2022年04月20日(水)
韮 [日記]
今日の一句
定食はレバニラ炒め春風に 浮浪雀
今日の林先生
香りシリーズ
中国から来た香木の用途は?
薬? 肥料?
今日は木曜日に休むので時間割変更して
1時間早く行く。学校というのはなかなか大したもので、
今日は地震の時の避難訓練をやっていた。
皇帝に生徒を避難させて保護者が迎えに来る。
そういえば、私は40人のクラスを4クラス持って授業したことがない。
ずっと少人数で生徒さんたちも世間では少数派の人を相手にしてきた。
なので、多数派の生徒を相手にすることがこんなに楽勝だとは思わなかった。
授業1回目なので、授業の方針と自己紹介とか快調に飛ばしていると、
一番前列の男子生徒が、なかなか授業にならない、とつぶやいた。
そこで、あなたの思っている授業はどんなものですか?と聞いた。
かれは「みんな静かにして先生の言うことをちゃんと聞くものです」と答えた。
教員にとってそんなに楽なことはない。びっくりだ。
授業初めも、起立・礼が終わった後さてどこから始めるか、と思っていると
こそこそと女性徒がやってきて、
いちのノートを忘れてきてしまいました。いいでしょうかと小声でいいに来た。
そもそもいちのノートがなんだか私は知らない。
「オーケー」とうなずくと、他の生徒に受けた。言いに来た生徒はまたこそこそと自分の席に戻っていった。正直いえばなんだっていいじゃないか、と思っている。
自分も好きなように書いて、それが自分の記憶と整理の役に立ち、授業時間を潰すのに適していれば。
終わりの礼がすんで、帰ろうとすると、どうやらかかりらしい生徒がやってきて、ノートは先生のものを作りますか?と聞く。どうも意味がわからない。この授業は専任の先生と私とで担当している。週4時間のうち1時間を渡し、3時間が専任も先生である。1/4の授業時間のためにノートを作ることもあるまい、とじゃ、専任の先生のノートの後ろでいいよ、というと係の生徒は少し考え込んでしまった。すると一緒にくっついてきた生徒が「ルーズーフでもいいですか?」と聞く。もちろん!と答えると、さっきの生徒は「じゃ、自由でいいと言うことにします」と答えた。この言い方で、専任の先生のノートに私のノートが混ざって専任の先生に文句を言われたらどうしよう?と考えたらしい。自由にしておけば、自由にした生徒の責任になる。係はノートの件について、問われることはない。すぐにそう言うことが判断できるのは頭のいい子だね。
いやあ、普通の学校というのは大変なもんだね。
2時間やって、3時間目は時間割変更で質問アンケートの集約。いつも少人数で一枚一枚見てコメントを書いてきたが、100枚を超えると勝手が違うことがわかってきた。日付の入った受け取り印、というのがある。私は40年位及ぶ教員生活でそういうハンコを使ったことがない。いつも下手な手書きで済ませてきたが、それは処理する人数が一桁違うからであった。
そして初めてこの学校での給食である。ハヤシライス。牛乳。野菜の、のもう一品。これで330円なり。いやーサイコー。
午後は理科室を見にいった。これも探検隊みたいで面白かった。
それから図書館。もうすごいすごい。こんな立派な図書館が校内にあるなんて。
これごく普通の市立学校だよ。
先生方が会議に入ったのでさりがたく、校門を出て、バスの乗ってリハビリに病院へ行った。これも快調に終わったが、本務のキッズ業が感染防止で金曜日まで休みになってしまった。そのための書連絡の忙殺される。やれやだ。
Posted at 20時20分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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