2015年04月28日(火)
春 [日記]
今日の一句
春たけなわの乱高下 浮浪雀
ねじまき鳥
夜中の1時半頃から4時半頃まで読んだ.
2巻終了して、3巻目に入る。
1部泥棒かささぎ編は
いわばイントロダクション。
いちおうこの小説世界のあらましがわかる。
2部予言する鳥編で
物語が動き出し、主人公の決意表明で終わる.
ここで終わると、心のドラマとしては一応の区切るとなるが、
それじゃその後どうなったの?
という疑問が解決しない.
それで1年してから、3部鳥刺し男編を執筆したという.
これを100ぺージほど読んで、歯医者に行った。
2011年の12月に治療を始めて
今日で前半の大仕事が終わる。
上の入れ歯をやめて、ブリッジで差し歯にした.
これで食事の後、毎回外さなくて済む。
歯の治療は金次第でどうとでもなる。
でも別邸購入によって余力がなくなった。
すべて最低限の保険治療にするしかない。
そうしないと1本8万円とか言われる。
それが少なく見積もって、10本程ある。
とてもそんなことはできない。
2時間ほどかけてあれこれやった。
次は下の歯(複数)をやる。
これもどうなるかわからない。
こんども保険治療で済ますつもりだが、
金額次第でオプションを検討するつもりもある。
次の予約は2月ほど先になった。
さてねじまき鳥だが、
読んでいるといろいろ思い出す.
私は10年前に転職して新しい職場のストレスで失明しかけた。(と自分では思っている)
加齢黄斑変性になった。
治療の経過はこの通り
しかしねじまき鳥を読んでいくうちに
この右目の黄斑変性の遠因は小学校時代にあったことを思い出した.
小学校4年生の時のことだ。
部分日食があった。
校庭の端、朝礼台のそばで教師が天体望遠鏡で観測していた。
3脚に白い鏡筒のたしか40倍ほどの望遠鏡の接眼レンズの先に
白い紙を離して固定し、そこに欠けていく太陽の像が映っていた。
落ち着きのない私はそれを見て、直接接眼レンズをのぞいたらもっとよく見えるに違いない、と考えた.
と思ったらすぐに右目でのぞいていた.
痛みとともに視界が暗くなった.
私は右腕を強くつかまれてレンズから引き離された。
その時、右目をやいてしまったのである。
ほんの短時間だったので、目は見えていたように思う.
ただし右目だけ開いてあたりを見ると、視野の中央に糸くずのようなものがゆっくりと漂っている、そんなイメージがみえることがあった。
それは体調やその時の気分によっていろいろな見え方をした。
それが新しい職場の生活をトリガーにして発病したのではないか、と思いだした。47年ほどたっている。
そんなことを思いだした。
Posted at 20時31分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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