2018年04月15日(日)
鳥を放つ [日記]
今日の一句
放たれた鳥にやられて胸痛む 浮浪雀
LINEの一報は
「お母さんがいよいよあぶないみたいなので、みょうばなへ行ってくる」13:03
第2報が
「お母さん亡くなった(亡き顔アイコン)」14:18
それで仕事を中抜けして、義母の通帳からお金を下ろしに行った。
届け出ると出金を止められてしまう。
日曜だが本局は20時までやっていた。
とりあえず当座に必要な分を降ろして、連絡すると
「葬儀屋と打ち合わせをしている」「来なくてよい」とのことである。
「愛すべき人なのよ。小さい子が好きでお花が好きで、人に意地わるしようなんておもっていないし」というのは妻の母親評である。口語で「愛する」なんて言う奴を私は信用しない。が、この表現はなかなかいいと思った。
その母親は99歳の冬を生き延びて、4月の誕生日を越えて4月の年金がもらえる日まで永らえて逝った。この15日が年金の支給日で日曜なので、13日の金曜日に年金は振り込まれていた。子ども思いの親である。100歳になって元気ならいいが、生きているのはつらいことばかりが多いような状態だった。
昨年の1月にこちらへ来て3月ほど別邸で介護した。特養に入ったのは丁度一年前である。昨年は近所の公園へ花見に行った。車いすを押しながら花を見て弁当を食べた。それから肺炎になって何度か入院した。そのたびごとにも生きて退院できないだろう、と思われたが、そのたびたびごとに復活して退院してきた。しかしその度ごとに体力は落ち状態は悪くなった。最近では思うように口から食べることが出来なかった。胃瘻は断っているので、あとは点滴で持たせるしかない。それも針を入れる箇所が骨と皮だらけの皮膚にはほとんどない。
見舞いに行ってももう寝ている時間が多くなり、わかっているのか、と思うと突然正気になって、病院の支払いをちゃんとしろ、だのうどんの言葉に激しく反応したりする。だけれどもいずれ時間の問題だろうと思われた。昨日も特養から「急に連絡することがあるかもしれません」といわれたばかりである。
結局葬式は水曜日になった。家族だけの告別式である。通夜もなし。最近では簡易型で初7日もやってしまう。「小さな葬式」に電話したらすぐに来てくれて、343,000円私、坊さんには85,000円渡してくれ、といわれた。これで戒名も拝んでくれるのもやってくれる。この前きた坊さんが浄土真宗だからそれでお願いする。東ですか西ですかと言われたので、わからないからどっちでもいい、と答えた。
さ、少し忙しくなるかな。
電話もらって電車に乗ったが、池袋でまたかかってきた。姉にメールして電話してもらうと、そのころ亡くなった。死因はうっ血性心不全、と高血圧(一年)と死亡診断書にあった。4月15日3時45分(これは医者が検視した時間だな)であった。
日曜日なので、早く起きた朝は、ぼくらの時代、とノルマこなして銀河英雄伝説、相変わらず顔違う!の世界を堪能。アスターテ会戦が終わった。
それから二回目の日曜日。受付業務。今日は数学の図形問題を持っていって解いた。仕事は楽勝。途中中抜けして郵便局。定時撤収だが、外へ行くと利用者さんが自転車の鍵がみあたらない、と捜査の依頼。もう閉まっているので、電話して中から職員に来てもらって対応。
グッドウィルハンティングがnetflixにあったので見た。
Posted at 17時56分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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