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花火 [晩年]
今日の一句
宵花火今年は誰と見ゆるやら 浮浪雀
40年前の18歳の夏に
長野県の学生村に行った。
私の浪人時代(2)に少し書いた。
偶然、この夏は長野で研究会がある。
先日、兄から電話があった。
分科会の座長をする、という。
それだけ言って電話は切れた。
だから何だというのかはっきりしない。
もし来るのなら、顔ぐらい出せよ、
とそういう事を言いたかったのしれない。
さらに勤め先の美術部が
長野県で合宿をやるという。
私の担任をしているクラスの生徒も
多数参加する。
それで40年ぶりに
あたらしや、なる民宿に行ってみようと思った。
あたらしや古くなってもあたらしや
と575を書いて申し込みをすると
民宿あたらしやのおばさんは
「まったく東京もんにしてはひょうきんだね」
と言った。
そのはがきと当時の事を書いたノートは
4、5年前に確認した。
どこかにまぎれているはずである。
心当たりを捜したが出てこない。
ネットで検索すると
あたらしや、を名乗る宿は2つあった。
電話で確認すると、
どちらも40年前にその名前でやっていた、という。
一つは白馬駅のそば。
もう一つは少し離れた国際スキー場のそばである。
白馬駅のそばのあたらしやは
なかなか親切な対応で
まだ部屋はある、という。
もう一つは、夏はやっていない、とのことである。
どちらが私が40年前の夏に過ごしたところだか
確信はない。
前述した、浪人時代(2)には
信濃追分、という名前が出て来るが,
これは中軽井沢の隣の駅で
白馬とはまったく違う。
これを書いたのは1994.3月で
もう13年前になるが、
そのとき、いい加減な記憶で書いたものだと思われる。
それも確証がない。
民宿のそばの様子は
ところどころ憶えている
と思っている。
近くに青木湖という湖があったはずだ。
地図を調べると、白馬駅のそばに
確かにその名前の湖がある。
そういえば、白馬のルンナという歌があった。
内藤洋子が歌っていたはずだ。
そんな軽口を叩いた記憶がある。
白馬駅のそばのところで間違いあるまい。
はがきが出てくれば、その住所を見ればはっきりするはずだが
今のところ、どこにあるのかわからない。
40年前というとずいぶん昔のような気がするが
脳の中では現在の記憶とほんの数cmも離れていないところに
あるのだろう。
過去はいずれも脳内にあるのだから昨日も40年前も同じである。
それを脳の外で確かめておきたくなった。
白馬のあたらしやの人は
「そうですね。増築とかしましたから
ずいぶん変わっていると思いますよ」
と言った。
建物は変わっても、あの夏の空気感や夜の匂いは
変わっていないかもしれない。
確か橋のところで蛍を見た。
その橋はまだあるだろうか。
動けるうちに
一度確かめておくのも悪くない。
Posted at 23時06分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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