ぱーこシティ

季節

今日の一句
人類が好む戦争と平和諸国民　浮浪雀

ドクターX
相変わらず部品を入れ替えて遊んでいる。
問題解決も大衆的。シリーズ末期にくるといままでの財産で
なんとか話の流れはできる。だが以前のものより切れ味が悪い。
これは脚本がよくないんじゃないか。

今日の林先生
もみじシリーズ
もみじの色は色々な色が混ざって美しい。
というエピソードは思い出したが、質問と答えは思い出せなかった。
今日は外れたのは覚えていた。
「紅葉が美しくなる」秋を表す言葉は？
答えは　千秋と錦秋とボケの三択。

これは質問が質問としてこなれた表現ではない。
秋を形容するのに、紅葉の色どりをもとにした表現は？
とすれば、もみじと秋の関係もわかり、答えも思いつきやすい。

単純記憶よりエピソード記憶に絡めて覚えるのが老人の記憶法か？
認知症のテストに、ここはどこ？今はいつ？私は誰？の質問が初めにある。
見当識の質問だが、この３つがまずは重要な自分の情報なのか？
これがわからない症状は認知症ではなく、記憶喪失だと思うが。

いきなり思い出すが、テスターの臨床心理士は
「ここはどの地方ですか？」と聞いたのだ。
私は地方？（背景で痴呆という連想が流れている）を答えるのか、と考えて
関東地方東京三鷹市と答えた。
すると相手は「場所は？」と聞くのである。場所？ここでも考えて
シルバー人材センター、と答えた。さらに「何階ですか？」と質問が続く。
「2階」これで相手は納得して次の質問に移った。
これ、初めの質問おかしくないですか。

結局は人間は記憶の束、ということか。
もはやここにも今にもそして自分にも関心興味が薄い。
人間やめますか？

オルテガ
大衆の叛逆
19世紀、ヨーロッパの人口は3倍以上に増えた。
産業革命で農村から都市に大量の人が移動し、
それらの人が、大衆となった。
大衆とは、人と同じことが快楽となり、トポスの存在証明もなく、根無草の集団である。これが異質者を糾弾し排除する。庶民とは違う存在。
専門家は、自分の専門分野については知者であるが専門外においては無知である。この点で彼もまた「大衆」と同じ属性を持つ。
オルテガは哲学者だが、これは社会学の方法論ではないか？

私はお茶に行きたい、ジェンダー問題がしたい、という西葛西の女生徒がいる。
えっ？無理なんじゃね。と思うが答案を見ると、自分の字に込めた美意識が
桜蔭の女子に似ている。これは集中してやればいけるかもしれない、と思う。
女子の字体を見れば、文字を書き込んでいる人か、書くときに意識して書くか、
といったことがわかる。というよりは字体とその人の結びつきを何人か知っている。

この場合の「その人」を表す中身で一番知っているのは成績である。それは私が教員をやってきたからだ。それ以外のことはあまりわからない。普通の教員ならこれは当然の知識である。ただし、経験した学校によってその中身はだいぶ異なる。私の経験は数において多数派ではない。話がそれたが、私の行っている学校は芸能学校なので、その女生徒も美人の上スタイルも良い。そして道を外れている。ジェンダー問題を経験するのに芸能は一番先端的なので適しているが学問するなら社会学だろう。

キッズ業務。
ソファー変更問題。
かっての職員の先生が使わなくなった革製のソファーを持ってきた。
これを使ってくれないかというのだ。それを管理者の事務職員に伝えると、
いいものならこちらの応接室で使わせて欲しい、という申し出である。
一方私の通っている施設のソファーはだいぶ痛んでいる。そこで次のような3点移動が成立した。

かっての職員のもの→応接室、応接室のソファー→キッズ関連施設、キッズ関連施設のもの→廃棄物倉庫
人事異動のような3点移動。構内なので移動手段はリヤカーである。私も一人がけのソファーは運んだが、大物は若い人に任せた。これで1日分の仕事を終えたましたね、と現役職員に言われた。

しかし仕事はまだまだ続く。
冬休みの職員配置を検討、打診のメール。
本日の算数ゼミのネタ配置。
半分を過ぎてやっとほうっておいても問題に取り組むようになった。

その子に合わせた問題を考えるのが大変。
東京出版の基礎問題集がいまのところ最適。
当初はもっと難しいものを考えていた。
そちらは先生方がよく取り組んでいる。
先生はやはり大学受験を経験しているので、この手の問題は無視できない。

今日の帰りの怖い話。なんでもぶった斬るチェーン鋸男VS絶対切れない鎧男の対決はもういい。他の話にしろ、とのご要望なので、アマゾンの巨大土蜘蛛、という話を思いつき、その後でこの前見た巨大ガマ対サソリの対決を思い出した。男の子はなにしろ戦いが好きだ。

