ぱーこシティ

駅からさらに45分

今日の一句
コオロギを踏みつぶしそう秋日和　浮浪雀

営業で遠方のオープンスクールに行く。
片道3時間だから往復6時間
説明正味3時間で、結局1日仕事になった。
全寮制である意味教育環境としては申し分ない。

帰り雨にふられた。
バスに乗ると
となりの中年男が
「首を切られたからといって何だ。臆病者め！」
と大声を上げた。
皆知らん振りをしている。
「憲法9条が何だ。臆病者め！」
ますますアヤシい。
「オクタビアヌスのアヌスをねらえ。臆病者め！」
こうなると本物である。
詩人と呼んでもいいですか。
バスが走り始めたら、黙った。
その男の肩が触れる。
男は私の隣に座っているのだ。
下車駅まで隣だった。

管理職の先生方

今日の一句
夕焼けに向かって走る砂浜　浮浪雀

授業授業
書類関係
センター郵送にいったら
土曜日で窓口はやっていなかった。
例によって
なかなか食事ができない。

新宿住友ビルで研修会
終わって時間つぶしに
容疑者Xの献身
☆３つかな。
半分見て出て来る。

例会
みな元気そうだった。

解体中

今日の一句
大夕焼彼岸の土手が大火事　浮浪雀

昨日の抗議の一件を処理。
収まるまでもう少しかかりそう。
書類関係業務。
ショート個別面談をしていたら
食事の時間がなくなった。
会議。
大学と連絡
書類作業
結局７時をだいぶ過ぎて下校。

1日外は秋晴れ

キャベツ畑

今日の一句
蛇が出る椎茸取れた帰り道　浮浪雀

秋休みだけれども
出勤書類書き。
久しぶりの秋晴れ。
郵便局でZouhai振替払い込み。
窓口嬢は「外の機械の方が手数料が安いですよ」
と教えてくれた。
進路書類整理などしていると
結局5時を過ぎた。

新宿

今日の一句
案山子アンドロイド跋扈す　浮浪雀

都民の日
秋休み2日目
今日は大島弓子の
キララ星人応答せよ、と
F式欄丸、を読んだ。
饒舌ネームがすばらしい。

学コン残りの１題がなかなか片付かない。

新宿に行ったので
地元ではやっていない映画を見た。
アキレスと亀
星3つ
相変わらずの北野節だった。

不調体重計をヨドバシで交換。

STATION

今日の一句
雨の路肩白の曼珠沙華　浮浪雀

秋休み
というのは生徒諸君だけで
もちろん出勤日である。
私は日曜出勤の振替休日を取った。
こんな時でもなければ
代休は取れない。

出勤すれば
することはいくらでもあるが
秋雨じゃ
休んで参ろう。

学コン残りの一題
先は見えているが
うまく説明する事が出来ない。

昨日のNAGAIちゃんの電話対応業務
グー猫をまた読んだ。
なんど読んでも面白い。
猫好きなまんが家の話だが
なかなかこうは描けない。

昼食のあと昼寝
散歩の前に合格の一報がある。
よく教師冥利につきる、という言い方がある。
私にとっては
それは担任生徒の合格につきる。
今年は進路担当でもあるので
いわば全責任が私の手中にある。
がんばるのは本人であって
私はその回りをうろうろしている一人に過ぎない。
のだが朗報は掛け値なしにうれしい。

思えば４年前にこの職場に採用になったときに
進学実績をあげる、というのがいわば私にあたえられた
ひとつのMISSIONであった。
30になってからも東大を受験し
50を過ぎてからもZ会三昧の私であるから
受験世界は好きなワールドである。

それでもまったく正反対のなりたちの職場であったから
慣れるまでのストレスで失明しそうにもなった。
その結果がこれから出るのである。
片目つぶしてまでやってきたのだ、
これくらいの見返りがあってもいいだろう、
そんなことを思わせる電話だった。
詳細に述べたいところだが
ブログの性格上控えざるを得ない。

