ぱーこシティ

室温36℃

今日の一句
去り際がいつも気になる人と夏　浮浪雀

寝る前につい読んでしまった村上春樹
ドライブ・マイ・カー
舌を巻くうまさで驚いた。
相変わらずの村上春樹だが
村上春樹そのままで完成度が高い。
言い表しがたいことをよくこれだけ表現したものだ。
イエスタディ
こっちの方が手軽に楽しんで書いた気がする。
相変わらずの村上春樹。それまでだ。
語り手の友人のキャラクターがいかにもの作り物で
私の思っている実在感がない。
いやきっとこういう人はそのままいるんだろうが。
抑制と書き込みの微妙なバランスが円熟の極み。

そんなわけで起きるのが1時間遅くなった。
暑い中、真空管アンプに取りかかる。
室温は32℃→34℃→36℃
と上がる中、熱中症手前でハンドごて握って奮闘した。

配線はほぼ終了。
残りいくつかつなげば終了する。
この一歩手前でやめるところが
抑制ってもんでしょ。

業務３
VIEWカードの更新を機械でやったら
そのままお待ちくださいの表示がでたまま。
古いカードをと新しい未記入のカードを入れると
SUICA残金、定期券情報が新しいカードに移る。
はずだった。
新しいカードは出てきたが、古いカードが出てこない。
気がつくと隣に制服着た職員が古いカードを持ってたっている。
「新しいカードに情報は移ったんですが、古いカードに傷害があるようなんです」
いや、私としては古いのはどうでもいい。新しいのが使えればいい。
古いカードの具合が悪いみたいです。
「いや、新しいカードが使えればいいんだけど」
「それは大丈夫ですが、古いカードに異常が出るんです」
「じゃ、読み取りができないってことなの？」
「そうかもしれません」
「それじゃ、新しいカードの情報が移ったかどうかわらないじゃない」
「いや、新しいカードは大丈夫です」
まったく要領を得ない話である。
職員が手に持っている古いカードと私に渡された新しいカードにはまったく同じ情報が記載されている。それでいいじゃないか。
「あ、ちょっと待ってください」
さっきからずっと待っているんだけれど。
職員が中に入って再度持ってきた古いカードは
表面の表示が「もうこのカードは使えません」となっていた。
これでいいらしい。
まったくマニュアル通りの対応しかできないいだから。
要するに古いカードにこの表示が出ないと交換は終了とならないようだ。
私にとっては古いカードはどうでも良いのに。

ま、ありがちな話である。

業務３
HPの訂正文を書く。
カウンセラーのお相手少々

そこへ電話がかかってきたので
話を中断して撤収
明日は早い。

極上爆音

今日の一句
この酷暑老鶯の声もなし　浮浪雀

業務１になにやらトラブル
とりあえずlet it be

帰りにMAD MAX
まあ楽しめた。

MADな暑さのこの7月も去って行くか

ランドマーク

今日の一句
シジフォスの神話日本は草取り　浮浪雀

生活習慣病クリニックに行く。
直ちに血液検査。
LDL、総コレステロールの値は少し減っていた。
血液検査の結果が出るまで70分
audio unionで時間をつぶす。
桁がひとつかふたつ多い値札を眺めて
自分とは無縁の世界だと改めて思う。
戻ってきて、診察。
予想外のことは何も言われなかった。
経過観察1840円

ついでにmiroに行ってみた。
店内改装され、ここも自分の居るところではない、と思う。
ばあさんは相変わらずだった。

時間が少し不足するかと思い。
ラジオセンターで用を済ます。
少し探しても見当たらないので、
店のオヤジに聞くと
黙って部品のあるところを指さした。
（そこにあるだろ）って感じである。
職人はいつも無口だ。

ここでバナナチップを12個
別の店で平行コードと配線用のカラーコードを購入
用事は10分で終わる。

御徒町。
時間つぶしで入った本屋がこの31日で閉店になるという。
記念に「女のいない男たち」を買う。
優良店ジンギスカンの店に入り
たらふく食べて昭和の純喫茶に行った。
これはコーヒー400円
やるじゃないか御徒町

