2021年11月01日(月)
鰡(ぼら) [日記]
今日の一句
結局は名前の変わる鰡と鰤 浮浪雀
この日の林先生
寿司の日にちなんで、冷凍マグロの解凍法
この日は記録を取ったはずだが、
どうも頭で思い出しただけで、入力しなかったようだ。
1日にいて、外出したのは郵便物を出しにいっただけだった。
昨日作った巡業公演のマニュアルをメールで送って
(というのも昨日は日曜日で、この日に送っても相手は学校でみられないだろうから)その返事を確認。
スタッフが休んだので、利用状況を聞いて出勤しようと思っていたが
電話すると大丈夫のようなので、結局外出しなかったのだ。
送ってきたバンクシーが監督したという
EXIT THROUGH THE GIFT SHOP
を見た。一応ドキュメンタリーということになっている。
ロスアンジェルスに住んでいるフランス人の古着屋の店主は
ビデオカメラをいつも手から離さず、なんでも記録する。
この親戚にインベーダーというストリートアートを行なっている男がいて、
タイルにインベーダーゲームのイラストを描いてそれを街中に貼っている。
さっそくその行動を記録するようになる。
そのうち他のストリートアートを記録するようになって
その仕事を手伝ったりするうちにバンクシーのことを知る。
その記録を取りたいと思うが、バンクシーは正体不明だから連絡のしようがない。
バンクシーがロサンゼルスに行って活動しようとしたときに
ストリートアートとの仲間からこの男のことを知り、活動場所を案内してもらう。
バンクシーに同行して記録を取るうちに、バンクシーの信頼を得て
イギリスのバンクシー一派の活動にも加わることになる。
バンクシーの仲間は彼を疎んじていたが、ヴァンクシーの活動の記録を見て
自分たちが知らない、一般人の反応が見られることがわかり、メンバーからも認められる。
デイズニーランドでのバンクシーの活動も記録されている。
この時は警備員に捕まり、あやうくばれそうになるが、秘密を守って
バンクシーに危害が及ぶことはなかった。
バンクシーは彼の記録を映画にするといい、と助言して
かれは膨大なフイルムを編集してストリートアートの記録映画を作るが、
これがトンでもない代物で雑多なフイルムを繋ぎ合わせただけの作品だった。
バンクシーは自分が薦めたこともあって、悪くない、とかいうと
この男その気になって、自分もストリートアートを始めて
展覧会を開くことになった。MBW(MISTER BRAIN WASH)の誕生である。
まったくアートの経験もなく、初めからでって上げのイベントを企画
それが当たって、マドンナのアルバムを頼まれるまでになる。
イベントの売り上げは70万ドルにも及ぶ。
この男の話自体がバンクシーのフェイクであって、題名からもわかるように
バンクシーが現代美術のことを批判している作品とも言われている。
といった大変知的な(ドミュメンタリーに見せて、メタな視点から自己言及も匂わせている)作品で面白かった。
そんなわけで外出せずに1日過ごしたが、
この記録を書いたつもりがサイトに掲載されていなかった。
自分としてはたしかに書いたつもりで、このサイト用の写真まで用意したつもりだ。
(その写真はパソコンのゴミ箱に入っていたので、偽の記憶ではない)
認知症を描いたFATHERのように、何か変だ、なんだかとんでもないことが起こっている、と不穏な感じ、自分の存在がフェイクになっていく感じがして、スリリングだった。
そこで再現
Posted at 00時21分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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