2018年02月17日(土)
木の芽 [日記]
今日の一句
天候のせいに出来ます木の芽時 浮浪雀
あの人に会いたい
片岡知恵蔵
形を決めるところが良い。
sense8
シーズン1 12話見終わる。
話がなかなか動いていかず、無駄なエピソードが多いような気がした。
8人をカットバックで毎回ずらしていくより
だれか一人に注目したエピソードを毎回やってくれたほうがわかりやすい気がした。
ナイロビの運転手(ネイティブアフリカン)
ソウルの実業家の娘(キックボクサー)これペ・ドゥナ
サンフランシスコの女性ハッカー
ムンバイの富豪の娘
ロンドンのDJ(生まれはアイスランド)
ベルリンの金庫破り
メキシコシティのヒーロー俳優
シカゴの警官
という8人がnew typeの新人類
これを排除しようとする秘密組織
そこには当然超能力者がいる。なんだかXメンっぽい世界観。
ウォシャスキー姉妹(初めは兄弟だったのね)の製作・監督なので
性愛描写が多種多様。愛ある関係で信義や倫理を問うあたり半端ないです。
最後に全員そろったところでシーズン1は終わる。
サイボーグ-009と同じテーマですね。
netflixは次々とつながっていくので、いっき見可能なところが要注意です。
今日はNHK放送大学の宣伝も兼ねた講演
「臨床心理学に魅せられて」を聞きに行く。
場所は澁東シネタワー
演者は此路30年、昨年京都大学から放送大学にやってきた。
学部は東大の哲学で哲学は人間の仕合わせを目指していないので、
京大の3年生から編入した。父親に相談したら大反対にあった。
父親は進学校の英語の教師だった。異動して障害児教育の管理職になったら
お前のやっていることは意味がある、と考えが変わった。
小児科医になりたかった弟の間に確執があった。弟とキスしてその快感に打ち震える夢を見た(夢分析をしていた?)ころから関係が変わってきた。弟は精神科医になった。
という自伝はまあ面白かったが、その後は寝てしまった。河合隼雄先生から言われた言葉を紹介してくれた。いかにもいいそうだと聞いたときは思ったが、もう忘れてしまって思い出せない。
個別事例を追求していって一般的な知見に至るのが臨床心理学の方法論である。
だが「テクノロジー」としての臨床心理学には、よりよきものを求めるという(近代特有の)誤りがある。ナチズムにも通じる思想である。つまりは現在の自己否定の上に成り立っている。どうしようもない自分、今ある自分をそのまま認めるような考え方は出来ないのか。
聞きながら、例によっていい気なもんだ、と思った。
三年ほど前に書きかけてやめてしまった「私の修業時代」を続けないといけないな、と思った。一時は人生のかけるとまで思ったこの分野の勉強は今となっては、どうにも自分にそぐわないものとなっている。この2、3年その思いはますます強くなってきた。この期に及んで一体どうしたもんだ、と自分でも戸惑っているところだ。
とかまあブツブツ思った。3時半に終わる予定で3時50分からの映画の券を買ってしまったので先生の話が一段落ついた質疑応答のところで出てきた。
映画は時間が合うということだけで決めたものだった。ついでに言うと6回見てタダになるサービスを使った。
リバーズ・エッジ 監督行定勲でGO(2001)から18年。純文学風の青春映画だとみながら思ったが、原作は岡崎京子だった。二階堂ふみが脱いだと話題になっているようだ。これがPG12じゃないのが不思議。LBGTなら描写のラインがずれるのかね。
★3つ
生きていてよかったと思うことがありますか?
・・・
以前のGOは文句なく良い映画だと思ったが、今回のはあまり感心しない。映画が変わったんじゃなくて、自分が変わった(歳を取った)だけのような気がする。
役者★3 話★3 撮り方★3 という感じだった。撮り方は自然ぽくってよかったけど。画面が3:4になっているんだからスクリーンもそう区切って欲しかった。両脇が白く残って気になった。
帰宅後TVをつけたら羽生くんのフリーを続けて何回も見せられた。
Posted at 22時17分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.pahko.jp/tb.php?ID=5225