それからギルリリ帝国
むちむち隊長は表情ができてきた。
ギルリリの散歩。

1日に３つ業務をこなし
いつまでも蒸し暑いモンスーンの中帰宅。

盛夏なり

今日の一句
世の中にたえて夜涼のなかりせば浮き世の猫はみな眠る　浮浪雀

業務１早番
まだ体がなれていないので、
午前中から天使来襲
ゾンビ戦いを繰り広げた。

手続き書類少々

曇りでも暑い中帰る。

ペットハウス用のエアコン購入手続き
それなりに安くなった。

モバイルフォーンよりtwitterアプリ消滅
誤って消したらしい。
再度入れ直したが、作動しない。
アカウント認証問題発生。
結局、アカウントのパスワード変更
あれこれいじってなんとか復旧した。
いろいろ面倒が増える。

hobby三昧

今日の一句
三坪の芝刈り強く草いきれ　浮浪雀

昨日レンジフードで異音のあと
風力切り替えスイッチが使えなくなった。
バチンとただならぬ音もした。
かもいのあたりでものの焦げた異臭がしていた。
ただちに、コンセントを抜きしばらく様子を見たが
それ以上の異常は起こらなかった。

漏電するとまずいと思い
東京電力に電話、サービスマンが二人来た。
ブレーカーしかテストできないので、
レンジフードはそのメーカーに言ってください。
ブレーカーが飛ばなかったのなら大丈夫です。
こんどブレーカーが飛んだら、どこが漏電しているか調べます。

予防のお願いをしたかったが、
ことが起こらないとそれはやらない、という。
ブレーカーが落ちるから大丈夫です。
（いや、落ちたら困るから見てほしいんだけど）

結局ブレーカーをみただけで帰って行った。
もちろん出張費のたぐいはとられなかった。

この前流れた例会は天候のせいで、また流れた。

無線局免許が来た。
有効年限はあと5年ある。
寿命が持つかねえ。

むちむち隊長は生後6ヶ月でなにやら片言を話している。
母親である娘が動画を送ってくる。
天才だーと言っている。
どこの親も同じようなものだ。
親ばかという奴である。

昨日の続きをやった。
真空管アンプ作製である。
今日はいよいよ本体、部品を半田付けした。
配線図をもとに一見詳細に見える取り付けマニュアルがついている。
ただしこれがくせものである。
どこに何をつけたらいいかは順序を追って書いてあるが
その意味は書いていない。わかっている人が書いているので、
わかっていない人が読んでもわからないところがある。
その上、ミスがいくつか。
結局、もとの配線図とつきあわせながらやった。
カラーコードで抵抗値を表す抵抗を使ってあるが、
そのカラーコードの表記が違っていた。
テスターで一つひとつ測定しながらやった。
真空管ソケットの配置も違っていた。
これは中に入っていた写真を参考に正しいことを推測した。

平面図をもとに立体的に配線するので、
順番を考えなければならない。

半田付けで大変なのは、半田付けそのものではない。
いかに部品を固定して半田付けの部分が動かないようにするか、
それが難しい。
特に一人でやっていると、左手で部品をささえ接合部分が動かないようにして、
そこへ半田コテを当て、半田を流す。固まるまで動かしてはならない。
手があと2本ほしい。

そんなことを冷房のない部屋でやっていた。
室温34度。
昨日と変わらないではないか。

ほぼ丸1日やって、主要な回路は終わった。
後は電源部分と最終調整となった。

ヨドバシに部品を買いに行ったら
高いものしか売っていなかったので、
やはり聖地に進軍しなくてはなるまい。

明日は早番なので早く寝る。

人を呪わば

今日の一句
彗星に探査機乗せる30年　浮浪雀

朝食をいつもより30分早くして
なんとか支度して通勤電車に乗る。
もちろんすいている。
ラッシュアワーまでまだ時間があるからだ。

それでも朝から暑い。
なんとか職場にたどり着いて
あれこれやる。

今日も外遊びに行ったが
さすがにこの暑さに子どもたちは
外気に当たるとほどなく室内に戻る。
自分で判断できればいいんだよ。
何かするのにいちいち許可を得るように
しつけられるのも大変だ。
そんなことお構いなしに
自分のしたいようにするのが正しい子だもである。
最近の正しい子どもには診断名がついたりするから
いやな世の中だ。

そんなわけで室内での読書となった。
学校の怪談を読んでくれとせがまれる。
文章としてはたいしたものではない。
それでも怖い話を読んでもらうのが好きなのだ。
ハーンの子ども版などないのだろうか。

