ぱーこシティ

2015年12月14日(月)

2015映画回顧録 [雑文]

今年は記録に残っているもの、26本。昨年44本と比べると6割ほどである。今年もあと、2週間ほど、star wars など大物が控えているが、見た映画がずいぶんと減った印象は否めない。best3を考えてみるが、ほとんど印象がない。見た映画がつまらなかったのか、私のじじい度が進行したのか。★5はミッションインポッシブル(ローグネーション)、インサイドヘッドの2つだが、とても年間ベストにあげるような映画ではない。よく出来たハリウッド映画にとどまる。★4だが、インパクトでマッドマックスをあげおくか。あと、アカデミーの賞のバードマンあたりだな。

以下cinema scapeにコメントを上げたもの。18作品。

★3 007 スペクター(2015/米=英)
アナログボンドは昭和の香り。ど派手な演出がないのはいいとして、話はこれでいいからもう少し絵でキメて欲しかった。 [投票]
★3 ギャラクシー街道(2015/日)
前評判通りの、安定感だけの高校演劇優良賞映画 [review] [投票(1)]
★3 マイ・インターン(2015/米)
自分のロールモデルの参考になると思って見たが、デニーロがかっこよすぎる。 [review] [投票(1)]
★3 バクマン。(2014/日)
(★3.5) SFXや編集部の再現や大変な努力は買うが、映画としてどうかというと首をかしげざるを得ない。編集部の再現をそのまま写せば、映画になるというのは勘違いじゃないだろうか。 [投票]
★4 海街diary(2015/日)
だから、何なの。という感じが半分ほど続く。大竹しのぶが出てきて俄然おもしろくなる。でまた、だから何なの、って感じで終わる。抑制が効いている(花火を直接映さない、とか)のは好みだけど、もう一波乱ほしかった。夏帆のニュートラルな感じがなかなか良かった。 [投票(1)]

★5 ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015/米)
なかなか良く出来ている。トムクルーズかっこいい。話もやり過ぎず、手抜きもなく、最近のハリウッドとしては出色の出来。伏線もきちんと回収して、無難な決着を見るあたり、このバランス感覚がいい。相対評価で★5つ。 [投票]
★5 インサイド・ヘッド(2015/米)
Disney/Pixerはアメリカの良心。それが喪失を語り始めた。脳科学心理学の成果を良くビジュアル化したと思う。後編を見たいが、同時に作ってほしくない、という気持ちもある。思春期まででやめておくのも成熟のなせる技だろう。私の好きなキャラはムカムカ(disgust)。 [投票]
★4 マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)
久しぶりのイカレ心臓わしづかみ映画。冒頭からハイテンションでノンストップ爆走。立川シネマツーの極上爆音も良く合っていた。車の人の武器のすべてのデザイン過激ぶりに笑うしかない。 [review] [投票]
★4 バケモノの子(2015/日) メッセージは明確。描写は的確。だが、 [review] [投票(1)]
★3 ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015/米)
シュワちゃんは年取ってもシュワちゃんだね。タイムトラベルものにはもはや期待していない。突っ込みどころ満載のつじつまあわせと既視感たっぷりのど派手な映像からは何も生まれない。never be back!と言ってもらいたい。私が1984に戻って映画見たいわ。 [投票(1)]

★2 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013/日)
TV版は見ていない。ご当地アニメで、この感傷過多は勘弁してほしい。誘ってくれた友人はTV版を見ていないと、楽しめないかも、と言っていたが、この世界観はやはり自分とは無縁のものだと思われる。 [投票]
★3 龍三と七人の子分たち(2015/日)
たけし監督まだまだ健在、と思わせたが・・・ [review] [投票(1)]
★3 イントゥ・ザ・ウッズ(2014/米)
最近の一連のディズニー路線は現実の取り込み方が中途半端でよくないぞ。有名スターに歌わせて、ミュージカル部分はちゃんとしてるけど、それゆえの既視感。それ内容が合ってないだろ. [review] [投票]
★4 アメリカン・スナイパー(2014/米)
確かにアメリカ人のキモをわしづかみにする映画だと思った。 [review] [投票]
★4 イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(2014/英=米)
脚本がアカデミー賞をもらっている。主人公が堺雅人みたいな人でまずは見られた。 [review] [投票(1)]

