ぱーこシティ

横断歩道上

今日の一句
病気と薬の話はするなクリスマス　浮浪雀

年賀状、結局81枚まで書いた。
ここ10年ほど同じスタイルの年賀状を作ってきた。
前の年の1月から12月までのこのサイトの写真を1枚選んで
タイトルをつける。
表は下半分にコメントを載せる、という形式。

自分では1年分の振り返りになるし、結構手間ひまかけている。
今年よくよく考えてみると、まったく新年にふさわしくない賀状だと思った。
いちおうお年玉年賀はがきを使っているから、そこだけは年賀だけど、
内容は旧年のしかも人様とはあまり関係ない自分勝手な日常である。
前の年にこんなところへ行きました、と家族旅行の写真を送ってこられる方がいる。
ご家族の様子がわかり、また観光地などで目の保養になるので、いいと思う。
こども（それも幼児）の写真の賀状もある。
自分が幸せなら他人も幸せだと思ってんだろ、と私は一人毒づいていた。
しかしまあ、未来がある幼児だから許せる。

年賀状は時候の挨拶のようなもので、内容にあまり意味はない。
干支という習慣が謎である。
毎年の動物が決まっていて、新年にそれがテーマらしい。
挨拶というのは共通のプロトコルだから、意味がなくても
同じものならいいのだ。

そんな挨拶の背景もわきまえず、自分勝手な前年の私的な写真を、それもあまりよく見えないような大きさで載せた年賀状などもらう方がメーワクであろう。
その上、今回は本来５月頃に送る退職の挨拶も載せた。
人によっては、年賀状に載せるなど大変失礼である、と感じる方もいるだろう。
年賀状は年賀の挨拶、退職の知らせはまた別のものである。
喪中の方には退職の挨拶もしないのか、ということになる。

好い気になって10年も続けたものだ。
この形式は今年限りとして、来年はどうするか来年考える。
今の形式はweb版として残すことにする。
それなら、見たい人が見るから送りつけるよりましだろう。

と一応の結論がでた。

午後は犬の世話に娘のマンションまで行った。
アホ犬散歩させてごはんあげて暗くなって帰宅。