2017年01月15日(日)
成人の日
今日の一句
成人の日には母校で同窓会 浮浪雀
介護ホテル1日目
水道の蛇口に栓の開け閉め用のレバーを取り付ける。
トイレを閉めたら開かなくなった。
ストッパーを固定
蛇口にシャワーを取り付ける。
風呂場のシャワーが漏水するので取り替える。
そうした細々した物を補修する。
帝国をギルリリを見ていたwebカメラで
世界遺産の様子を見ている。
ベッドから起き上がるのが大変である。
あちこちに手をつきながらやっとで椅子に座れる。
テーブルにはみかんさといもの煮っ転がしまんじゅう
良く食べるよー、と娘である妻
取り合えずつまんで、今度はトイレ
簡易トイレに座るのが大変
妻が介護している。
それがiPadに写る.
いいのかこんな様子を見ていて。
テクノロジーの進歩
利便さの追求の前に
人間の尊厳など軽く吹き飛んでいる。
布団にもぐったままぴくりと動かない。
寝ている、のか。
よく寝るねえ。
これで起きなければそれで逝ってしまったことになる。
いずれはそうなる。
早いか遅いかの違いである。
地元に介護用品を買いに行く。
家を出る。
その時、自分の心持ちが違うことを発見する。
いつもと違うのだ。
普段は何かせき立てられるような緊張がずっと底の方にある。
何をしても、しなくてはならないことがどこかに待っている。
何もしないと無駄に時間を過ごしたように思う。
何か義務を作ってそれを果たしたほんの一瞬だけ平安が訪れる。
そのデフォルト気分がない。
母の存在
食べて寝て排便をするだけの無用の存在
世界遺産はいるだけでこの義務にしばられた俗世間のしがらみから
私を解放した。
ような気がする。
簿記検定
通信教育の教材が使い勝手が悪い。
過去問の問題集は問題だけが列挙されているが、
回答欄がない。
回答欄には問題を解くための重要な情報が書いてある。
例えば当初繰越金
あるいは表になっているその様式
過去問を見ると、使っていい勘定科目が指定してある。
問題だけでは不十分なのだ。
ネットでよさげなものをみつくろってポチる。
明日来ることなっている。
電話h53分
妻は、フロから出て、それじゃあと言って別邸介護ホテルへ勤務に出かけた。
すまんね、と一言残して。
こんな形の別居生活は初めてだ。
(実は結構快適である)
以前、1000K離れた実家へ帰省したいたときと
同じ事を別邸でやっている。
なんだ、妻の実家が隣に引っ越してきただけじゃないか。
そんな風に老々介護は始まった。
Posted at 21時34分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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