2006年09月15日(金)
十三夜 [日記]
今日の一句
十三夜昇る階段金曜日 浮浪雀
朝の3時半に起きて
10年前の日記を見る。
ブログが始まる前から
私はしつこく日記していた。
これは公表用ではないから
実名記載である。
いろいろ思い出した。
私どもの年代の常として
仕事づけである。
よくまああれだけやったものだ。
仕事以外では、
これまた仕事のように
ゲームをやっていた。
ドラゴンクエスト
バイハザード
ときメモ
とビッグタイトルは
とりあえずチェック
10年経って
仕事づけは相変わらずだが
ゲームはとんとやらなくなった。
見つめる画面が
TVの画面から
液晶のパソコンの画面に変わった。
インターネットにつないで
音楽を流しながら
あれこれみたり書き込んだりしているうちに
1、2時間は瞬く間に過ぎる。
見方を変えれば
パソコンに使われていると
言えなくもない。
毎日習慣のように
パソコン詣でをしているようなもので
これは宗教的行動といえるかもしれない。
神googleに宿りき
などと。
さて職場に行くと
今日で試験関係の日程が終わる。
答案返却は
すべての答案を返す。
試験が終わったすぐ後で
結果をすべてすぐ返す、というのは
あまり聞いたことのない
返却方法である。
普通は試験明けの授業で
順次返却されるのではないだろうか。
私の過去の公立校では
すべてそうだった。
年度末だけは試験の後に授業がないので
そういう日程をもうけていた。
試験期間は一種のハレの日であるから
普段と違う心構えが必要とされる。
大切な時期なので
緊張して過ごさないといけない。
遅刻などはもってのほかである。
扱いも普段と異なる。
その期間が明けるのが
ここではこの答案返却かもしれない。
(試験休みの制度も
このハレから日常に移行するためのものであろう。
スポーツ大会やその他の行事など
他の日程を組んでいることもよくある)
明日からの日常は
学期末の締めくくりとなる。
これはこれで
ある種の気構えが要求される。
私の高校担任も
その1/6を終えることになる。
そう考えると
まだ何もしていないのに
と愕然とする。
少年老い易く
学なり難し
一瞬の光陰
軽んずべからず
などと
気がかりな難題は
変化の兆しが見えたようだが
もちろんまだまだ気は抜けない。
Posted at 04時51分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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