ぱーこシティ

歯医者

帰り花今宵の小鉄はよう切れる　浮浪雀

黙想会
これで10年目だ。
今年は非常勤なので、無理にでなくてもいいのだが、
いちおうシニマネの業務と思い、珍しく朝から出勤

講師の神父様はカメルーンの人だった。
研究所の所長というから学者である。
日本語も堪能、敬語の使い方もうまい。
発語に力がある。
声が大きいというよりは
言葉を押し出す迫力が違う。

意味の通る短文を繰り出していくが、
文脈がおかしい。てにをは、名刺の言い間違いがある。
昨日書き上げたレジュメを読むといいたい趣旨はわかる。

キリスト教の成立から神父様の考える歴史（６つの時代に要約してある）
はなかなか聞き応えがあった。
しかし、一番驚いたのは、
福音はギリシア語でエヴァンゲリオンというのだそうだ。
すでに旧知のことかもしれないが、私は初めて聞いた。
それで使徒がやってくるのか。
それで死海文書なのか。
じゃあ、シンジはイエスキリストで
綾波はマリア様か。
叱られそうだ。

休み時間は仕事もせず、誰とも口をきかず、黙想するもんだと思っていた。
昨年まではそうしていた。
今年は所属が変わったので、職員室の小部屋に行くと
コーヒーが入れてあり、雑談していた。

神父様はいったいお幾つぐらいだろう。
３０代を主張する人、４０代だと思う人、いや、５０代に間違いない、という人
いろいろいる。
外国人は年齢がわからない。
黒人ならなおさらそうだ。

結局1960年生まれということがわかり、それにしては若く見えるのは
やはり宗教人だからだろう、ということになった。

最後はミサを主宰した。
あたりまえだが、日本人と同じことをやる。
この日本語もうまかった。
服装が白地に緑と金の、あれはなんというのか、両肩からたれさがったマフラー長いみたいなやつ、がすごくきれいだった。こういう色彩は日本人には合わない。

タモリのやるエセ神父は
プロテスタントのアメリカ牧師だろうと思った。
「ニホンの人は鼻悪い人多いデスネ」という例の形態模写である。

食事もそこそこに戻って歯医者
具合の悪いところと虫歯を治して１時間を超えた。

それなりに評判のある　about timeを見にいく
星３つ。
"About time　というか、about memoriesだろ、これは。主人公の繰り出すしくじりのギャグが観客へのウケ狙いで笑えない。役柄を示すエピソードになっていないように思えた。人生何度やり直しても、つまるところ同じだろ。役者はよかったと思うが。"

じじいは昔の名画でも見ていればよかったのか。

立冬

今日の一句
冬館待つ人もなし今日の雨　浮浪雀

立冬
ネット業務やって出勤

妻帰省
大挙して待つはサンゴ密漁船団
台風後で船は揺れるだろう。

学校はやけにシンとしていた。
芸術鑑賞会で人がいなかったのだ。
打ち合わせ
相談業務
日程表作った。
ゾンビ滑り台
ゾンビぶん回し
ゾンビ肩車
ゾンビかくれんぼ
定時撤収

NHKのnewsを見ながら寝てしまったらしい。

TVは嵐のドミュメンタリーをやっていた。
なかなかよい。

今日の引用
“操り人形の糸を切って自由にしてあげたら動かなくなってしまった”