★3 幕が上がる(2015/日)
平田オリザ原作でももクロが高校演劇をやる! これだけで私には必見と思えた。監督を考慮に入れてなかった。[review] [投票(1)]
★4 ゴーン・ガール(2014/米)
久しぶりに見ごたえのある作品をみた印象。フェイクもののクライムストーリーだが見終わった後の感じは良くない。秀逸な脚本の上でコロがされている感じが残る。まああなたコワイコワイコワイですね、という淀川長治の声が聞こえて来た。 [投票(2)]
★4 ベイマックス(2014/米)
よくできてるわ。日米友好の証だね。 [投票]

以下、このぱーこシティに載せたもの。8作品。

★4 塔の上のラプンツェル(2011/米)
ディズニー最後の名作アニメだね。この後のアナ雪は話が現代風になっていて、古典作品の風格がない。ラプンツェルはかろうじておとぎ話の作法守っている。表現力はもちろんすばらしい。
★4 バードマン あるいは予期せぬ無知がもたらす奇跡(2015/米)
(★4.5) 業界受けするニューヨークのインテリ好み映画。長回しも楽しめた。レイモンドカーバ−ね。よく知らないけど。なんでも言葉にしなくちゃいけないアメリカは大変だ。2本だて1000円でもう一本は
★3 マジック・イン・ムーンライト(2015/米・英)
そこそこの恋愛コメディ(に分類されると思う)。ウッディアレンもこういう映画作るんだ、と思った。この2つを並べて上映する映画館もなかなかだね。そうかエマ・ストーンからみか。結構混んでた年配客はほとんどが一本見て退席。
★3 love & mercy(愛と慈しみ) 終わらないメロディー(2015/米)
beach boysのブライアン・ウイルソンの映画。音楽もすばらしく、テーマもいいはずなんだが、脚本、監督がまるでだめで残念だった。エピソードの羅列で本来ドラマがあるはずのところが結果だけ示す進行で、謎だらけの作品となった。実話なので、いろいろと映画化での問題があると思われるが、それなら作るなよ、と言いたい。最後の2002のライブ映像の圧倒的なすばらしさをみれば結局はライブをきちんとやってくれた方がいいと言うことになる。pet sounds なかなかいいよ。
★4 攻殻機動隊(2015/日)
草薙素子はなかなかかっこよかった。高いところから落ちるのが好きな擬態だ

★3 トゥモローランド (2015/米)
ディズニー映画。かってTV放映されていたディズニーランド、開拓の国、冒険の国、おとぎの国、未来の国。力道山のプロレスと一週間おきにやっていた。日本テレビ4チャンネルです。今回の映画、可もなし不可もなし。ファミレスのランチみたいな映画だった。
★4 ニューヨークのパリジャン(2013/仏・米・ベルギー)
フランス映画、青春3部作の完結編。人生は刺繍に似ている。前半は表を見る。後半は裏を見る。物事のつながりが良くわかる。(画面は前半は恋人たちの絵、裏は糸くずが出てぐちゃぐちゃの画面)フランス映画はともかく人生語るよね。なかなか面白かった。
★3 リトルチキン (2005/米)
ディズニー映画を見ると80分ものでも集中力は続く。畳の部屋にシーツのスクリーン。5,6人が思い思いの格好で食い入るように見つめている。怖いシーンになるとなんだかそばにくっついてきたり膝に乗ってきたりする。子供の身体表現は的確である。安心を一方に確保してそれを元手に怖い話を聞きたい恐ろしい体験をしたい。
ところで見たのはリトル・チキン。自分だけで見たのでは、あまり関心がないが、子どもたちと見ると大変おもしろい。さすがディズニーはなかなか良くできている。自分が小学生の時、ディズニーのまんが映画を見て大変感動したのを思い出した。白黒だったが、暴風雨の中任務を果たすために飛び立つセスナのアニメだった。砂漠は生きている、とかもちろん各週金曜日放映のディズニーランドもわくわくしてみた。そんなことを思い出してもいる。wikで調べたら、チキン・リトルは2つあって、1943年版と今回見た2005年版。キャラクターは同じだが、中身がまるで違う。これは一連のディズニーアニメリバイバルと同じ傾向である。戦後70年ディズ二ーアニメに見るアメリカのなんちゃら、とか修士論文にはなるだろうね。