帰宅後フロメシでNPOのzoom会議というよりは雑談。
主宰者のK氏から巡業公演ででられない、という連絡があった。
私はその巡業先を記憶違いしていた。自分では記憶違いをしていることはわからない。それが当然だと思っているからだ。それを口にするとメンバーからそれは違う、という指摘があった。私は自分の記憶に自信があった。確かにそういう名前をメールで見て記憶しているのだ。しかし、口ではそうかなあ、といってその話題は流した。雑談のポイントはそこにはなく、来月は休みで1月は対面でやりたいとK氏が言っていた、とのいう話の流れになった。

K氏からきたメールを確認したところ、私の記憶が間違っていた。K氏が巡業にいったのは、3文字の高校で、私の記憶したのは2文字の高校である。ただしその中の漢字が1字だけ同じだった。私はK氏のメールを見た時、あれ？K氏が行くのはこの高校か？と不審の念を抱いた。この巡業企画では聞いたことのない高校なのだ。自分で記憶違いをして自分で疑念を抱いていれば世話はない。

人間は記憶の束である。束の中にいつも異物が混入していれば、それはその人間がおかしいということになる。

疲れて寝て3時すぎに起きた。早起きか？２度寝か？それが問題だ。

人出

今日の一句
落葉を踏み締め人出の絵画館　浮浪雀　

今日の林先生
もみじシリーズ
もみじとは何の肉
鹿

答えは覚えていたけど、問題は忘れていた。

今日はシルバー人材センター紹介の
認知機能判定アプリケーション（ONSEI+)の開発に関する研究
の被験者。
65歳以上の認知症予備軍の老人を集めて、パソコンの質問に音声で答えてもらって、その反応から認知症に移行する度合いを判定するアプリを開発する。
データはAIにいれて判定材料の助けにする。

まず初めに会場は狭いので人が集まるのを避けたいから5分前に来てくれ、と葉書に書いてあった。律儀にまもって6分前に行ったらもう会場には人が沢山いた。インチキ野郎め。
三人ほど老人が集まったところで係の人が説明文書17項目を口頭で読み上げ、この研究に協力するか聞かれる。17項目は、この研究を断っても損はしない、とか、個人情報は漏れることがない、とか論文に書いた後では訂正がきかないとか、碌でもないことが延々と書いてあった。これだけでろくな研究でないことがよくわかる。こうやって最初にこの研究の被験者を引き受けるかどうか判断することがスクーリニングになってるじゃないか。私はさっそく言葉尻を捉えて質問する。すると一緒いた人もどうでもいい質問をするではないか。そうか老人は寂しいから構って欲しいのだ。
女性係員がやってきて、あれこれ付け足した。私は勝手にも、仲間ができたのでとたんに嫌になりさっさと契約書にサインした。これで二千円ゲットである。

次に行ったところは30代の男性がテスターだった。私は臨床心理士の＊＊です。このバイトでいくらもらえるんだ？一体。臨床心理士は聞き取りやすいように、少し大きめの声で滑舌を意識して応答テストをした。私はその口前をして滑舌を意識して応答した。
品物を3つ唱えて復唱する。これは後で聞くから覚えてください。ボール、旗、さくら。数字を復唱。数字を逆から復唱。荒川区東日暮里4丁目渡辺＊＊。これを復唱。後で聞くから覚えていてください。100から7を引いて出た答えからまた7を引いて、やめというまで計算してください。認知症テストの簡易版である。渡辺＊だけ思い出せなかった。

次は別室でipadをみながらヘッドフォーンとマイクで応答する。数字を読む。西暦1970年11月4日木曜日と出たのを読み上げる。数字を連続して言われる。3番目の数字を言われたら、そこから２つ前の数字を答える。このパターンは初めてだ。

3、7、8（3）、9（7）、4（8）、5（9）
（　）が私の答えである。次は二桁。
14、52、73（14）、86（52）、25（73）、
これはなかなか難しかった。集中がとぎれないように、ふたつより前は忘れていい。数字を聞き取りながらそれを覚えて同時に二つ前を思い出して発語して、次の数字を待ちながら今発語したものを忘れる。これを流れるように同時進行させる。
次はmacbookで画面に出た言葉を読み上げる。坂本一さんは目標日にバナナを7本、水を3本、くつを 5個買いました。私の発語を録音して次に進む。最後の方はパソコン固まってくるくるマークがでたままになる。女子職員があせってクリックをするが先へ進まない。西暦1949年5月23日金曜日。どうでもいい意味の羅列で嫌になる。束子、牛蒡、など読みにくい言葉がでてくるが、それを女子職員が発音して指示する。（それじゃいみないんじゃないか？）女子職員は一度漢字の読みを間違えた。私は正しい読みを発音したが、これはひっかけじゃないのか？
45分ほどでおわり、部屋の外へ出て被験者は終わる。出口で茶封筒に入った2000円をくれると思ったが、係員は誰もいない。あとで振り込まれるのか、商品券でくれるのか、まったく要領を得ないまま建物の外へでた。
認知症かどうかはやはり人に判断して欲しいところだ。AIの方がデータが多く正確だろうが、私はやはり人間に判断して欲しい、パソコンを振り上げて叩きつける絵が浮かんだ、何がAIだ。復唱と記憶の想起だけで認知機能がわかるのか。それも中途半端に無意味なことを想起、記憶させやがって。

