2018年09月23日(日)
梨をむく [日記]
今日の一句
梨剥いて食べる間もなくご出棺 浮浪雀
朝、NHKのドキュメンタリー
震災地出身のディレクターが震災の番組を作る。
地元の知り合いから文句を言われる、という番組。
当事者意識の問題、と思って見ていたが
しっかり甘ちゃんの番組だった。
ぼくらの時代
角田光代・有働由美子・石田ゆり子
昨日に引き続き石田ゆり子だが番組の宣伝もかねているのだろう。
それにしてはPRは少なかった。有働由美子が相変わらずMCぶりを発揮していた。
そんなのをみていて浦賀10:30からの告別式に遅れそうになる。
チャリ飛ばして電車内で交通経路調べまくってなんとか1022に駅についた。
三鷹ー新宿ー品川ー堀之内ー浦賀
トイレで着替えて葬儀ホールへ着いて受付で記名している時に読経が始まった。
親戚関係者11名一般参列者10名ほどの小さな葬儀だった。
それにしては坊さんは2人いて、ツインボーカル・ユニゾンでお経を歌っていた。
最後のご長男の挨拶に寄ると、闘病生活はけっこう長そうだった。
ただ皆に秘密にしていただけで、仕事もして趣味(マラソン・登山)もして
いわば覚悟の上の生活だと思った。
この前7月には当然、もう長くないのを知っていたのかも知れない。
それでみんなにキャンプメシを振る舞っていたのか。
ご遺族に渡そうと写真を3枚ほど焼きましした。
トリミングして拡大したら、死相がわかった気がする。
おわかれにご遺体の周りに花を入れて死に顔をみる。
この前の職場同僚のお父上のときもそうだったが、
お顔がなんだか平べったくむくんで広がっているようだ。
ジャバザハット、というと言い過ぎだが、
冷凍保存と何か薬品のせいかもしれない。
私が知っている彼とはまったく別人だった。
葬儀ホールの天井から、60年代のアメリカポップスが流れていた。
ビージーズとかsuch a sunnyday,、とか懐かしい音楽がBGMみたいに流れている。
お経の時は聞こえないが、お経が途切れると流れてくる。
初めは外の音が聞こえているのかと思ったが、1階ホールで出棺をするときは
確かに天井の円いスピーカーから流れてくるのを確認した。謎である。
1時間ほどで終わったので、横須賀中央で途中下車して道草した。
50年前の19歳の時、この横須賀中央で始めてタバコを吸ったのだ。
その時の駅前の様子を憶えている。
だだっぴろい坂の上に駅の入り口があったと記憶している。
まったく当時の面影はない。
そのころ今日葬儀に行ったSくんの部屋に行ったことがある。
そのとき当時としては珍しいミルでコーヒー豆を挽いて煎れる、という接待をしてくれた。
もちろんタバコも吸っていた。
それを記念して、前回7月以降まったく吸っていないタバコを3本吸った。
1本目はうまかったが、あとはどうってことなかった。
ショートホープは確かに強すぎた。
三笠公園の入り口まで歩く。
ここは、この前Mが結婚式をあげた教会じゃないか。
米軍基地入り口のすぐ隣がカトリック横須賀教会である。
そこから横須賀学園の方まで歩いて、戦艦三笠のある三笠公園をぐるり一回りして
それからまた駅の方へ歩いて行った。
海軍カレーなるものを食べようかと思ったが
店が全部ものすごい行列なのであきらめて
そこいらへんの横浜家系。
味玉つき750円でまあ普通。
帰りの車内でear podsを使ったら
充電ケースがなくなった。
さっそくamazonで注文。
帰宅後、夜別邸スクリーンで
「あん」を見た。
★4つ。
しっかりした良い映画だった。
Posted at 23時08分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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