2018年01月25日(木)
雪 [日記]
今日の一句
この雪は確か昭和の60年 浮浪雀
STRANGER THINGS
2話分ぐらい見る。
シーズン1の役者が少し歳を取って
シーズン2の役柄もそれに合わせて設定されている。
そういうところはいいのだが、
思わせぶりな演出はなんとかならないか。
ほら、出るぞ出るぞと脅かしておいて。
以下次号
となる見せ方。
あと役者が残念なシガニーウィーバーという感じだったり、
話もつじつま合わせみたいな事が気になる。
ま文句をつけているが、SFライトホラーって感じの定番なので見てしまう。
グーニーズ・スタンバイミー・ETみたいなジュブナイル路線もしっかり入っているし
主役の女の子がかなりうまいので、そこは見られる。
その後、見る物をさがしていて
フィリップ・K・ディック原作の仮想現実ものがあったので、
一話分見る。高校の頃見たらきっと感激するんだろうが、
話は想定内に終わる。あとは役者と見せ方だが、役者★3
見せ方★3という感じ。
ツインピークスはやはり逸物だね。
電話s58min
今日は地元のシニアのセミナーに行く。
3時間ほどの集まりで、産業プラザでやった。
電話で参加申し込み。予約が必要なゼミナーである。
24人ほどが会議室に集合。
後ろに産業労働省、三鷹市、委嘱を受けた民間のコンサル会社らしき人が見ていた。
前半2時間は社会保険労務士のおばさんがシニアの就職事情について
今後のライフプラン(特に収入面のデータについて)1時間講義。1時間収入・支出の演習。
統計の紹介が主だった。もちろん天使来襲。
講師は50代で子どもが4人。下の子は大学生と高校2年生。母方の祖母が認知症、などと自己開示をしてくれる。本人にとっては手垢のついた開示なので今ひとつ踏み込みが弱い。世間一般の基準から私は相当離れているので、参考にならない。
世の中はどうなっているのか、ということを知りたくて来たのでそれは想定内。
後半1時間は私と同年代の人で60歳定年の後でハローワークで就職相談を担当された方だった。この人はなかなか面白かった。
語先後礼(ごぜんごれい)と言うことがある。面接の時、お辞儀をしながら挨拶の言葉を言うのと、相手の目を見て挨拶の言葉を先に言い(語先)それからお辞儀をする(後礼)とどちらが第一印象がいいでしょうか。やってみます。といって実例を見せ、参加者に「どちらがいいですか」聞く。
初めに聞かれた人は「いやわかりません」と答えた。
「そうですか、もう一度やってみますね」
二番目に印象を聞かれた人は
「後の方がいんです」
「そうですよね!お付き合いで言ってるんじゃないですよね。よかったー。」と講師。
年寄りを相手にしていると、思春期を相手にしているのとはまた別の困難がある。
この話題では、「目を見て挨拶の言葉を発して、一拍おいてお辞儀をした方が印象が良い」という例として実演しているのは受講生にわかっている。問題はそれに付き合うかどうかだ。
一番目に答えた人は、そのことを承知の上で「それほどちがわないじゃないか」と講師を困らせている。自分の方がすごいと言いたいらしい。そんなことは承知の上だとでも言わんばかりである。やな奴だ。二番目の人は、これまた承知の上で答えている。それに対する講師の返しが「お付き合いで言ってるんじゃないですよね」だ。わざわざこういうことを言わないと高齢者は納得しない。面倒なことだ。
「コミュニケーション能力が面接では試されます。前の職場では慣れるのが早いと言われました、という言い方が良いですね。第三者の評価という形で自分のことを紹介するのです。」これは私も進路指導の時に言っていたので、納得できた。自分で考えると同じようなところへ行き着くらしい。
後半の講師の話は情報提供(具体的な就職アクセスの場所、時間、留意事項)があり為になった。たとえば、ハローワークの求職情報は毎日朝一でネットをみないと、良い仕事はすぐになくなってしまう。面倒でも毎日アクセス確認することが重要、といった具合である。
私は一般の標準値よりも少し外れた位置にいるので、統計的な知識は参考にならなかった。ただし、いい気になって仕事を選べる立場にないことはよくわかった。講義終わって、シニアSOHOのNPOが下の階でやっているので見に行った。iphoneの使い方をシニアに教える講座を開いていたが、iphone5を例にしています、との掲示があった。いまどき5かよ、と思う。この手の仕事があればやってもいい、と勝手に脳内妄想で思っていたが、現場へ来るとやはり多少はがっかりする羽目になる。
向かいの部屋は進学教室だった。中から個別指導をしている講師の声が良く聞こえた。
「部活があるから勉強できない、そんなことは何の言い訳にもならない。いま英語の単語をいくつ覚えたか、数学の公式をいくつ使えるようになったか、そういうことが結果につながるんだ。部活が忙しいという言い訳を用意して逃げちゃダメだ」
あいては黙っている。
この程度の叱咤激励しかできないのか。私ならもっとうまく出来る、と「自分スゴイ」の内なる声がした。
帰宅後、話が宙ぶらりんになっている専門学校講師採用の事を責任者の校長に問い合わせる。コール12回で女性がでた。
「仕事に行ったんですが忘れちゃったんですよ。持っていくの」
夫の忘れた携帯が鳴っているので出たということだった。
名前を用件を伝えて電話を切った。
まあ、動いてみるとそれなりのことはあるね。
私はまだまだやるつもりなのだった。
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