2013年10月07日(月)
秋暑し [高校演劇]
今日の一句
4階の小劇場や秋暑し 浮浪雀
月曜日が始まった
早く起きてそのまま早く行ったら
早すぎて学校がまだ空いていない時間だった。
夏休みに覚えた出勤前のコーヒーというのをやった。
気持ちに余裕が出て来た証拠である。
まだサイフに余裕があるからできる。
このコーヒーは300円
高いので学生は来ない。
次のランクがドトールの200円
そして次がコンビニの100円
都会の階層化は、コーヒーの値段でも決まる。
HR様子見
放送準備様子見
LHR企画もの
課題をやるには少し時間が不足だったようだ。
それでも予想以上にみな集中していた。
集中しなかったもの2名
それも想定済み。
課題を読んだだけで6割は果たしている。
出せない人は出さなくてもいい、と一応フォロー入れておいたが,
それを聞かせたい相手はどうせ聞いていない。
つまりは自己満足だが、当然満足はしていない。
2時間目会議
これも時間をオーバーしてなんとか終わる。
雑用処理いくつか。
COに呼ばれて挨拶
お世話になっています。
授業×2
中程まで順調だったか
最後は早起きがたたってヨレヨレになる。
これは撤退するに限る。
あちこちうろついて
撤収9分早い。
繰り上がりは1分からと許可は出ている。
もう何年越しになるだろうか,
ずっと来てと言われていた芝居を見に行く。
劇場キャパは80名
観客は20歳前後率90%
全19回の公演は観客が皆笑って面白いという評判の劇
当日券2500円なので、ほぼ芝居の興行的なレベルはわかる。
かってのY校の演劇部員が出ている。
高校の文化祭実行員会の会議という設定。
キャストは13名
議長、文化祭実行委員会、監査の役員と
高1、高2、高3、各学年3クラスの委員1名
役者の皆さんは20代と思われた。
30代もいたかも。
高校生のリアルを追求した芝居ではないから
それは気にならなかった。
愛と誠をやった妻夫木よりはまし。
ただ脚本の「為にする」初期設定は気になった。
そこにリアルがないと芝居に入れない。
伏線、キャラ立ちもまずはたくみではあった。
がキャラも「為にする」設定で内的必然性が感じられなかった。
こういう風にしか生きられない,というキャラであってほしかった。
残念である。
だが一番の収獲は役者の熱演で、これは評価できる。
客席ではなかなか受けていたが、
私は一度も笑えなかった。
もちろん眠りもしなかったでこれは大したものだった。
呼んでくれたS君も大変な熱演だった。
かれは高校時代不器用な役者の一人だと言える。
芝居にかける情熱を別のものに注げば、
ひとかどの人物になれるかもしれない、
と失礼な感想を抱いたこともある。
それがいつまでも芝居に入れあげて、ここまで来たのだから
偉いものである。
じゃ、お前がもっと面白い本を書いてみろ,
といわれたら、かけましぇん。
観客というのはそういうもんだ。
というより晩年に中2病がまたぶり返す、ってことはある。
それは相当痛いが、知ったことではない。
そんなわけで2時間それなりに過ごせた。
大学生の観念劇よりよかったが
高校演劇の佳作には及ばない、というのが正直な感想である。
お疲れさまでした。
Posted at 23時58分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.pahko.jp/tb.php?ID=3561