＊じわじわくるね。

冬ざれて

今日の一句
ブロッコリーカレーに入れてなおうまし　浮浪雀

市民大学講座
月の一度の数学三昧
今日は数の階層性
自然数⊂整数⊂有理数⊂実数⊂複素数
記号で書くと
N⊂Z⊂Q⊂R⊂C
となる。
加減乗除によって数の範囲を決めていく。
ところが、無理数、超越数はこの分類上ちと困ることがある。
実数は有理数と無理数を合わせたものなる。
有理数と無理数は共通部分を含まない。
その無理数同士の計算では、その結果が有理数になることがある。
有理数同士の計算は完全に有理数になるので、これは気持ちがいい。
そこで別の分類を試みる。
自然数の足し算の逆演算が引き算で、その結果、負の数を考えて、整数とした。
整数の掛け算の逆演算が割り算で、その結果、分数を加えて、有理数とした。
ところで無理数が現れるのは、係数が有理数の代数方程式の解だから、
この代数方程式の解を持ってきて、ここに代数的数というのを決めると、おさまりがいい。
ここで、πとかeとか、代数的な方程式の答えにならない実数がある。（証明は個別に1873エルミート、1882リンデマン)。
これが超越数で、こいつも収まりがわるい。たとえば、e+πは、代数的数がどうかが不明。そこで、複素数の分類を考えて、周期なる分類上の概念を考える。
「ある複素数が《周期》であるとは、その実部、虚部が、有理数系多項式の不等式で与えられるRn内の領域上での、有理数係数有利関数の絶対収束積分の値を持つことである。」
と決めると、超越数が少し収まりよく分類されるかもしれない。
といった話を聞く。ここの「有理数係数有利関数の絶対収束積分」というところなんか、わけがわかりそうでよくわからないオタク心を刺激してかっこいいよね。

今回も面白かった。

そのあと、メダカの餌と水草と下に敷く砂利を買いにホームセンターまで行った。自転車漕いでほとほと疲れた。

午後が地元買い物、疲れ果てて帰宅。
髪染め麻雀じばにゃんと時間を潰して轟沈

今日の引用
"われは常住日夜共に生存競争裏に立つ悪戦の人である。
ー夏目漱石　「思いだすことなど』"

＊漱石大全というのがkindle detaで200円
大全というだけあって、全部入っている。
朝刊の三四郎を見ると、「思い出すことなど」に触れていた。
それでダウンロードしてみた。
これは漱石が修善寺大患のあと東京に戻って病室でかいたエッセー。
「ところが病気をするとだいぶ趣が違ってくる。病気の時には自分が一歩現実の世を離れた気になる。他も自分を一歩社会から遠ざかったように大目に見てくれる。こちらにも一人前働かなくてすむという安心ができ、向こうにも一人前として取り扱うのが気の毒だという遠慮がある」なんてところは前期高齢者退職後の非常勤管理職の立場と似ているところがあって、うなずきながら読んだ。「生存競争に立つ悪戦の人」などという表現は、このブログでもよくしていた。

秋深し

今日の一句
茎漬肴にチューハイ三昧　浮浪雀

毎月５日は優良サイトの更新日。
http://kokoro.squares.net
楽しみと言っては不謹慎だが、
更新情報をすべて読む。
メールに対しての回答形式なっている。
答えを予想して、模範解答と比較する。
予備校の英文解釈の予習みたいだ。
今のところ偏差値60ぐらいよ。

このブログ片付けて麻雀やって出勤

今日は忙しかった。
打ち合わせ。
起案文書作り。
講師対応
進路相談指導
蛍光灯取り替え
ごミサ
ゾンビぶん回し
ゾンビ肩車
ゾンビバレーボール
ゾンビ粘土
メールで進路相談やりとりで＋１撤収。

12時前轟沈

10年ぶり

今日の一句
鍋いやじゃ里に降りたる暴れ者　浮浪雀

ネット業務にじばにゃん麻雀と
時間を潰して、好天に誘われて観光地に行ってみた。

西に小京都飛騨の高山
東に小江戸川越あり、と音に聞こえた
川越。西武線では本川越駅下車。

ここを中心にJR東武川越駅方面が繁華街。
チェーン店は一通りあります。
反対側が旧市街の観光地蔵屋敷通り。

10年前に転職して初めて行った郊外学習がここだった。
適当な道を行くと当時そのままの小さな神社に出た。
10年前と同じだった。

11月初めの３連休は大変賑わったそうだ。
翌日の火曜日は休業日にしている店が多かった。
そんなさびれた観光地をバスでご年配の方々が闊歩する。
レンズの方がでかい一眼レフ肩に食い込ませて
「ここから自由行動だよ、はぐれないで」などと声だかに叫んでいる。