Posted at 07時54分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年12月09日(火)

高校講座古典 [雑文]

漢詩に入る。李白、詩仙というから仙人だね。
書き下し文で引用する。
峨眉山月の歌
峨眉山月 半輪の秋(がびさんげつ はんりんのあき)
影は平羌江水に入りて流る(かげはへいきゃうかうすいにいりてながる)
夜 清渓を発して三峡に向かふ(よるせいけいをはっしてさんけいにむかう)
君を思へども見えず 渝州を下る(きみをおもへどもみえず ゆしうにくだる)
七言絶句の中でも名句。韻字は「秋(しう)」「流(りう)」「州(しう)」

まあ、中国の詩ってのは、見て形が整っていて、意味の上でも対句、相句があり、聞いても韻を踏んでいるというから完成形の極致だね。高校講座なので、中国語では読んでくれなかった。地名が5つも出てくるが、これが500kmほどに及んでいるというから広い。

峨眉山の山の端に弓月がかかっている秋だよ
月の光は平羌江の水面に映って流れていくね
そんな夜に清渓を出発して三峡に向かったんだ
月をみたいなと思ったが見えないまま渝州まで下ってきたよ

現代語訳というのがナンセンスで、せいぜい読み下し文でいい感じよ。

Posted at 18時54分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年12月07日(日)

2014年の映画 [雑文]

29作品。もっと見たはずだが、sinema scapeのコメント欄に載せたのは以下の通り。攻殻機動隊などアニメ作品は抜けている。
ベスト3は ダントツで★5の「秋刀魚の味」★4でインサイト・ルーウィン・ディヴィス 名もなき男の歌 ★4でブルージャスミン 次点ジャージーボーイズ
昔のやつって感じで、話題作はほとんどつまらなかった。自分が世間とずれていくので、致し方ない。回りの時間が速く飛び去っていくのは、実は自分が光速に近づいているからなんだよね。南無〜。
TVだとアオイホノオがダントツ。ジョジョはだるかったし。まあそれほど見ていないのであくまで自分が見た範囲で、ってことで。

★3 インターステラー(2014/米) バットマン>インセプション>インターステラーってのが私のノーラン評価。自分がどんどん世間とずれていくのが、タイムワープより怖い。最近では、周りの時間がどんどん加速していっている。50年前の自分なんてすぐそこにある。押し入れを開けると出てくる。 [review] [投票]
★4 紙の月(2014/日) 圧倒的描写力と動機の説明不足、というか小綺麗にまとめた印象で残念。小林聡美>石橋蓮司>宮沢りえ>>大島優子。 [review] [投票(1)]
★3 アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜(2013/英) About time というか、about memoriesだろ、これは。主人公の繰り出すしくじりのギャグが観客へのウケ狙いで笑えない。役柄を示すエピソードになっていないように思えた。人生何度やり直しても、つまるところ同じだろ。役者はよかったと思うが。 [投票]
★2 渇き。(2014/日) 薄っぺらな表層コラージュ技法で「現代の闇」が描けるのか。下妻、松子あたりのテーマがこの技法には合うんじゃない。役者はまずまず。役所さんお疲れ様でした。 [review] [投票]
★4 ジャージー・ボーイズ(2014/米) 音楽映画はあての外れることが少ない。on time で聞いたフォーシーズンズその成長物語とくれば、これは期待できる。 [review] [投票]

★5 秋刀魚の味(1962/日) 固定枠の中で人物が動く。床上20cmの遠近法。圧倒的な日常描写。日本間に背広。戦後高度経済成長の空気感を封印したタイムカプセル、私は13歳だった。 [review] [投票(7)]
★3 るろうに剣心 伝説の最期編(2014/日) 項目別評価 チャンバラアクション★4  役者★3.5(佐藤★4 武井★2 青木★3 蒼井★4 江口★3 伊勢谷★3 土屋★3 田中★4 藤原★4 神木★3 滝藤★3 福山★4 その他略)   話★3  音響効果 ★2 公式サイト★2 原作あるとはいえ、話の見せ方にもう一工夫欲しかった。 [投票(1)]
★3 舞妓はレディ(2014/日) 普通に楽しめた. [review] [投票]
★3 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014/米) marvelcomic映画 B級スターウォーズ walkmanの初号機を持って来て70年代ロックを流すあたり、好みかなと思ったが、それほどでもなかった。曲もあまり知っているものなかったし。オープニング、bowieは良かった。アライグマキャラはまずまずだが、他は既視感たっぷり。こういうのを見るとstar wars は作りが丁寧と思う。いかにものアメリカ映画。 [投票(1)]
★4 るろうに剣心 京都大火編(2014/日) ★3.6四捨五入で4つ。後半、次につながることを意識した演出には不満だがおおむね良い出来。歴史音痴の私にもわかる設定。キャラもマンガチックで濃いし、最近のハリウッドエンタメより楽しめた。 [投票]

