ぱーこシティ

東京

今日の一句
独り身の家事片付けて秋日和

たまっていた
洗濯掃除、ついでにねずみ取り
など家事万端片付ける．

ちょっともったいないような秋日和だが，
外でも中でも秋は秋
どこにいても同じである．

宿題の生物入試問題を手がけて
わけあり研修に出た．
最近、昔の人と合う機会が増え，
そのつてであちこち呼ばれる機会が増えた．
今回は１５年ほど前の関係である．

みなさん悠々自適の暮らしぶりのようだが
私は相変わらず余裕のない日々の労働にいそしんでいる．

10月

今日の一句
菊ちゃんと呼ばれし噺家夕日背に　浮浪雀

体育祭
私は本部脇の放送テントで様子見。
実務は有能な同僚先生がやってくれるので
だまって見ているだけである．

２つの競技で、機械担当。
プログラムの進行に合わせて、
入場曲、競技中のBGM、退場曲を流し、
アナウンスの時にキューを送る。
その際に、アナウンスと曲の音量を調整する、
という作業である．

あとは準備、片付けの補助と
足りない所を補佐するという業務。

一件、ご来場の保護者から苦情があった。
観客席の最前列にいる人が椅子に座って観覧しているので
後ろの人が見えない，というものである。

様子を見に行くと、ディレクターチェアーに座ってビデオを構えておられた。
座席はビニールシートを広げて座る形式なので、後ろの方は見えにくくなるだろう。だがそれほど混雑していないので、体をずらせば見えないこともない。保護者の方は、良い場所を取ろうと朝早くから入場している。いわば花見の席取り状態である．最前列に位置する方はそれだけの努力を払ってその場所を確保したわけだ。

私は「畏れ入ります」と慇懃に話しかけ、上記の苦情が出ている旨お話しさせていただいた。差前列の方は「どうしろ、というんですか。理由を聞かせてほしい」とのお返事である。私はそれには直接答えず「そういう苦情がでておりますので、お知らせします」と言ってそそくさと引き下がった。

私どもの仕事は、児童生徒の教育なので、保護者の方々の意見の相違を調整する権限も力もない．事実をお知らせして、後は大人の判断を待つだけである．そもそも私の仕事は放送係なので、私が出るべき理由も立場もない。などと原則論をいっていられないのが、現場というやつである。

しばらくして、問題のあった苦情箇所を遠目に見ると、最前列の方はチェアーをたたみ座って観戦しておられた。どのような経過でそうなったのかはわからない．現場では結果オーライであるから私は一安心した。

それ以外では、私の担当箇所は順調に進み無事行事を終えた．
もっとも、私の知り得ない所で案件が生じているかもしれなかった。
知り得ない事は対応のしようがない。
HR関連では、いくつか処理すべき雑務が生じたが致命的なことはおこらなかった。一人、足をくじいた生徒がいたようだが、これは他の先生が対応してくれたようだ。

今日のまとめと休み明けの準備をして、撤収。
恒例の反省会になだれ込んだ．
今回は３０人を超える参加者があり、大いに盛り上がったようだった。
ようだった、というのは私はテンション低く、人の話を聞いていることが多かったからだ。

それでも帰宅は23時を過ぎた．
轟沈は必至、目覚めは26時．

録画してあった、まどマギキングダムを見て入浴２度寝とあいなった。

撤収！

今日の一句
もう暮れたよ人生の黄昏秋の星　浮浪雀

雑用
授業
体育祭準備
きのうと同じ放送関連
昨日で慣れたので，
今日は担当生徒がやるのを見ていた。
午前中片付けその後掃除で食事が遅れた。

午後は準備
昨年度のやり方を少し改善。
この仕事は５年ぶりだが、
以前よりすっと早く終わった。
かっては人だけ多く、無駄な能書き多く
能率が悪かった．

なるべく手と口を出さないで
見るだけにしている．

HR雑用やって撤収。
電車で轟沈。なんとか帰宅駅で降りる。

早かったので、ネット銀行の手続きをしようと思ったら
ID,passwordがない．
あれこれ書類を探すが見当たらない。
メールアドレスが一つの手がかりだが
これもどのアドレスを使ったかわからない。
１時間ほど探してあきらめた．

