
この３年の間にK君はニートから
家電販売員に転職、忙しそうに働いている。
それをネタにした「販売員」は
とても３年半ぶりと思えない安定感で面白かった。
ネタもいいが、やはり役者が面白い。
これなら何をやっても面白い、に違いない。
私は長年教員をやっているが、これをネタに
「臨時教員」などという一人芝居が出来るかもしれない、
などと思った。
もともと授業が芝居みたいな物だから、
逆をやればいいわけである。

次は2人芝居で、これも何年ぶりかわからないが、
Mさんがすごかった。
現役高校生時代に、舞台上一人で叫ぶシーンのすごみそのままに
もう始めから圧倒的存在感で目が離せない。
素と役の微妙な混じり具合もしろうと芝居の魅力で
年齢を重ねた分だけ魅力がでるのだから面白いものだ。

最後の４人芝居の冒頭
K君とKさんの掛け合いが絶妙。
Kさんも演劇はやっていないと思われるが，
自然な演技でこれまた存在感を示した。
N氏の演出と思われる、はいはいダンスも
そこはかとなく微妙におかしい。

1時間500円の挨拶程度のコストだが
そのコストパフォーマンスは高かった。

演劇部の高校生諸君！
プロになどならなくても
部活の経験は一生ものだから、
ともかく当面の課題に集中しなさい！
と激を飛ばしておきたい。
その実例を見た思いだった。

お疲れさまでした。

朝

今日の一句
島の秋野外映画の寅次郎　浮浪雀

テスト最終日。
採点入力解答作り、
提出物チェック
その合間に
面談２件。

結局下校はいつもと同じ6時半。

♪いつもいつも想ってた

今日の一句
秋の宿昼間の富士はあのあたり　浮浪雀

試験監督採点入力
と一連の試験関連業務
大学教授の営業対応
直前補習
保護者と電話連絡
永年の課題が一件落着
などをこなすうちに
あたりはとっぷり暮れの介
6時半下校

１年２組

今日の一句
天高く硝子戸の中の１日　浮浪雀

夜中の３時半に起こされる。
出口でもめている。

毎年秋に入ると出口問題がある。
今年はピンクの小粒で対応した。
小粒のくせにけっこう仕事するらしい。
ゲームと同じノリで
取り説も読まずに服用した。
そんなことするからよう、
と妻は言った。
まあ、その通りかもしれない。
出口ではでんと構えている奴がいる。
そこへピンクの小粒にそそのかされた連中が押し寄せる。
そこでもめる。

1時間ほどで片付くと思ったが
延々と押し問答をしている。
出勤する時刻になっても
一向におさまる気配がない。
弁当は詰め込んだが
朝食はとれなかった。

職場に必要な事項をメールで依頼。
欠勤連絡は電話で口頭承認を得る。

こうなれば娘愛用のichijiku様の説得にたよるか
などと考えを巡らせていると、ついに
小粒にのせられた連中が出口に勝った。

一応の決着をみたのは11時を過ぎていた。
8時間ちかくもめていたわけだ。
疲れるのは当たり前だ。

ほっておけば仕事は増えるばかりなので
午後から出勤しようとも思ったが
まだ残党がいてもうひともめありそうな気配。
いっても仕事にならないと判断して
硝子戸の中を決め込んだ。

午後は病人らしく寝込んであたりが暗くなったころ
たまっていた郵便物を読み、ようつべで
福田首相辞任のTVをみたりした。
珍しくわかりやすい会見内容だった。

出口問題で欠勤するのは
30年ぶりである。
近頃になく良く寝たので
良しとしよう。

カフェ

今日の一句
東京に寄せる思いや秋の風　浮浪雀

本日は朝から営業
といっても守衛所から
センター入試要項を持ってくるだけ。

1時間遅れで出勤
総合デザイン企画社からの営業対応。
相手を間違えているという思いが強い。

面談2件
一つ決着がついた。
授業授業

ブログログイン不可問題
ユーザーIDを勘違いしていただけのことだった。
試験前補習２件
6時半退勤。

ミステリーサークル

今日の一句
菊の日より有名な救急の日なのね　浮浪雀

本日の業務はHPのうp
試験準備。
面談しなくてゃならない人が多すぎて
調整がつかない。

授業面談授業ときて
会議となる。
５時半下校

本日恒例の例会
場所は練馬の実力
昭和風の喫茶店である。
まんがなどがたくさん置いてある。
今日はブラックジャック１７巻を手に取って見た．
天才手塚治虫、１話完結のネタが満載で
これで映画が何本もとれるだろ
と思われた。
この漫画本は
だれか見知らぬ他人が手に取った物である。
なんだか気持ち悪い。
消毒などしなくていいのだろうか、
と思うところが平成の感性だと気づいた。
そういえば、やたらとデスポーザルが増えたし，
調理人がポリエチレンの手袋をしているのも
目につくようになった。
強迫的に潔癖さを追求するのが
当たり前になっているかもしれない、
と昭和風の店で思いました。

やや思惑と違ったようだが
なんとか例会となりました。

秋ですねえ．

校舎わき

今日の一句
suica忘れてさ、とK氏またかよw　浮浪雀

本日基本試験関連業務
面談2件
それで試験前補習ができなかった。
まあ致し方ない。

なんだか気候が秋っぽくなってきた。
最後に教室を見回りに行くとき
なぜか父の事を思い出した。
自分定年近くなって朝晩仕事している
と階段登りながら思う、
父は晩年長年勤めていた
小さな電気会社の嘱託みたいなことして
毎日勤めに行っていた。
父が自分の今の年齢の時
自分中学1年の計算になる。
中学1年の時の自分がどうだったか
ぼんやり覚えている。
今の中1が今の私を見ているように
当時の自分が父を見ていたことになる。
なんだか呆然としてうまくつじつまが合わない。
父は肝硬変で死んだ。
69歳だった。
あと9年か。

暗くなった教室に入って
日めくりをめくる。
本日も異常なし。