ぱーこシティ

駐車場

今日の一句
秋耕や♪遠き山に日は落ちて　浮浪雀

模擬面接対策
本来AO受験は
受験生個人と進学希望の大学との関係で
高校が口を出す性格のものではない。

しかし、このご時世では
本来もへったくれもない。
できることはなんでもやるの総力戦で
それは大学も高校も同じである。

授業2コマの合間に
受験作戦を練る。

午後は、立場が逆転して
進学説明会。
今日は本校にお越しいただいた
受験生と保護者の方々に
学校紹介と模擬入試の日程。

私は8分で模擬試験の解説。
受験生と保護者と同僚、教頭の前で
テンション勝負の絶叫数学解説を試みる。
興奮しているので、言い落としている事などおかまいなし。
ともかく強烈な印象を与えればいい。
もちろん解法をつけた解答は配布する。

同僚の先輩から
「こういう授業なら私が高校生の時に受けたかった」
幾分かの慰労の意味を込めて言っていただいた。
これはもちろん、
受け手が教員になるような方だからである。
でもまあ、悪い気がしないのも事実である。

それで疲れ果て
必要書類を1枚書いて終わる。

さて面接はうまくいっただろうか。

次々に受かるといいな秋の風

空

今日の一句
どこまでが宇宙の果てかな秋彼岸　浮浪雀

幼稚園、老人ホームと
あちこち駆けずりまわって終わる。
体調不良者が3名。
気がつけば10月も後半に入っている。
７時過ぎ下校

朝

今日の一句
窓際の硝子器が共鳴する時　浮浪雀

朝から書類書き
読書感想文委員会
授業×４
職員会議
書類整理で７時を過ぎる。

今日は調理実習の肉じゃがが健康食だった。
帰り吉祥寺で出すのを忘れていた写真を現像に出した。

季節

今日の一句
オホーツクあたりにあるよ雁の宿　浮浪雀

休み明けには
仕事がたまっている。
推薦関係書類を書いて
授業授業に営業関係対応２件
面談2件に
会議が２件
調査書チェックをしていたら
8時近くになった。

雨の夜

今日の一句
さわやかも売り物にする王子さま　浮浪雀

OFFなので
数学をやる。
自分で考える所が面白い。
黒板を写しているだけの人は
きっと退屈なんだろうな。
よく我慢しています。

放置していた仕事関連のメールをやっと出す。
あとはようつべっていた。

午後は昼寝をして
暗くなってから出かけた。
ヨドバシで
カメラのバッテリー、メモリー、ケース
プリンタのインク、
ゲームソフト資格検定DS
など購入。

perfumeのDVD、GAMEが来た。
さっそく見た。

レッスン室

今日の一句
爽やかやアンカーバトンでテープ切る　浮浪雀

休日営業は某音楽大学の見学会
芸術系といっても美術とはだいぶ違う。
美術はピンキリだが音大は金がかかる。
校門に入る前から、学生の車はこちらの駐車場へ
の掲示がある。
車で来る学生が多い訳ね。
女子学生が多いのも音大である。
基本、絹のブラウスが似合うお嬢様と勝手な妄想が走る。

まずは全体説明。
ビデオは練習風景を写せば
それで様子は大体わかる。
美大では学生の作品を見せるが、
こちらは演奏家本人が出ている。
やはり作品より人間の方が面白い。
これは好みだろうが。

学長先生のお話は
卒業生の活躍ぶり
ヨーロッパのコンテストに入賞
日本の交響楽団で本学の卒業生がいないところは
ないといっていいほど。
東京都には500名を越える先生が就職している。
音大ではもちろんトップ
一般の大学もいれると14位
具体名をあげない所が上品でいい。

私が以前から知っている卒業生は
山下洋輔
ジャズピアニストにしてエッセイスト
NHKにも良く出ていた。

次がキャンパスツアーで
８人ほどが一グループで
学生さんが案内してくれる。
当たり前だが全員女子大生。
服装は自前でカジュアルな中にも
気品ただよう活動的な感じ
といっても伝わらないとは思う。

