ぱーこシティ

37.1度

今日の一句
本物の蛍見たのはいつだった？　浮浪雀

暑くなりそうなので、午前中に病院へ行く。
お茶水の三楽である。花粉症の薬をもらう、
ついでにMRI脳ドックの予約をする、というのが目的。

この暑さで流石に客は少ない。
薬はあまり待たずに入手できた。
ところがカルテにある分量を準備出来ず、
120錠必要なのだが、100錠しかない。
残り20錠をどういたしましょうか？と聞かれた。

返金は出来ないらしい。
送ってもらうことにした。
対応する職員は慇懃な言葉遣いだった。
最近の客はクレームが多いんだろうな、と思ってしまう。
病院にくるのは圧倒的に年配者が多い。
私も気をつけなくては。

駅への道すがらエクセルシオールで一休みして、
映画館を検索して、そのまま駅へ行こうとして気がついた。
脳ドックの予約をしなくては。

病院の手前のビルに習慣病対応の受付があるはずだ。
５階に行くと受付前は待っている客であふれている。
受付番号を受け取ってお待ちください、と書いてあるが
その機械が見あたらない。

立ちつくしたまま不審者をやっていると
おばさん看護師が出てきて、何か？と聞く。
脳ドックを受けたい、というとこちらでは受付しない、という。
いくら電話してもつながらないから直接来た。
電話でしか予約できません、との返事だった。

どうしたらいいですか？
ここを出てすぐの路地を曲がってローソンの前にある赤い掲示のあるビルへ行くと受け付けてくれるんじゃないでしょうか。５階か６階だと思います。
との返事である。
行ってみると、きれいな受付があってここは客が少ない。
用件を言うとそれは２階だという。
２階へいくと美人受付嬢がいて、ここで予約が出来る、という。

少しおかしい。

三楽病院は教職員互助会の病院である。
私は退職者だが、退職時に300万円ほど払って特別会員というのになった。
保険診療ならその分が見舞金として支払われる、という契約である。
これで死ぬまで保険診療ならただだ、と勝手に思った。

それが大きな間違いだった。
診療所で証明書を書いてもらって、それを提出すると
月額3000円を超えた部分については見舞金が出る、ということだった。
診断証明書は5000円ほど取られることがある。無料のところもある。
いくつか別の医者にかかれば、それぞれの証明が必要である。
結局の所、見舞金として返金される場合は限られてくることになる。

花粉症の薬と歯医者ぐらいしか通院していない。
黄斑変性をやったときは４０万ほどかかったから、その時はこの制度を使えたが
それ以外ではほとんどお世話になっていない。
持っていたらもっと有効に使えたのに、まったく、と妻が言うので
解約したいと問い合わせたことがある。
社会保障の一環なので、これは解約できない。とのことだった。
それで諦めていたのだ。

互助会のホームページによれば、現役世代だとオプションで　脳MRIは3000円と書いてあった。私は現役ではないが、特別会員であるから、少しは割引してもらえるのではないか、とそんなことを考えていた。
そういう格安料金を期待している相手に、この美人受付はおかしい。
おばさん事務員の対応でないといけないのではないか。

ずっと電話して繋がらなかったので、ここで決めておかないとまたいつになるかわからない、という切迫感もあり、はいはい話を聞いて､申し込みをして予約した。
予約が満杯なのかと思ったが、意外と空いていた。15日の朝いちが取れた。
これも話がうますぎると思っていたら、料金は消費税込みで5万円ほどかかる。
（あとであちこち調べると、これはまあ相場の値段らしい）

いまさら断るのも面倒になってきたので、それで確定した。所詮私の使う金は制度で決められている金である（年金の事ね）。釈然としないが仕方ない。

駅前の道路脇でシュプレヒコールをしている青ヘル軍団がいた。
解放派は戦うぞー！
なんだか懐かしい集団だ。解放派なら社会主義青年同盟（社青同）か。
50年前ほどの知識をひっぱりだす。
集団から少し離れて白いYシャツの目つきの鋭い男が２人程メモを取っていた。
私服（刑事）だろう。
過激派対応というわけだ。

電車の中で新宿　映画　で検索して時間が丁度なので
マミーを見ることにする。会員サービスでタダなのだ。

時間丁度に間に合った。
★３つ。トムクルーズ女難編。走るっきゃないだろ。
まあ、ほどほどの映画だった。

QB床屋、つけめんと駅で所用済ませ帰宅後昼寝。

ドラ11少し進む。レベル19.
太っ腹勇者の称号をもらった。
やらなければいけないことはできなかった。