４人に一人は高齢者
観光地なら４人に三人
足算すれば４人に四人が高齢者だね。

ま、人のことはいえないか。
私は食べたいというものもなし、
いきたいというところもあまりなし、
お酒もそんなに好きじゃないし、
まあつまらない男である。
そんな男と観光地歩いて面白いのかね。
「まったく、つまんない人ね」と言いながら、
それでも妻は名物芋菓子を購入してご満悦であった。

この前ぼくらの時代で東映Vシネマの男優３人が話していた。
お前の人生なんだった？と聞かれてどう答える、てな質問。
いかにも悪役顏の一人は、酒、女、映画と紋切り型に答えていた。
一世風靡の「ショウさん」が家族をあげていたのは意外だった。

私はどうなのかね。
自分、仕事、勉強、となるだろうな。
家族は入っていない。

休日の地元観光は
仕事が非常勤となった今
いままで仕事人間としてほっておいた妻への罪滅ぼしである。
（何かっこつけてんのよ。まったくう、いい気なもんよね）
という声が聞こえる。

17819歩

４連休は終わる。
麻雀やって轟沈

それぞれの人生積んで駆けゆけり

今日の一句
非常勤収入の減る文化の日　浮浪雀

明け方流れ星を見た。
起きて窓を開けると、オリオン座、おおいぬ、こいぬ
と冬の大三角が南方上空に見える。
天頂から南の方向にその大三角を切るように流れた。
シリウス、プロキオン、ベテルギュウスと比べると一等星の明るさはあった。
西日本では火球騒ぎがあったというから、それかとも思うが、場所が違う。なんの心構えもなかったので、願い事をいうどころではなかった。結構長い時間だったが呆然と見送るだけだった。

昨日の難物を片付けるために、地元のホームセンターに行く。
枝切り用のノコギリを購入。さすがに道具があると仕事の捗り方が違う。
昨日のラスボスをあっさり片付けて、小さな庭関係業務はとりあえず終了。

一休みして映画を観に行く。
夜の会だが評判になっていて見逃した「渇き。」
★2 薄っぺらな表層コラージュ技法で「現代の闇」が描けるのか。下妻、松子あたりのテーマがこの技法には合うんじゃない。役者はまずまず。役所さんお疲れ様でした。

秋の夜、一人帰宅も悪くない。

じばにゃん、麻雀かまって轟沈

今日の引用
"「有能な怠け者」は有能であるが故に事の是非を決することができる。
そして、怠け者であるが故に他人を用いて任せることもできるので上に立つ者として最適である。
「有能な働き者」は事を判断することはできるが、働き者であるが故に他に任せきることができない。
よって、上に立つよりも参謀として輔佐する立場が適当である。
「無能な怠け者」は自分で判断できないし、自ら動こうともしない。
よって、命ぜられたことをそのまま遂行する立場に適任である。
「無能な働き者」は自分で適切な判断もできないのに、勝手に動く。
これは、余計な事をして迷走する者である。 ”

＊自分では、有能な働き手のつもりなんだが。無能な働き者だったかもしれないね。

難物

今日の一句
明け方の星が流れて文化の日　浮浪雀

別邸庭の３本の木を片付ける。
根元から切り離せばいい、と思っていた。
いざやってみると、とても木材用のノコギリでは歯が立たない。
周りをスコップで掘り崩し、押してみると動く。
これだと思って、歯を抜く要領で何度か押し引きして
根が浮いてきたところで引き抜いた。

初めの２本はこれで片付いたが、残りが大物だった。
地上部分は２本目と同じだったが、押しも引いてもビクともしない。
周りを掘っていくと、親知らずのように太い根が多方面に張り巡らされている。
土の中にノコギリを入れて、その太い根を切り離す。
何本か大物を切断したが、真下方面にラスボスが控えている。
奮闘３時間、精根尽き果てて明日にすることにした。
田植えをやった時のように腰、背中がやられている。
遅い昼食をとって、安楽椅子で妖怪ウォッチ
さらに無料ダウンロードでiPad麻雀をやった。
麻雀は何年ぶりだろうか。
振り込みもせず、かといって２度ほど大役をやったくらいで、
２番手で終わる。
時間つぶしをやった感が強い。
人生のようなものだ。

疲れ果てて寝る。