★2 STAND BY ME ドラえもん(2014/日) これはドラえもんじゃないだろ。 [review] [投票(1)]
★3 市民ケーン(1941/米) 老後の楽しみに見てみたが,★3.5。光の扱い方や画面の作り込み感は目を見張るものがある。あとはオーソン・ウェルズの存在感。25歳でこれかよ。パンフォーカスは良く言われるが、これ以降の作品を見慣れた目にはそれほど驚くべきものではない。そうした意味も込めて「歴史的」作品であることは間違いない。 [投票]
★3 花の恋人たち(1968/日) 吉永小百合はアイドル界のゴジラだ。不幸に痛めつけられると輝く。そんな役回り。いまだに現役でアイドル路線を走っている. [review] [投票]
★3 GODZILLA ゴジラ(2014/米) いくつか見られる絵作りがあったので★3つ。話はいかにもアメリカ怪獣映画。ゴジラである必要はまったくない話だが、荒馬氏ペンクロフ氏の熱いコメントが生まれるためにはゴジラでなければならない。後はamasaki氏のコメントを待つのみである。よろしくお願いします.。 [review] [投票(3)]
★3 思い出のマーニー(2014/日) 画面はキレイ。思春期少女ものとしては説得力に欠ける。私は、私が嫌い。これを言わないで、見せてくるなくっちゃ。イラスト集の絵本で十分か。 [投票]

★3 マレフィセント(2014/米) 話がつまらない。実写版よりアニメがいい。このテーマなら元のおとぎ話より別の話を持ってくるべきだろ。2大女優はまあ見られた。 [投票(1)]
★3 恋人たちは濡れた(1973/日) ★2.5 この手の映画を見るのは40年ぶりだ。これは見た事がなかった。あちこち破綻だらけでツッコミどころ満載だが、そういう気も起きない。いくつか印象的なシーンがあり見られる。思い込みだけの学生映画みたいだ。 [review] [投票]
★2 トランセンデンス(2014/米) ジョニーディップのSFだが、つまらない★2つ。アイディアに飛躍がない。役者がつまらない。画面が面白くない。 [review] [投票]
★3 グランド・ブダペスト・ホテル(2013/英=独) こだわりの画面作りと手の込んだ脚本。くせものぞろいの実力派演技人。とくればもっと面白くていいのだが、破綻のないつまらなさ。 [投票(1)]
★4 超高速!参勤交代(2014/日) 松竹の伝統、人情喜劇。痛快時代劇でもある。予想通りの展開が安心感を生むのは,役者の良さによる。深田恭子よいです。

★4 X-MEN:フューチャー&パスト(2014/米) こういう使い方もあるのかタイムマシン。キャラクターうまくちらばめてそつなくまとめた脚本がいい。突っ込みどころ満載だが、アメコミックに突っ込んでもしょうがないよね。1973,jim croceを持ってくるあたりも好み。 [review] [投票]
★4 インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013/米) 4.5。瞠目する画面のトーンだが、相変わらずのコーエンティスト。好きです。スタイリッシュなのは、 [review] [投票]
★4 そこのみにて光輝く(2013/日) 星3.5だが、久しぶりの文学映画なのでおまけ。何と言っても男の体の映画だよね。女の人が見る男の体。冒頭といい、もうゾクゾクしちゃう。コメンテーター諸氏の評価に誘われてみました.たまにはよかったかも。 [投票]
★4 WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜(2014/日) 鉄壁の企画もの。高校演劇の必勝パタンで、前半ネタギャグかまして後半マジシーンで回収。最後も定番。破綻のない所をどう評価するか。私はほどほど楽しみました。 [review] [投票(1)]
★3 LIFE!(2013/米) ほどほどの時間つぶしにはなった。 [review] [投票]