娘の受験の時も十分楽しませてもらったが
今回の例もネタ満載である。
私は久しぶりに上機嫌になる自分を許した。

例によって地元吉祥寺三鷹と
１日１万歩をやりながら
小物（100円ショップでコイン入れヨドバシで写真の額縁など）
を購入。

帰宅すると悲報が待っていた。
3浪もした私は不合格のつらさを良く知っている。
あれだけやったのに通用しなかった、
なんだか全世界から拒否された気がする。

AO受験はお見合いに例えるとわかり易い。
おつきあいをしてお互いに手の内を見せながら
最終面接となる。
これで拒否されるということは
要するに、好かれなかったのだ。
告白してふられるのと一緒である。
なんで自分が選ばれなくて
他の人が選ばれたのだ。
そのわけがよくわからない。
だから改善の努力のしようがない。

一般受験なら、結局は点数が足りなかったのだ。
これははっきりしているから、
再チャレンジにせよ、あきらめるにせよ、
納得しやすい。
実際、東大などは不合格者に、
あと何点不足していたかを
ランクで示して教えてくれる。

ADOMISSION OFFICEなどという正体不明の斡旋業の判断で
合格不合格がきまるAO入試の方がダメージは大きいかもしれない。

私は自分の書いた推薦文の箇所を２つ思い出した。
その時にはあれ以外の書き方はなかったはずだが、
ほかに書きようはなかったのだろうか、などと思う。

楽あれば苦あり
WHAT GOSE UP
MUST COME DOWN

うまく気を取りなおして
次にチャレンジしてくれるよう祈る。

これでAOは3勝3敗となった。
これから来年3月までこれが続く。

季節

今日の一句
道端の断熱材に稲穂かな　浮浪雀

本日終業式
大掃除のあと
通知表渡し。
儀式のように
個人面談をかねる。
一人３分としても
25人で75分かかる。

最後の人は
ずっと待っている事になる。
不公平なやり方である。
それでも改善されないのは
これに耐えられる生徒さんたちのおかげである。

私の以前の学校では
このやり方は成立しない。
後の生徒は勝手に帰ってしまうであろう。
だから個人面談は別の機会に行って
区切りとして通知表を配るだけとなる。
他にもいろいろやりようはある。
私もいろいろ工夫してはみたが
学校は全体で動いているので
自分のところだけ他と大きく違った動きをすると
いろいろ不都合がおこることになる。
その辺にも気を使って
ほどほどのところで妥協せざるを得ない。

待ち時間を有効に使うために
それまでのクラス記録写真を見てもらう、
などと考えてもみたが、それを作る時間がとれなかった。

それでも１時近くに終わり
食事諸連絡業者営業対応などしているうちに
会議の時間となる。

会議の後、
進路対応の日程表を作る。
一人一人の願書出願期間、試験日、発表日などを
例の日程ノートに記入して行く。
これは進路が指定校推薦で決まる例が多いからだ。
指定校推薦は学校の責任で行われるから
生徒の日程を学校が管理する形になる。
それが生徒の依存心を高める効果を生んでいる、と思う。

6時ころまでやって
反省会に行く。

帰宅10時半。

昨年のブログを読み返すと
ほとんど同じなので
自分という狭い檻の中で暮らしているな，と実感する。

今年、成績処理で忘れていた提出書類があって
そのために予定を変更して対応したが
昨年も全く同じ事をしていたのがわかり
ちょっと愕然とした。

その前後のこのブログの文体もほぼ同じで
格言らしき戯れ言を書いているところも同じだった。
自分で気づかずにしているので
これを無意識を呼んでいいのだろう。

意識してやっていることに重きを置いて
暮らしているつもりだが
実は無意識の指令によってほとんどは
きまっているのである。

その無意識を
自分によって制御可能と考えるか
神の意志とか天の配剤とか運命とか
自分では規定し得ないものと考えるかが
分かれ道であろう。

そんな感想を持った。