2012年06月10日(日)
山女魚 [日記]
今日の一句
伝説の山女魚に会えず息果てり 浮浪雀
年に一度の恒例の研修会
今回のメニューは
S工業大学学長先生の
虚数が明らかにしたミクロの世界
iの導入から始まって、おなじみの
eのiπ乗+1=0を示す。
級数展開を使った数学的な話から
シュレディンガーの波動方程式の解が
iを使わないと記載できず、それゆえ電子軌道も表現できない。
素粒子論のおける数学の重要性を強調するところの紹介
次が理事長先生の
算数・数学教育の動向
戦後の学習指導要領
基準の改訂
これからの教育
という日本の数学教育に関するお話.
元文部省調査官
なので、上から目線の講演でした。
次が
ビジネスモデルファシリテーター
なる若きカリスマコンサルタントの講演
この人、経歴が面白く
ビジネス書でトップセラーを出版して
中小企業のコンサルタントをしているような起業家
プレゼンも情報量多く、頭が良いイケメンだが
どうも信用できない感じのヤツ。
世の中の一端を見た思いがした.
午後はロールプレイと称して
中学校数学の課題を授業する。
1.abという式に、a=3,b=4を代入すると、34ではないのですか?
2.(2x+1)/3 ー (4xー3)/2 の計算の答えは、-8x+11ではないのですか?
3.1次方程式では、移項するとなぜ符号が変るのですか?
4.連立方程式では代入法とか加減法とかがありますが、問題によってどちらを使用したらよいかわかりません。
5.2次方程式の解はいつも解の公式を使って求めるのですか?また、解はいつも2個あるのでしょうか。
6.2次関数での「変化の割合」とは何ですか?1次関数にも変化の割合がありあますが、どこが違うのですか?
とかいう課題を4人ばかりの生徒役を相手に授業する。
生徒、先生役は交互に代わるから、計5回模擬授業が行われることになる。
塾の先生や大学院生が相手なので、私にとってこれは
いわば他流試合である。
判定員は協会のベテラン講師陣。
私の圧倒的な好評価に終わるが、塾のプロ講師からツッコミが1件
これはまともな内容でご指摘ごもっとも、であった。
この人は板書の字が速くキレイ.塾予備校業界の数学講師に特徴的な筆体である。代ゼミの名物講師も同じような字だった.
たまに外の世界の空気を吸うのは悪くない。
朝は梅雨晴れの快晴だったが
帰りは小雨じめつく梅雨空に戻っていた.
ところで朝のゆりかもめで1年ぶりに会った人
私と同じアヤシいおっさんであるが、元国鉄マンであることが判明
オーデオに二千万注ぎ込んだ、というので
部屋から作ったんですか?と聞くと
そうではない。機材だけでかかったんだの答え。
これは眉唾というやつかと思って次々聞いて行くと
どうやら本当らしい.
EMT930やら927、もちろん管球式のプリメイン、SPシステムはALtec
メンテのときにサブにもう1台、頑固者のオヤジのビンテージオーディオ店・・・・
当然ディープなアキバの話題になり事実であることを確信した。
このおっさん、学長先生の講義のときも、
先生の言った事は間違っている、そういう論理はありえない、と
私にツッコミの同意を求めた。
私はなるほど面白い話だわい、と学長先生の講演を聴いていたが
元国鉄マン氏は
マクローリン展開に置けるsinの極限が1の話は
級数展開がsinの微分から演繹され、sinの微分はまさに
sinの極限が1から証明されるので、トートロジーだと言うのである。
いわれてみればそのとおりで、学長先生は承知の上で分かりやすい例だから、提示したものと思われる。
おっさんに、じゃ質問してみなさいよ、と焚き付けると
いや、先生知って言ってるんだ、と発言しなかった。
この含羞もいかにもおたくマニアっぽくって
このおっさんただモノではない。本物だな、と思われた.
地元QB.日曜日は混んでいた。
Posted at 02時47分
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