2007年03月25日(日)
遅き日 [高校演劇]
今日の一句
遅き日もしたい放題演劇部 浮浪雀
今年も卒業公演と称して
例年通り地下の小体育館にて上演
今年は事前まで情報がなく
進行状況を載せたサイトも見ずに
開場の時間に行くと、
入り口は閉まっていた。
かって知ったる通用門から入ろうとするが,
パスワードが違っていた。
職員をやめてから2年たっているから
そういうことが起こってもおかしくない。
忍び込むのをあきらめて脇のドアの前で待っていたら
担当の生徒がやってきて入れてくれた。
もはや私がいた時の生徒さんではありません。
ここへくるのは今年が最後かもしれない。
と思ってみるが,中へ入れば
相変わらずで何の違和感もない。
PRがあまりなかったので
客の入りは少なかった。
そういうことも気にせずに
やりたいようにやるのさ、という感じである。
これまた相変わらずの脱力系ショートコントを
集めた構成。
「12人のナベツグ」がメインのストーリー。
洒脱な構成に役者が自然にうまい。
肩肘張ったところもなく、
淡々とこなしているが
1時間まったくあきさせない。
場面転換の暗転に薄く照明をつけるところなど
おしゃれなセンスを感じる。
今回演劇部を卒業するのは、
K君とY君。
K君は今や中央地区を仕切っている名門校から
この学校へ来た流れ者で抜群の演技力と抜群の身勝手さで
ある種のカリスマである。
行き先も決まって、
ともかく卒業公演でトリを張って
まずは一区切りで良かったと思う。
Y君は一度入部して中3年ほど休んで再入部。
私がこの職場を離れた年から部員活動を再開した。
彼も脚光を浴びる場所には出てこなかったが
今日の演技をみると、立派に主役をはれる力量がある。
もっとももう演劇はやらないかもしれない。
以上の2君をかすかに知っているだけで
あとは今年都大会に出た「苺ちゃん」のメンバーだった。
これも妙なウマさがあって、やはり並の演劇部ではない。
自作の会場もきちんと作ってあって
これも伝統の力を感じた。
Posted at 21時34分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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