2018年03月15日(木)
窓の春 [日記]
今日の一句
室内もほんのりゆるむ窓の春 浮浪雀
食戟のソーマ
ジャンプ連載の料理まんがのアニメ版
努力・エロ・勝負と王道少年マンガだった。
ついつい見てしまった。
孤独のグルメ
地元三鷹篇。ロケハンしなくてもわかるところがお楽しみ。
Y校の卒業生でSFX職人をやっているS君と例会
上野で待ち合わせ。精養軒に行ったらじじばばで込みまくっていて
行列40分待ちだというので、あきらめた。
2時間ほどお話。
アメリカの業界の話は興味深かった。
ロサンゼルスのハリウッドのそばに住んでいるらしい。
こちらの実家は亀戸。
歯医者がめちゃくちゃ高いので、こちらに来たら1月ほど滞在して
一通り歯を診てもらって直してもらうとのこと。
親知らずを抜くだけでも、航空料金込みで日本へ来た方が安い。
日本に帰ってくるのは2年ぶり
この前は父親が亡くなったので来た、とのことだった。享年82歳。
S君は1976年生まれ。
まずはアメリカでグリーンビザ(仕事して収入得る許可のビザ?)
を取るために大学4年間行って戻って来て
また渡米した。
日常会話は大丈夫だけど、SF映画に出てくる専門用語などは
わからないのがある。でもまあやっていける。
VFXの業界にunionはないのか?
初めの頃の人ががっつり儲かって安心してしまった。
それでunion作らないでいたら、いまじゃインドや中国にやられまくっている。
自分の腕一本で世界とたたかっているんだから、スゴいと思います。
でも小さい頃夢に見たことをやっているんだけど、
実際は夢見ていたことばかりじゃないことも沢山経験したので、
夢を実現したけど夢破れたみたいな微妙な感じでした。
greenビザを取るのが結構大変で、しかもトランプなので
現実は厳しいようでした。
せっかく出てきたので、日本橋で時間のあった映画
北の桜守
★1
今度、この脚本家の人が講演をするので、予習のために見た。
ひどいもんだった。
1945.8.22のサハリンから逃げてくる日本人の話。
1971.札幌で開店したアメリカンフーズの店長がこの時逃げてきた子ども。
お母さんが吉永小百合。
テーマは吉永小百合はキレイでした。ということだと思った。
看板のキャッチコピーを見ると、最後に衝撃の展開、とか書いてある。
何が衝撃だかまったくわからない。
1971に63歳ぐらいの設定だが、これは私の母親とほぼ同じはずだ。
この吉永小百合が1945に夫の阿部寛の胸で「好きな人!」とかのたまうのだが
とても変。そんなこというのか、あの私の母とおなじ年齢設定の女が。帰ってきてね、ならいいそう。
サハリンからの逃避行は以前札幌に行ったときに記念館で見た。凄惨きわまりない逃避行だったらしい。それが役者はたらふく食っている今の人だからまったくその感じがない。
ケラーリーノサンドラビッチ構成の舞台をそのまま画面にうつしているんだけど、ずいぶんマヌケな印象。敗戦の事実関係を日付で入れてる割りには、大切なシーンは舞台のファンタジーかい。舞台は生で見たらそれなりに迫力あると思うが、それを画面で見せられると、これは別物だろう。
でね、堺雅人の奥さんが篠原涼子でこの日とアメリカ人の設定なの?それとも日系?お父さんが中村雅俊、これも話だけ聞くとアメリカ人の設定らしいんだが、薄汚い日本のオヤジだし。
題名の桜守、なんだか雨の中桜の幹に墨を吉永小百合が塗りたくっている。おかしいだろ、雨で墨は流れちゃうし。満月の日に桜が咲く、なんて全く事実と違うこと言ってるし。
見ている間中ずーとぶちぶち文句を言いたくなる映画だった。
帰宅後電話s62min
Posted at 20時30分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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