2021年08月02日(月)
水鉄砲 [日記]
今日の一句
水鉄砲連続発射の新兵器 浮浪雀
あいかわらず画面を見て過ごしている。
ネットあさりやolympicTV
犬神家の一族はやはり1976年版がよろしい。
坂口良子とか岸田今日子とか。
今日も1日家にいる予定だったが、
KIDS業務で欠員の報告があった。
出かけると降りる駅で、大丈夫なんとかなる、と連絡が来た。
それなら無駄な出費は避けたほうが良かろう改札も出ずに戻ってきた。
乗った駅で降りるわけに行かないから隣の駅で降りる。
時間つぶしに本屋に入ると、50年前の知人の本があった。
オランダの生物の教科書を翻訳して白水社が出版した。
2800円もするのでとても買うわけには行かない。
本は私が買ってもいいもんだが、1冊1000円未満でないと
高い気がして手が出ない。だからめったに本は買わない。
著者の言うには、日本の生物の教科書は人間に関する項目が大変少ない。
自分も新しい「科学と人間生活」の執筆者になって、微生物の項目を担当し
ウィルスのところを書いたが、文科省の担当者が扱う範囲ではないと載せなかった。
扱う項目を決める学者が基礎生物系に偏っていて、医学系の人は居ない。
こんなことで日本の生物教育は大丈夫なのか。現にこのパンデミックで高校生の妊娠数が増えていると朝日新聞に載っている。これは生物教育がいけないのだ!オランダの教科書を見てみろ、ちゃんと避妊も載っているぞ。と義憤にかられての出版である。
私は50年前、彼とsomatic mutationについて会話したのを思い出した。彼の実家はお寺で坊さんになるか学者になるか迷っていた。私の知る限り私の年代の学部生で一番出世したのが彼である。現在は東京理科大学大学院教授で東大名誉教授である。もちろん50年前以後、直接話しをしたことはない。出版物で彼の名前を見て知ったのだ。
私は避妊なら保健体育の教科書に載っているのではないか、あるいは家庭科の教科書にありそうだ、と思ってビルの2階分を専有しているその本屋を探したがついには見つからず、結局小学生のさんすうコーナーに行って、東京出版から宮本パズルが出版されているのを発見した。そばには開成、筑駒の出題101とか魅力的な本もあった。1500円するので諦めた。
とまあ本屋で時間を潰して、歩いて帰宅。疲れたので轟沈して夜中の3時半に起きた。これは中途半端な時間だ。2度寝には遅すぎるし起きて出勤するには早すぎる。
Posted at 04時36分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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