ぱーこシティ

10年ぶり

今日の一句
鍋いやじゃ里に降りたる暴れ者　浮浪雀

ネット業務にじばにゃん麻雀と
時間を潰して、好天に誘われて観光地に行ってみた。

西に小京都飛騨の高山
東に小江戸川越あり、と音に聞こえた
川越。西武線では本川越駅下車。

ここを中心にJR東武川越駅方面が繁華街。
チェーン店は一通りあります。
反対側が旧市街の観光地蔵屋敷通り。

10年前に転職して初めて行った郊外学習がここだった。
適当な道を行くと当時そのままの小さな神社に出た。
10年前と同じだった。

11月初めの３連休は大変賑わったそうだ。
翌日の火曜日は休業日にしている店が多かった。
そんなさびれた観光地をバスでご年配の方々が闊歩する。
レンズの方がでかい一眼レフ肩に食い込ませて
「ここから自由行動だよ、はぐれないで」などと声だかに叫んでいる。

４人に一人は高齢者
観光地なら４人に三人
足算すれば４人に四人が高齢者だね。

ま、人のことはいえないか。
私は食べたいというものもなし、
いきたいというところもあまりなし、
お酒もそんなに好きじゃないし、
まあつまらない男である。
そんな男と観光地歩いて面白いのかね。
「まったく、つまんない人ね」と言いながら、
それでも妻は名物芋菓子を購入してご満悦であった。

この前ぼくらの時代で東映Vシネマの男優３人が話していた。
お前の人生なんだった？と聞かれてどう答える、てな質問。
いかにも悪役顏の一人は、酒、女、映画と紋切り型に答えていた。
一世風靡の「ショウさん」が家族をあげていたのは意外だった。

私はどうなのかね。
自分、仕事、勉強、となるだろうな。
家族は入っていない。

休日の地元観光は
仕事が非常勤となった今
いままで仕事人間としてほっておいた妻への罪滅ぼしである。
（何かっこつけてんのよ。まったくう、いい気なもんよね）
という声が聞こえる。

17819歩

４連休は終わる。
麻雀やって轟沈