2018年01月03日(水)
門松 [日記]
今日の一句
門松や竹の首切り家康公 浮浪雀
初夢
記憶すべき夢ではなかったと記憶している。
お犬様業務
北風強く吹きつのる中恒例のコース進行
定時撤収
この業務による歩数を記録してみる。
1月3日 21855歩
1月2日 10216歩
1月1日 11872歩
12月31日 9944歩
12月30日 19210歩
12月29日 17809歩
12月28日 11790歩 ←軍団到着
12月27日 5049歩
ということでお犬様業務の影響が顕著である。
昨年は休んだお狐様詣で。
ここのおみくじは変。
まず配付方法が勝手に持っていけ、という方式
竹棒に番号が書いてあるのは他の神社とおなじだが、
そこから出た番号を見て自分で番号のある引き出しを開け
自分で勝手にその中から占いを取り出す。
意に添わない結果だと戻して別のを取ったりしている。
同じ番号の引きだしの中から下の方の紙を引っ張り出している人もいる。
平積みの本じゃないんだから、上から取るのが神様の意思だろう。
代金も100円を木箱の裏返した蓋の上に置いておくだけ。
入れなくても神社の人はチェックしていない。
結果も、なんだかわかりません(吉凶定まらず)とか
初め凶だけど後から普通になるよ(凶のち平定)などと
神社お神籤界の異端児であることは間違いない。
私の結果
東伏見稲荷神社
吉
これは男女はしめて相合の兆にてよろこびごとあり。なにごとも人と談し合いするがよし。ものごとを始むるによし。おもひよらぬ仕合ありとしるべし。
一、方がく 東北のかたよし
一、病 気 なほる
一、たびだち よし
一、訴 訟 目上の人のをしへを受けて時節まつべし
一、失せもの でる
一、まち人 きたる
一、たていへ、引越し よし
一、あきなひ さばけおそくとも十分利あり
ということでこれまた大吉並みの吉である。
今年は三連勝でいったいどうなっておるのか。
帰宅後、北風の中お犬様業務
年賀状
知人・友人 5通
元生徒 3通
親戚 1通
今年は昨年までと違って、出していない人から年賀状が来た場合でも
いちいちチェックして返信しないことにした。
いつ亡くなるかわからないので、親戚関係には出していない。
でも生存したまま年を越してしまった。
めでたい、といいたいところだが、
長生きをすると碌なことはない、というのが私の身近での結論である。
今年は私が父の亡くなった年齢になる。
父は69歳でなくなったがそれは今から47年ほど前のことになる。
父は8月に入院するまで、小さな電気会社の用務員のようなことをしていた。そして入院後二月半ほどで亡くなった。遺族もお別れをする期間もあり、下手に延命措置をしなかったので、本人、周りの人ともつらい思いが長引かない進行だった。
母はその後しばらくして亡くなったが、これは自宅(といっても間借りのアパートの一室)だった。第一発見者は私である。これは何の予告もなく急になくなったようだが、すでに10年ほど寝たきりだった。食事は自分でしていたし、トイレには自分で歩いて行っていた。だから長生きして悲惨な状態にならなくて良かったと言える。
ところが妻の家族の例だとなかなか大変なことになる。義父は20年ほど前になくなった。確か70代だとおもう。多発性脳梗塞で振り返って考えてみるとすでに徴候があってから3ヶ月ほど経過しての入院となった。早めに病院に見せて血栓を溶かす薬などを与えていれば、別の形になったのだろうと思われた。僻地の孤島なので医者に診せたのは症状が激しく出てからになった。半身麻痺の言葉も話せない状態で水上飛行機で輸送され、それから3年ほど内地の病院を転々として最後は老人病院で亡くなった。胃瘻処置もしたので最後は生かされている状態だった。うなずいたりは出来たので、意識はあったと思う。動けない体で意識だけあって生きながらえるのはある種の精神的拷問ではないか。肉体的苦痛もあったと思う。それほど長生きとは言えないが、亡くなった時はやはり苦痛から解放されてやっと安らかに逝ってくれたとの思いが家族にあったのではないかと思う。見舞いに行ってもなすすべもなく、無力感だけをつのらせて帰ってくるということが続くのである。この方の次男で私と同じ年齢の義兄が亡くなった時はあっけなかったので、長生きの苦労はなかった。義父の妻が99歳の世界遺産ということになる。これがなかなかかわいそうなことになっている。
その他の事例もある、ただ長生きしていることが良いことだとはとても思えない。自力で食事排便ができて、二足歩行ができる。その上、意思の疎通がある、といったところが最低条件ではないか。(これはずいぶんと贅沢な条件ともいえる)
そういうことを常日頃から考えていると、その流れで年賀状の返信などどうでもよいではないか、という気になる。
Posted at 18時37分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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