頭がはっきりしているうちに
こうした書類関係を整理しなくちゃ
しなくちゃ、と思っているうちに今に至る。
その間に、整理するものはどんどん増える。
もう捨てるしかあるマイト。

明日は早いので寝る．

時代２

今日の一句
豆菊は芸者の名前みそさざい　浮浪雀

結局ネズミは捕獲できていない。

HR
体調不良者多し
授業×１
バザー準備
パソコン業者対応
４人来た

パン当番
いらっしゃいませー
またお越し下さいませー

授業×２
放送委員会
体育祭リハーサル
アナウンス練習

看板作り

ネット監視業者から
セミナーの講師をしてほしい、との提案があった。
この私にだ。
いいたいことはいろいろあるが、
どの立場で誰に向かっていうのか、というところに微妙な問題がある．
実名を出さなくてはいけないだろうから
個人情報の点で問題がある．

一応BOSSに相談してみるが
断るつもり。

「たっぷり」食べて帰宅後轟沈
起きたら２時だった。

台風一過

今日の一句
空のない東京の空秋の蝶　浮浪雀

休みだと安心していたら
テーブルの上に米粒が散らばっていた。
おかしいな、この前米は切らしたはずだが。
まあ、いいともかく捨てておく。

アーモンドの入れ物のカバーが削られている。
米粒だと思ったのは、その削りかすだった。
これはネズミの仕業であろう。
薬がない。
鼻炎止めのかプセルが無くなっている。
おかしいな、確かにテーブルの上にあるはずなんだが。
下の部屋の奥まったところに齧られて散らばっていた。
私が轟沈している間にけっこうやってくれるじゃないか。

いくつかフンを見つけた。
これは退治しないと．
ねっとで検索、youtubeの動画まで見て
一応の知識を得た。

入試問題解答つくり。
生物なので、かなり忘れている。
ネットみながらやる。
23年度分はオワタ．

昼食の後、昼寝して
ホームセンターに買い出し．
掃除洗濯
ねずみ取り設定。
粘液で捕獲するものにした。

あれこれ家事をやっているうちに時間となる．
業務でいけないと思っていたが、それは来週だった。
荻窪例会
６人来た。
４時間ほどやった。

今夜ネズミはかかるだろうか。

時代

今日の一句
BOSSの言う鹿鳴く古都を行き先に　浮浪雀

HR
総合学習は進路学習
調査書点の算出
自分の位置確認
これには表を使う。
縦軸が調査書平均点
横軸が実力テストランキング（GTZ)
これが受験産業（教育産業？）の勧める定番パターンである。
生きている限りはこういう俗世間の付き合いを紹介するのも学校の努めである。
その後、この表による本校の実態紹介
先輩達はこの表でこういう進路に進んでいるよ、というわけだ。
この部分は独自のものとなる。

つまりは、
個別性から出発して、一般化（抽象化）、そして個別性に戻る、
という科学の一般的な方法論を使っていることになる。

生徒諸君の感想は、
思っていたより悪い成績だった。勉強しないとまずいかも、
というものが多い。
一応の目的を達成した。

HR関係の雑務をこなし、午後は体育祭練習。
私は放送担当なので，プログラムに合わせて必要な音楽をかける役割。
練習だから、CDを途中のある位置から繰り返しかけないといけない。
体育の先生からの指示はあるが、それまでに所定の位置までCDを進めて、
一時停止状態に保っておく必要がある。
この作業は始めてでCDプレイヤーの操作も数年ぶり。
どこをどうすれば、要求されていることが出来るのかわからない。
しかもそれは繰り返し行われる。
遠く壇上の先生の指示を聞きながら、あれこれ試行錯誤をして、
なんとか勤めを果たした。
先生との打ち合わせもないので（それぞれ多忙だから）
出たとこ勝負でこなすしかない。
そのうち、初めからやります、と先生が別の指示を生徒に言っているので、
それに合わせて操作方法を変える。
脚本も読まずにぶっつけで舞台上の進行に合わせて
音響をつける効果担当と同じようなものだ。
練習なので，その分気が楽なだけである。