やんごとなき某女子大では、説明担当者は
全員紺のブレザーにゆったりしたスカート
もちろん純白のブラウスにワンポイント（ここだけ人によって違う）
それが制服なのだそうだ。
つまり大学で制服があるのです。

私の入ったグループは
母娘連れが２組、　JK、男子高３、と私で７人
案内してくれたのは
声楽科の４年生
感情の出し方がストレートにさわやかで
なかなかの人物と思われた。

参加者の出身は
山梨県、群馬県、高知県、と
さすがに全国区である。
この説明会のためにわざわざ来たのだろうか。
男子は私を含めて２名
残りは女性である。

志望は、ピアノ、弦打楽器、まだ高１で未定
調律、だそうだ。
普通参加者の個人情報はわからない。
これは説明者が自然かつストレートに聞いたので
ついつい話してしまったのだ。
私のところは自然にとばした。
私が現役の音大志望者でないのは明らかである。

調律希望者には
えーすごいですね。始めてです。
音みなわかっちゃうんですよね。
あっ、これだめ、とかなるんですか
と参加者に聞いていた。
聞かれた男子高校生（３年）は
ストレートなテンションに押されたか
だまったままだった。
特殊才能を持った人間特有の寡黙さ、
とか言ってみたい印象だが
単に人間関係が不器用なだけかもしれない。
その無言の返答にも、まったく臆する事なく
次の４号館は、
とまったく自然に説明に入ったのには驚いた。

自分の発言に何の返答もないのに
それを無視するでもなく引きずるでもなく
微妙な間を置いて自然に次につなげるのは
なかなかの技である。
技というより素なのだと思う。

声楽は自分自身がメディアだから
そういう感じになるのだろうか。
今年の大学説明会の中では
１、２を争う高ポイントである。

施設見学では、
ずらりならんだレッスン室
リハーサル室
（スタインウェインのピアノは院生か卒業演奏でしか触らせてもらえません）
楽屋（一般の劇場と違って音を出してもいいように壁が完全防音、
出入り口も舞台とは横を向いている）
1300人は入る大ホール（残響は1.6秒）
300人ほどの小ホール（こちらは残響1.3秒。ここで私は先週歌いました。是非聞きに来てください）
など
普段入れないところが見られるのが楽しい。
美大もそうとうおいしいが
音大の公開コンサートや
卒業コンサートもそうとうおいしいはずだ。
こういう社会見学が仕事だから言う事はない。

そのあと関連学科の説明を聞いた。
ここも学生さんが３人で説明してくれた。
私は自分の生徒さんを頭に浮かべ
この感じと合うだろうか、などと考える。
こういうことは現地に行かないとできない。
今回は個別相談は特にない。

楽器をもちこんで演奏のアドヴァイスを受ける（予約が必要）
という企画もある。
美大で作品を批評してもらう、というのと同じである。

帰りがけに
さきほど説明してくれた声楽科4年生が
一仕事終えて友人と歩いていた。
私に気づいて
先ほどはありがとうございました、と言った。
私が、高校教員であることを明かして
色々な大学を回ったが
あなたの説明は大変よかったです。
今年のベストです。と言うと
隣の友人が
おっ、こらこらやるじゃない、
と肘でこずいていた。
まんま「のだめ」の世界である。

たっぷり半日使ったが
さわやかな秋晴れでありました。

整理体操

今日の一句
鰯雲予備校時代の映画館　浮浪雀

順延の体育祭
３年間は全体の進行を見る放送係だった。
今年始めて観客席から競技をみることができた。

近来珍しく
生徒諸君が熱かった。
良質の青春ドラマみたいだった。

おおむね立っていたのと
日に当たっていたので
予定外に疲れたようである。

反省会にも顔を出してみたが
会の終了を待つ事なく早退した。