★4 ブルージャスミン(2013/米) なかなかツラい話で、ある意味身につまされる映画である。どう収めるかと思ってみていくと、なるほどこう来るか、って感じ。ウッディアレンの円熟ってやつだ。結局アメリカ人は真面目だから逃げ場がないね.まずまずの佳作でした。 [投票(1)]
★4 アナと雪の女王(2013/米) ディズニーの鉄壁ファンタジーミュージカル。映像がスゴいね相変わらず。 [review] [投票]
★3 永遠の0(2013/日) ラストが願望充足のファンタジー。変節が謎。 [review] [投票]
★3 ゼロ・グラビティ(2013/米) 虚実いりまじってお疲れさま。結局のところ画面のスゴいパニック映画。効果音楽の付け方も気に入らない。 [review]

以下はcinemascapeに書かなかったもの。このブログから抜粋した。15あるので、結局2014年は44作品となる。月に4本弱。とても映画好きとは言えないが、じじいとしては健闘しているんじゃないだろうか。ベスト作品で、パガニーニを入れるのを忘れていた。音楽映画だったけど良かったです。新宿武蔵野館あたりの映画。

★3 映画西遊記 はじまりのはじまり(2014中国)
ベタなギャグ。わかりやすい演出とキャラ設定。CGアクションも相変わらずで、ドラゴンボール実写版を撮れるのはチャウ・シンチーが最適の感を深くした。
★3 網走番外地 南国の対決(1966 日本) CMがうざい。特に後半の物語が佳境に入っていくと、頻繁になる。チャンネルを変えられる恐れが少ないからであろう。映画としてはまあ★3つ。
★3.5 まほろ駅前狂想曲(2014 日)瑛太ー松田龍平のキャラ設定はまずまずだが、その他の人物をもっと怪しく演出してほしい。芝居上手がいくらもでているのだから。そこと画面にこだわってもらえれば、和製コーエンといけんるんじゃないか。
★3 ふしぎな岬の物語(2014 日)
2-3-4-3-2と映画の進行にともなって評価が変っていった。吉永小百合が女優をやっている。女優だから演技もする。あっとびっくり。存在感からすると吉永小百合>女優 であって、吉永小百合は吉永小百合というジャンルで女優を遥かに越えていた。今回は吉永小百合=女優って感じだった。脇役に芸達者そろえていて、これは吉永小百合のプロデュース力だろう。
カナダの映画祭で賞をとったというが、こんな人情もの通じるのかね.
立川cinemaの試写会に応募してただだった。
★3 「なごり雪」2002 大林宣彦監督作品
観光タイアップのプログラムピクチャーだ。監督が語る、という特典がついていたので、それも見た.いわば種明かしだが,話し振りが上から目線の芸術家先生なのが気に食わない。感傷的な文学青年風のせりふ回しは作為的にやったといっているが、それが成功していなければ意味ないだろ。当時の昭和の映画の言い方を再現したとのことだが、この主人公は2001年で50歳、これってほぼ私の実年齢なんだよね。まったくリアリティないね。懐かしくもない。いくつかのシーンと美少女好みの作風は相変らずで、まあその辺は見られたのでやっとの★3つ。転校生、さびしんぼうの大林宣彦。地方巡業のどさ回り替わりに地元町おこし観光映画を作っているってわけだ。尾道の時のように郷土への切実さがないのが画面によく出ていると思った。
この映画を見て一番驚いたのは、自分がこれを一度見たのを忘れていたことだ。しかもコメントまで書いていた。それも記憶になかったので、まあ自分は信用できないな、と思いました。