体育館の放送室で私が一人であたふたしている時、
校庭では、やはり同じ作業をしていた。
CDがならなくて困っていたという。
放送機器と操作が悪かったのではなく，
CDが再生されない形式で作られていた。
CDを変えたらうまくいった、とのこと。

放課後は養殖会議
議題が沢山あり、会議は紛糾した。
その原因の一端は私にもある。
当面の課題から派生する原理的な問題を指摘したくなるのだった。
老年性中２病である。
いわれていることはわかるけど、じゃ、どうすればいいんだ！
と言われても仕方のない発言をしていた。
どもすみません。

結局+2撤収
疲労困憊して通勤駅のそばで
会津喜多方ラーメン。

ヨレヨレ帰宅してそのまま轟沈
１時間ほどして目覚め、着替えて場所を変えてさらに轟沈
目が覚めると朝の４時だった。

池袋

今日の一句
４階の小劇場や秋暑し　浮浪雀

月曜日が始まった
早く起きてそのまま早く行ったら
早すぎて学校がまだ空いていない時間だった。

夏休みに覚えた出勤前のコーヒーというのをやった。
気持ちに余裕が出て来た証拠である。
まだサイフに余裕があるからできる。
このコーヒーは300円
高いので学生は来ない。
次のランクがドトールの200円
そして次がコンビニの100円
都会の階層化は、コーヒーの値段でも決まる。

HR様子見
放送準備様子見
LHR企画もの
課題をやるには少し時間が不足だったようだ。
それでも予想以上にみな集中していた。
集中しなかったもの２名
それも想定済み。
課題を読んだだけで６割は果たしている。
出せない人は出さなくてもいい、と一応フォロー入れておいたが，
それを聞かせたい相手はどうせ聞いていない。
つまりは自己満足だが、当然満足はしていない。

２時間目会議
これも時間をオーバーしてなんとか終わる。
雑用処理いくつか。
COに呼ばれて挨拶
お世話になっています。

授業×２
中程まで順調だったか
最後は早起きがたたってヨレヨレになる。
これは撤退するに限る。

あちこちうろついて
撤収9分早い。
繰り上がりは１分からと許可は出ている。

もう何年越しになるだろうか，
ずっと来てと言われていた芝居を見に行く。
劇場キャパは８０名
観客は２０歳前後率９０％
全１９回の公演は観客が皆笑って面白いという評判の劇
当日券2500円なので、ほぼ芝居の興行的なレベルはわかる。

かってのY校の演劇部員が出ている。
高校の文化祭実行員会の会議という設定。
キャストは１３名

議長、文化祭実行委員会、監査の役員と
高１、高２、高３、各学年３クラスの委員１名

役者の皆さんは２０代と思われた。
３０代もいたかも。
高校生のリアルを追求した芝居ではないから
それは気にならなかった。
愛と誠をやった妻夫木よりはまし。
ただ脚本の「為にする」初期設定は気になった。
そこにリアルがないと芝居に入れない。
伏線、キャラ立ちもまずはたくみではあった。
がキャラも「為にする」設定で内的必然性が感じられなかった。
こういう風にしか生きられない，というキャラであってほしかった。
残念である。
だが一番の収獲は役者の熱演で、これは評価できる。
客席ではなかなか受けていたが、
私は一度も笑えなかった。
もちろん眠りもしなかったでこれは大したものだった。

呼んでくれたS君も大変な熱演だった。
かれは高校時代不器用な役者の一人だと言える。
芝居にかける情熱を別のものに注げば、
ひとかどの人物になれるかもしれない、
と失礼な感想を抱いたこともある。
それがいつまでも芝居に入れあげて、ここまで来たのだから
偉いものである。

じゃ、お前がもっと面白い本を書いてみろ，
といわれたら、かけましぇん。
観客というのはそういうもんだ。

というより晩年に中２病がまたぶり返す、ってことはある。
それは相当痛いが、知ったことではない。

そんなわけで２時間それなりに過ごせた。
大学生の観念劇よりよかったが
高校演劇の佳作には及ばない、というのが正直な感想である。

お疲れさまでした。