歩いて帰宅。途中でC大学のT先生から大学の先生になる口利きをしたいがその気はあるか、と打診がある。途中に二人人が入っている。電話番号を教えてもいいか。問題ない、と偉そうに答えて電話を切った。そんな話があるわけがない。年は72だし修士は出ていない。論文実績は丸でない。大学生を相手にすることはない。T先生は何をとち狂っているんだろう。いつも偉そうに断定した物言いでいっているからそう思うのか。冗談半分なんだけど。ま、先方がどう出るか様子を見るのも一興だ。

国立競技場に行くことになる。
歩いて三鷹、銀行で出金、郵便局の隣のパスタ屋。北海道生パスタ。
三鷹ー新宿ー千駄ヶ谷
あとは歩きで国立競技場ー絵画館ー銀杏並木ー表桟橋ー渋谷ー吉祥寺
買い物してバスで帰る。

巡業公演先からまとめを送れと依頼がある。
他の件があって少しサボっていた。ともかくきろくをみて打ち込む。

帰宅

今日の一句
藪巻の作業が続くipod　浮浪雀

今日の林先生のことば検定
もみじシリーズ
もみじを使った郷土料理は？
天ぷら　和物

メダカのお世話
フィルターが詰まっている。
交換してから一月もたっていない。

西葛西業務
授業はyoutubeの中で使えるのを映して感想文。
昼食は海鮮丼。寿司屋だがイマイチ。チラシ寿司がメニューにない。

午後は昨日のレポート採点。40数枚を一気にやる。
1530撤収

帰宅後疲れてごろ寝。

たけしのその時カメラは回っていた。
東京の夜、というバブル時期の東京の話題だが、
私とは全く関係なかった。

お台場

今日の一句
冬の置物裏庭の焼却炉　浮浪雀

休日なれど週日なので林新生の言葉検定
今週はもみじ。
万葉集で紅葉を表す漢字はどれ？
李白の引用らしい。
黄葉　秋葉

発注者より連絡。製品１２枚をドトールで渡し説明。
920三鷹駅→神田→新橋→東京国際クルーズターミナル。
担当の先生が自動車不備で来られない。急遽スタッフにヘルプを頼み対応。
11時18分にきた。
ざっとみて
あとは下で待って、レポート受け取り。
驚くことに予定者のほとんどが参加。
用意したレポートをデイリー山崎にコピーしにいく。
どうもここで小銭入れを忘れたらしい。

最後に残った二人からレポート受け取り、撤収1530
ユニコーン・ガンダムみて東京テレポート→大崎・大崎→渋谷→吉祥寺→自宅バス停

疲れたので、レポートの採点もせずに寝る。そのあとどろろアニメ（2019 WAPPA＋虫プロ）を見た。

午後

今日の一句
短日やなぜか不調のプリンター　浮浪雀

今日の林先生
紅葉シリーズ
もみじの由来は？

注文品の世話。今回もうまくいく気がしない。
別バージョンを考える。

西葛西業務
ビデオは早すぎてよくわからないとのこと。
明日の打ち合わせは結局なし。

丸亀、たまごとじうどん。
帰宅後、発注品。
結局それはつかわないで第1案となる。
プリンタが不調でなかなか刷り上がらない。
微妙に合わない。

へこみん氏、なんとかやっている模様。

明日のレポート印刷の話がくる。
結局12時を過ぎる。

立体音響

今日の一句
日向ぼこ坂道上る少女たち　浮浪雀

日曜の朝はボクラの時代
ミュージシャン三人。
コロナの時はギターの練習だそうだ。

画像作品の編集。
机の整理。いらない用紙を捨てる。
午後はK氏のロープ研修会
自分はできるので、これをこうして、というが
受講生は「これ」がわからない！と抗議。
まったく気にすることなくこうすればこうなる！とマイペース。
皆諦めて教えあって課題をたっっせいしようとするから
さすが元教員である。

