2014年02月21日(金)
春 [日記]
今日の一句
春浅き雑踏上空天使飛ぶ 浮浪雀
4時半頃まで起きていた。
2度寝の仮眠から目覚めると
いつもより2時間遅れの起床となった。
これでは間にあわない。
1時間休暇を取って
養殖出勤となる。
金曜日は新聞の読める日だが、
連絡調整、パソコン室、保健室と
校内ウオーキング。
私は毎日1万歩以上歩いているが
通勤に6千歩、校内歩行がそれ以上である。
年度末業務をいくつか手がけた。
昨日のメール事件はそれなりの決着を得た。
食事掃除の後、都会方面へ出張
生活指導担当者会議
22校の私立学校の担当者が結集
今年1年のまとめと来年の課題を報告、連絡する。
業種がら本音と建前の両方が必要なので,
2時間報告会の後、隣の会場で納会となる。
以前、3年間ほどこの会は参加した
業務分担が替わり、今年は出席資格を失った。
今日は急遽の代理である。
各校のまとめは
SNSがらみの指導
いじめ対策
不登校
学園祭・生徒会の状況
最近の生徒の動向
住民クレーム対応
盗難、生徒間暴力
と言ったものである。
最後に人事の確認がある。
私は自校の報告を簡単に終えて
自分は今日は代理で来た。
来年度も今年同様現担当が参加する。
私は定年で、いろいろお世話になった
と挨拶した。
自校の報告では、建前を少し破いて
日頃の持論を展開した.
出口付近の座席だったので
隣の納会ルームへは一番ノリだった。
12人がけのテーブルが4つ。
私は一番奥の席を取った。
座席は自由である。
やがて隣からどやどや本音モードに入った人たちが入って来た
日頃親しい間柄で集団を作りそれぞれの席に着いた。
私のテーブルには誰も来なかった。
最後になって、今日の企画の幹事校の先生と
この会の会長校長先生とその取り巻きの方々がお越しになった。
挨拶、乾杯の後歓談となる。
私には自分から話かける人がいない。
知った顔を見るがその所属もよくわからない。
生活指導は体育会系のマナーがある。
私のグラスにも若い先生がビールを注ぎに来た。
私もその人に返礼してグラスを満たした。
私の隣に座ったのは、幹事校の40代の先生だった.
「定年後は悠々自適ですか」と話しかけて来た。
もちろん社交辞令である。
相手は私を覚えているようだったが、私はこの方との関係がわからない。
「いや、仕事がある限り毎日家を出ます」
「以前ある校長先生で在職のときはしっかりしていたのに
退職後のある会の挨拶を聞いたら、もうぼけていてひどかった。
人間何かしていないと終わりですね」
社交辞令にしては乱暴な発言である。
相手は聞いていなかった。
後から来たこの会の大物先生を見つけると
ささっとビールを注ぎに席を立った。
私はビールを3度ほどあおった。
何人か知った顔が他の席にいるのを見ていたが
相手には私が見えないようなのだ。
いや、見えているのだがそれは雑踏の中に他人を見るのと同じ表情だった。
10年前に前の職場を退職するときもそうだった。
私が自己都合で退職する事が知れた時
それまではやあやあと挨拶していた同僚がなんだかよそよそしくなった。
数名の親しい人を除いて、部外者にあった時と同じ反応をする。
形だけは黙礼するが私を見ていない。
私は透明人間になったのだ。
勤め人の喜怒哀楽は仕事上のものがほとんどである.
それを共有しない人間はいないと同じである。
顔は知っているがこいつはもうこの世界の人間ではない、
と現役同僚たちの顔が言っていた。
先ほどの建前会合で私の定年は知れた。
それ以前にすでにこの会には参加していない。
今日は代理で勤務校の代表として来たのである。
公立学校の時もそうだったが、生活指導の集まりは全員出席である。
もし担当者に不都合があった場合は必ず代理が参加する。
学校の仕事で表の顔は教務、裏の顔は生活指導である。
裏を押さえておくことは、危機管理上必須である。
教務の教員が集まる事はあるが、それは制度上の事務連絡で終わる。
このような納会がおこなわれることはまずない。
いけね、出勤時間となった。
以下次号
Posted at 04時49分
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