ぱーこシティ

after 5years

今日の一句
ゾンビになって相撲取草　浮浪雀

日曜日の続きを記録しておく。

出席予定の13人のうち、一人は身内に不幸があって参加できなかった。
時差11時間の海外よりfacerimeで参加が一人．

卒業時25名、在籍生徒29名（4名が中退）のクラスで
連絡がつかなかったのが３名。
残りは仕事、所用で参加できなかった。

海外に行った中学３年時の担任も来る予定になっていた。
これは私の脳内想定外だった。
たまたま帰国していたが，お子さんの都合でとりやめとなった。

私の印象では参加者はおおむね
在校時より明るく美しく（まあ女子校だったので、そういうことになる）
元気そうで何よりだった。
少し話してみると、変らないねー、
という部分ももちろんあって感慨深かった。

HRをするという事なので，
例によって私のよれ字で１日の日程を書き
出席番号順に日直もきめ
１時間目HRは近況報告
２時間目は会場を変えビデオなど見て歓談
とざっくり予定していた。

２時間目になって会議室に移動、
私が入ろうとすると、しゅうじはまだ入るんじゃない、と
ドアの前で阻まれた。

サプライズと言う奴である。
手動で授業初めのチャイムをならし、おもむろに参上すると
昨日の画像ケーキともうひとつチョコレートケーキまで用意して
さらに私の退職祝いに手頃なバックまでプレゼントしてくれた。

よく出来た卒業生のみなさんである。
学校の文化も先生を敬う校風である（あった）ので、
私のようなシニアじじいに良くしてくれるのである。
ローソクを消すときには私が好きだといっていたperfumeを
iphoneで鳴らしてくれた。

実は昨年ファンクラブをやめて今はももクロZだよ、
というとさっそくyoutubeで検索をかけてくれる。
いたれりつくせりである。

思いつき同窓会の感想を、これまた思いつきで日直日誌にかいてもらうことにした。
それもよくつき合ってくれて、全員きちんと記入してくれた．

高校卒業後５年先の近況と卒業時の進路指導を比較検討する、という得難い知見も得られた。
これは現指導部長にレポートし，今後の参考になればいいと考えている。

予定時間を１時間ほど過ぎて、終了。
それぞれ連絡し合って、次の計画を練っていたようだった。

私が勝手に同窓会を企画するのは、５年先のバザーの日と宣言、
これも思いつきである。そしたら今日いただいたバックを持ってくると心にきめた。
もしその時、私が亡くなっていれば、忍ぶ会をやってください、
と挨拶した。

雷雨来襲の前に撤収。
10代後半から10年間ほど自伝シリーズにあるように
暗黒の青春を送った私に取って予想外の展開であった。
ありがとうございました。

で、翌28日は早朝よりキッズ業務
水遊び準備とシャボン玉製作
ゾンビ女子軍団が形成され、いよいよ人類との過酷な戦いとなる。
お前，ゾンビなるか、がついに成就したのである。

事務連絡、ネット業務少々やって撤収。

帰宅後録画したTVを見た。
花子とアンあさいち
紙ヒコーキチャレンジ
おぼちゃん特集

堪能して轟沈

朝３時に起きた。

ネットから
“ 実は、いま企業が求める「コミュニケーション能力」は、完全にダブルバインド（二重拘束）の状態にあります。ダブルバインドとは、簡単に言えば二つの矛盾したコマンドが強制されている状態のことです。

たとえば日ごろ、「我が社は、社員の自主性を重んじる」と言われている社員が、何かの案件について上司に相談に行くと、「そんなことも自分で判断できんのか。いちいち相談にくるな」と突き放されてしまいます。ところが、いったんトラブルが起こると「重要な案件は何でもきちんと相談しろ。なんで相談しなかったんだ」と上司に怒られてしまう――。

現在、表向き、企業が要求するコミュニケーション能力とは、「グローバル・コミュニケーション・スキル」＝「異文化理解能力」です。異なる文化・価値観を持った人に対しても、きちんと自分の主張を伝えることができる、文化的な背景の違う人の意見も、その背景（コンテクスト）を理解し、時間をかけて説得し、妥協点を見いだし、そのような能力を以てグローバルな経済環境でも存分に力を発揮できることです。

しかし、実は日本の企業は、自分たちも気がつかないうちに、もうひとつのコミュニケーション能力を求めています。それは、「上司の意図を察して機敏に行動する」「会議の空気を読んで反対意見はいわない」「輪を乱さない」といった従来型のコミュニケーション能力です。

いま、就活をしている学生たちは、あきらかに二つの矛盾したコミュニケーション能力を同時に要求されています。しかも、何より始末に悪いのは、要求している側が、その矛盾に気がついていない点です。

― わかりあえないことから / 平田 オリザ【著】"

まあ、おっしゃるとおりなんだけど、
このダブルバインドを生き抜くには
相手の言う事を自分で評価して自分の判断で動くしかない。
だから課題は、そういう自分をどうささえるか、という事になる。
一つはその場その場に応じた自分をつくることで、これは必然的に多重人格となる。
もう一つは、人間関係以外に自分を支える拠点を持つ事で、広い意味で宗教を導入する事になる。

私は第３の道があるか、狙ってるんですけどね。