終了後対面お茶。

帰宅後編集作業。終わらないうちに
へこみん氏と電話。3時間。
用事がある時に限ってこういうことになる。
なんちゃらの法則みたいだ。

武蔵野市側

今日の一句
眠そうなみかん大好き103歳　浮浪雀

土曜日は林先生の言葉検定は番組がない。
朝のニュースも大谷のMVPぐらいで大きなことはない。
東京の直下型地震があたちょうだが、これも震度3でたいしたことはない。
土曜日の朝は朝日新聞のBEの人生相談。回答者は四人いる。
一番好きなのが上野千鶴子。このひと私と学年が同じだわ。
今日は上野千鶴子だった。旦那にマウントされて面白くない、という相談だった。
上から目線で解説されるというのだ。manpleining?とかういう言葉まである。あるある話らしい。風と共に去りぬ、なんてこの観点だよね。
次が美輪明宏。ばっさり切るところがすばらしい。妖怪である。
そして姜尚中。情理のこもった話をするが、所詮はインテリ坊主の感じ。
最後に評論家の大学教授。若手。この人がまったくつまらないので名前も覚えていない。世の中はこういう人の回答も支持されるのか、と思って読む。

イシマ製作所の発注品。大きなポスターをA4で分割印刷する。adobeのイラレが使えるというが持っていない。READERでできるが、画像が大きくないと分割にできない。ipadで作った画像は大きくないので、拡大のソフトが必要。あれこれやってこの前入れたtoybiewerができるらしい。とりあえず見本の4分割を印刷してみる。なんとかなったので注文主に送る。

my tuner Radioというソフトであれこれラジオを聞く。日本のローカルFM局から世界の局までなんでもある。地元調布のFMを聞いて、PODのオールナイト日本、武田鉄矢の朝の番組など流して、結局orlandのoldiesをずっと流すことにした。パソコンのSPとipad proを同時につなぐと4スピーカーになる。Ipad proはボーカルと高中音が綺麗で音座の定位がすごい。これは前から気がついていたが、ipadの周りに小さな小人の楽団がいてそこで演奏しているようだ。ドラムセットや歌手やコーラスグループの位置までわかる。そこにパソコンの中低音が被って、箱庭のコンサートホールみたいな感じになる。さらに局によりインターネットの経路差で音がずれる。これがホールの音響みたいな効果を生みなんだか音の小宇宙が机前方30cmに繰り広げられる。なかなかすごい。ごほうびにproバージョンを1200円ほどで買った。サブスク（これって結局月払いってことだよね）は嫌いなので、1000円台ならアプリは購入する。

そんなことをしながら、金曜日の巡業公演のまとめ。A3の絵はコンビニでスキャンしなくてはならない。今回は最近になく苦戦した内容だった。これは担任が苦戦していて、その上に乗っかった企画になってしまったからだと思われた。つまり学校で提供されることはなんでも面白くない。だから教室では教員ー講師の連合軍と一部生徒のヘゲモニー争いが起こる。携帯しまえ問題とか課題やりなさい、やりたくねーとか。つまりは教員と生徒の関係の問題がそういう形で噴出している。もちろん親子関係それまでの生育問題さらに生徒個人の資質の問題など全部がコンプレクススターンドアローンで出てくるので大変だ。うっせいわ、みたいな女子もずっとわめいていたし。まあ半分より少し多くはなんとか協力的で課題を遂行していたので、ここはやってよかったと思う。

夕方コンビニ行きついでにドラクエ散歩。4時前に出たのにすぐに暗くなる。

タモリ、日本はどうしてできたか、を見ながら轟沈。0時頃起きる。
寝ている間にへこみん氏から電話、留守番コメントが3分ほど入っていた。
ネットに、引き出し屋に1300万円も支払って家から連れて行かれたのに、二年ほどして息子は遺体で発見。憤懣やる方ないという母親（80代）が厚生省にあてた手紙、という記事があった。

風と共に去りぬ、終了。最後にメラニーとスカレットオハラの友情物語になるが、ちっともわからない。そもそもタラの土地にもどれば、tomorrow is another day!と希望の言葉が出てくることからまったく同感できない。私に土地の執着感が全くないからかもしれない。高校生がこれを、ともかく寝るか、と訳したというエピソードは面白かった。登場人物四人をパーツにしてその組み合わせで物語を進めていく、そこに作者の手腕がある、というのが面白くないんだろうなきっと。なんでも最後のシーンを書いてから逆算して最初の方を書いたそうだから、メラニーの複雑なキャラクターに作者自身が驚嘆して、バトラーにメラニーの瞳の奥の奥を覗かしていたりするんだ、というのが翻訳者の実感である。
ドクターXもこの前の回はどこかおかしい、と思いながら見ていた。キャラクターの行動とセリフになんの必然性もない。こういう組み合わせなら面白いかもしれない、といった脚本家の安易な意図が透けてみえる感じがした。中園ミホじゃなかった。彼女の書いたものは少なくともキャラクターの心情の一貫性はうかがえると思う。