★4.5 パガニーニ 愛と狂気のバイオリニスト (2013 独) 
極上の女垂らし超絶のテクニックを持つ地獄のバイオリニスト。ロックのカリスマのノリ。音楽が素晴らしい上に役者がロバートプラントばりのオーラ。マネージャー、ウルバーニのデーモンぶりも見もの。アマデウスほど大作ではないが、音楽映画の逸品。久々に映画を堪能した。
★3 攻殻機動隊arise (2014 日)
これはシリーズ3作目。草薙素子の恋愛話だが、もちろん擬体制作者との電脳愛。なんだかよくわからん格好良すぎて、多分最終第4作へのつなぎなんだろう。
★3 名探偵コナン 異次元のスナイパー(2014 日)
突っ込み所満載だが、まあこんなものでしょ。,
★3 TIGER & BUNNY The Rising(2014 日)
鉄壁の王道路線。シリーズものとしては良く工夫されている。キャラのドラマも至極まっとう
★2 黒執事(2014 日)結局水嶋ヒロを見せる映画だった。

★4 小さいおうち(2014 日)
手だれの映画職人山田洋次。原作の選び方からキャスティング。時代設定からテーマ。役者の演技指定、何から何まであざといあざとい。
松たか子の感情表出力はたしかにすばらしいが、けっして美人とは思えない。特筆すべきは黒木華(はる)。「私、お嫁になんていかなくていいんです。この部屋にずっといて奥様とおぼっちゃんのお世話をしたいんです」このメイド魂宣言に萌えきゅん必至。マジ破壊力はんぱない。蒼井優を越えるかー。ま、なかなかの佳作でありました。
★3.5 マイティ・ソー ダークワールド(2013 仏)marvel comicだが、大作っぽい雰囲気もありドラゴンボール実写版(良い方だ)STAR WARSの感じもありでまあ楽しめた。
★3 エンダーのゲーム(2013 米)少年まんがみたいな映画。破綻がなくつまらないがかといってあげつらう欠点もない。
★4 鑑定士と顔のない依頼人(2013 伊)
なかなかの名作。良く出来ているわ。
★3 化物語(2013 日)
DVDを借りて来て、第1話、2話を見て3話の途中で寝た。絵柄がどことなくまど★マギに似たところがある,とはいえ、結局はキャラクター勝負だけのようなので、あまり面白くない。

Posted at 09時27分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2014年12月04日(木)

高校古典講座 [雑文]

管鮑の交の後編

鮑叔は菅仲を君子に推薦して、自分はその部下になった。
それで、鮑叔の家は代々、領地を与えられ、名家となって続いた。
世間では、菅仲の才覚を重く見ないで、鮑叔の人を見る目を評価したわけだ。
菅仲の政治手腕(カンノミクス)は、まず自国の海産物を元手に商売して金をため、軍隊強くして、民衆の好み通りにした。富国強兵ってやつ。米倉がいっぱいになって初めて礼儀道徳が行われる。着るもの住むところがちゃんとして、名誉を重んじ恥をかかないよう気にすることになる。(衣食足って礼節を知る、はここから来た)上のやつが決まり守れば、家族の絆がちゃんとして世の中は治まる。四維(あいさつ・約束・清く正しく・恥を知る)がちゃんとしていないと国は滅びる。お上がおふれを出す時には、上流から水が流れるようにすれば、下々は皆従うんだ。そんな考えだったので、民衆は身近に感じて守りやすかった。民衆の望むことをして、嫌がることはやらなかった。
まあ、ここから管鮑の交、って言葉がでてくるんだけど、男は自分を理解してくれる男のために命をかける、ってことだよね。任侠の健さんは親分のために命かけるでしょ。そんな男同士の友情を表す言葉だ。女は自分の好きな男のために死ねるけど、男を理解しているわけじゃない。

ところで、講師の先生が紹介した司馬遷の略歴がすごい。
歴史編纂を任される家系なんだけど、親父は天子のする儀式に参加できなくて(行って見なければ歴史が書けない)憤死した、と書いてある。あまりの侮辱と感じて脳の血管ブチ切れたってことだろう。まあ、中国は激しいから、断腸の想いとかあるよね。腸を切っちゃうんだからすごい。で、その息子、司馬遷も歴史編纂の仕事を引き継ぐ。匈奴に捕まった将軍を弁護したことで帝の怒りに触れ、去勢されちゃうんだ。すごいよね。普通はこの恥辱に耐えられず自害するらしい。でも司馬遷は親父から引き継いだ仕事を選ぶんだ、そして史記を完成させる。そういういわれのある男が書いた記録だから、「管鮑の交」なんて言葉もなんだか凄みを増してくる感じがするな。

Posted at 08時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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