一番暑い頃によれよれになって帰る。
冷房29度の室内がオアシスである。
少し復活したので、昨日残した入試問題をやる。
だんだんカンが戻って、すいすいいった。
その後で、アンプの部品を取り付けるところまでやる。
このはじめのところが大切なのだ。
真空管のソケットをねじで取り付ける。
ここが緩いとできあがりに反映する。
電気回路なので、機械の部分などいい加減でいいのではないか、
そう思いがちだが、物理的要素がただちに反映するのが真空管という奴である。
動作中に真空管を指ではじくと、それがそのままスピーカーから音となって出てくる。
そういう繊細鋭敏な作りなのだ。
指先も入らない狭いところをようやっとやりくりしてねじを締める。
はじめから難所の連続だった。
小一時間ほど奮闘して、固定物はシャーシに取り付けた。

轟沈の後、起き出してこれをつける。
2度寝復活だね。

似非

今日の一句
肩掛けのベルトのままに汗の跡　浮浪雀

今年は暑いので、
珍しく午前中からクーラーを入れた。
それでも室内29度
これで夢のように涼しい。

久しぶりに受験数学に手を出した。
前回がセンター入試だったので、
もう4ヶ月ほどやっていなかった。

3次方程式の解法の問題。
答えは出たが、それをうまくまとめるのに手間取った。
業務２は採点なので、その経験が直ちに生きる。
採点者の手口を知っていると回答がうまくかける。

それに気を良くして東京医大の入試問題を解く。
1番はさらさらいったが、2番の定積分問題で少しつまる。
もちろん過去に解いたことはあった。
解法を忘れていたので、はじめから解いてみた。
sinのn乗の定積分は定番の解き方がある。
置換積分のあと部分積分で漸化式に持ち込む。
すでに公式化しているが、それを覚えてもつまらない。
時間に追い立てられている現役時代は
なんとなくこんなものか、と流していた。
一応納得するまでやった。

それ関係で有料サイトを見つけた。
ブックマークしておいた。

ついでに通信高校講座古典
源氏物語を聞いて、今日は現代文を聞いてみた。
小説の解説もちゃんとやった。
講師は都立高校の先生である。
かっては同僚でもおかしくない、
などと思いながら聞いた。

小説のおもしろさは２つある。
物語のおもしろさとどこかに感動がある。
語り手の視点に注目するといい。
など基本的なことを話されていた。

村上春樹は小説は３つの要素でできている、という。
情景描写と心理描写と会話である。
それぞれ、お説ごもっともだ。

次に取りかかるのは、真空管アンプの製作。
まずは足りない工具を購入に
この暑さの中、ホームセンターに出軍する。
やはりアキハバラより品種は少ない。
とりあえず、必要なものは入手した。

工具を並べてニヤニヤする。
今日は時間がないからこれ以上工程を進めることはない。
こういうことは考えているときが一番楽しい。

ついでに和風ファミレスでうなぎを食べた。
ひつまぶしである。
本来ここはうな重でなければならない。
百歩ゆずってうな丼。
昨年はうな鐵で松を頼んだつもりが竹だった。
それでもまごうことなくうな重であった。

それ以前はさる湖畔の料亭の本格派、
年に一度の贅沢だったが、諸般の事情で
実現できていない。

ひつまぶしの成立に諸説あるようだが、
名古屋の料亭、しげ定の見習い板前大介が始めたという説をとりたい。
志賀直哉が浜名湖に遊んだ折に、この料亭のうな重を頼んだが
体調が優れなかったか、ほとんど手をつけなかったという。

下がってきたうな重を見て、捨てるに忍びなく見習い大介は
そのウナギをちぎって残りメシとまぜ、
そこいらにあった薬味とだし汁をかけて、厨房の片隅でかっ込んだのが
始まりという例の説である。

揺れる船の上で、とれたばかりの魚をご飯にのせ、
わさび醤油をかけてかっ込む漁師メシと同じ発想である。

本来私はこの手のぐちゃまぜ汁めしが好きなのであるが、
うなぎだけは、どどんとつながった分厚い2本がほくほくのごはんに乗り
馥郁たるたれに山椒多めに振りかけて、ガシッと重箱を持って
わしわしかっ込むのでなければうなぎを食べたと言わないでのある。
そうした下品な作法が必要なのに、薬味が洒落臭い。
これは土用に食するうなぎではない。

今年は本物にチャレンジできるかなあ。

午後は冷房が効いた部屋で昼寝。
これも数が月ぶりである。
最後にビフォーアフターを見た。

夏休みを満喫した。
明日から地獄の早番なので早く寝る。