ぱーこシティ

暑い

今日の一句
炎天は体育館でも42℃　浮浪雀

また夜中に起きる。
ネットサーフィンしていって
不妊治療のまんがエッセイを読んだ。

不妊治療から始まって
妊娠経過
今は育児報告になっている。

作者は結婚後３、４年
クレーム対応の業務をしている。
勝手に妊娠すると思っていたが、
同期の友人達が皆出産しているので愕然とし、
不妊治療をすることになった。

私の世代では思いも寄らぬ事だが
不妊治療はけっこう一般的らしい。
一般の夫婦の約２割、子どものいない夫婦では3割りが
不妊治療をしている言うのだ。

子どもは天からの授かり物
ほっておいても出来るときは出来る、
というのが私どもの馴染んだ考え方であった。

エッセーの作者は受診すると
とても自然受胎は望めない。
夫の精子も元気がない、と診断され
卵子の採取、精子の採取と
体外受精を試みるが、うまくいかず
費用も続かず、発熱、入院と大変な事態になり、
仕事も不妊治療もやめる、と決断した後、
なんと妊娠してしまう。
35歳を過ぎてしまったので高齢出産となった。

この話に一言も書いていないが、
初めは自然受胎は不可能、と言われて
痛い思いをして検査手術して、
スケジュール調整に追われ
夫の協力も得られず、当然離婚も考え
孤軍奮闘してノイローゼ
仕事も辞める事態にまでなったのに、
あっさり自然受胎して、あの不妊治療は一体何だったのか！
という激しい憤りがあっておかしくない。
それが一言も書いていない。
当然これは隠している。
不妊治療をしている人達への挑戦状になるからだ。
不妊治療をしてあきらめた方々へのとんでもない愚痴になるからだ。
（あんたはうまれたからいいじゃない）というとてもいえない怨嗟。
自分も子どもが生まれるまでさんざんそう思った地獄を
体験しているからかけるわけがない。

妊娠中の胎児染色体検査で
染色体異常の有無を確認する。
トリソミーの有無の判定だが
これもシンプルな事実のみを報告して
心理描写はいっさいなかった。

これももちろんナーバスな話題なので
どちらにしろ、ネット上では炎上必死の話題である。
そこを馬避けている、と思った。

私の個人的経験は、35年以上前なので一般化できないが、
思うところはある。

生活が便利になり
なんでも自分の思う通りになることが
いいことだと思っているが、この妊娠問題で足を救われているのではないか、
と思った。
これ以上は墓穴を掘るのでやめておこう。

昨日携帯に中学時代の部活顧問からの着信履歴があった。
だいぶたってからコールバックすると、７月の熱海同窓会に来た
黄昏のタクシー運転手O氏が肝臓ガンだという。その報告であった。
先月合宿でも、その異様なやせ方にみな口々に病院へいけ、と注意していた。
私はそのことについて何も言わなかった。
本人はとっくに覚悟しているのではないか、と思ったのだ。
いろいろな事情があり、入院もしていないと言う。

さて今年は私の父が肝硬変（つまりは肝臓ガンだね）で亡くなった年齢（69歳）に
私がなった年である。つまり私が父だとすると、今年これから死ぬのである。
父は10月8日に亡くなったので、あと２月も無い。そこで私の今年のテーマは
なんとか生き延びることである。幸い大きな病気は今のところない。と思う。

しかし妻の母が４月に100歳で亡くなった。ついこの8月17日に妻の兄が亡くなった。
これは事故である。兄と言って御一番若い。73歳。葬式もまだである。長男は介護認定がもうじき降りる。次男は3年ほど前に亡くなっている。3男が多発性硬化症で介護認定が出ている。私も５人兄弟の末っ子であるが、次女が認知症で入院しているのを除けば、施設にも入らず入院もせず、何とか元気らしい。
そこへ私の友人の話が舞い込んできた。

死神界隈では、（イシマぱーこ）なるふざけた名前のヤツが最近そこいらを歩き回っているらしい。こいつはろくでもないヤツだから関わり合いにならない方が良い、と死神回覧板を回しているらしい。仕事先でもシニマネなどとふざけた名前のところに押印するのが仕事らしい。子どもたちからは、ゾンビ！と呼ばれて大変な人気者らしい

今日のゾンビ業務
ＤＶＤプレーヤー設置
女子トイレ電球交換
と営繕課業務
熱風体育館へいってみたがとてもゾンビごっこは出来なかった。
ゾンビ送り。
メール数件

業務６のSNS相談は５日間日にちを開けていたが１日のみとなった。
半分残念であるが、時間ができて助かった。ちょっと無理な日程だったので
死神を喜ばす結果になるかもしれなかったからだ。