2014年11月08日(土)
帰り花 [日記]
帰り花今宵の小鉄はよう切れる 浮浪雀
黙想会
これで10年目だ。
今年は非常勤なので、無理にでなくてもいいのだが、
いちおうシニマネの業務と思い、珍しく朝から出勤
講師の神父様はカメルーンの人だった。
研究所の所長というから学者である。
日本語も堪能、敬語の使い方もうまい。
発語に力がある。
声が大きいというよりは
言葉を押し出す迫力が違う。
意味の通る短文を繰り出していくが、
文脈がおかしい。てにをは、名刺の言い間違いがある。
昨日書き上げたレジュメを読むといいたい趣旨はわかる。
キリスト教の成立から神父様の考える歴史(6つの時代に要約してある)
はなかなか聞き応えがあった。
しかし、一番驚いたのは、
福音はギリシア語でエヴァンゲリオンというのだそうだ。
すでに旧知のことかもしれないが、私は初めて聞いた。
それで使徒がやってくるのか。
それで死海文書なのか。
じゃあ、シンジはイエスキリストで
綾波はマリア様か。
叱られそうだ。
休み時間は仕事もせず、誰とも口をきかず、黙想するもんだと思っていた。
昨年まではそうしていた。
今年は所属が変わったので、職員室の小部屋に行くと
コーヒーが入れてあり、雑談していた。
神父様はいったいお幾つぐらいだろう。
30代を主張する人、40代だと思う人、いや、50代に間違いない、という人
いろいろいる。
外国人は年齢がわからない。
黒人ならなおさらそうだ。
結局1960年生まれということがわかり、それにしては若く見えるのは
やはり宗教人だからだろう、ということになった。
最後はミサを主宰した。
あたりまえだが、日本人と同じことをやる。
この日本語もうまかった。
服装が白地に緑と金の、あれはなんというのか、両肩からたれさがったマフラー長いみたいなやつ、がすごくきれいだった。こういう色彩は日本人には合わない。
タモリのやるエセ神父は
プロテスタントのアメリカ牧師だろうと思った。
「ニホンの人は鼻悪い人多いデスネ」という例の形態模写である。
食事もそこそこに戻って歯医者
具合の悪いところと虫歯を治して1時間を超えた。
それなりに評判のある about timeを見にいく
星3つ。
"About time というか、about memoriesだろ、これは。主人公の繰り出すしくじりのギャグが観客へのウケ狙いで笑えない。役柄を示すエピソードになっていないように思えた。人生何度やり直しても、つまるところ同じだろ。役者はよかったと思うが。"
じじいは昔の名画でも見ていればよかったのか。
Posted at 14時23分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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