2018年03月03日(土)
雛祭 [日記]
今日の一句
誕生の祝いが二通雛祭 浮浪雀
バイプレーヤーズ。里見浩太朗の、足るを知る、のエピソードは後から挿入したんだな、と思う。大杉漣は相かわらずだった。
今日は私の誕生日である。69歳。特別の年だ。父が69歳の秋に亡くなった。私は22歳だった。父がいつ生まれたか知らない。母の誕生日も知らない。姉の誕生日は1月1日、年末に生まれたのだが、縁起を担いで正月にしたという。兄は12月1日。他の兄弟は覚えていない。妻に言わせると、信じられない!とのことだ。家族は勿論、友人知人あるいは有名人のたぐいまで妻は誕生日をすべてそらんじている。
そう言われてみて思い返してみると、誕生日を記憶してる知人は少ない。上記2人に加えて、4月5日、7月17日、8月30日、9月8日、9月22日、11月15日、1月28日、2月17日、そして自分の3月3日。全部で11人だ。もちろん、妻、娘、孫と自分に直接関係のある人間は含まれている。
その娘が孫を連れてくる、という。孫は1月28日に3歳になった。
「ママのお腹にいたときのこと覚えてるよ」
「何してたの」
「ドーナツ食べすぎてゆいちゃんのいるとこがせまくなっちゃう。これから気をつけてください」
このドーナツを食べ過ぎた母親は、自分が3歳の時
「えみちゃんのおそらのおとうさんはあまりぱんじゃやま。おかあさんはあまりおいやま。それからえみちゃんはここにいる!」
と宣言していた。遺伝と問うべきか。
そして「ハッピバースディじいじ。ハッピバースディツーユー。いただきます。どうぞめしあがれ」とフルコーラス歌ってケーキを食べた。
娘は仕事に行った。営業関係らしい。孫はばあばちゃんとじいじとお留守番である。昨年の暮れ川崎病で入院していたとき見た「となりのトトロ」はトラウマになっている。病院で痛い注射をたくさんした。退院してから3週間も毎日引きつけを起こしていた。目がおかしくなって何を言っても聞こえていなかった。それで「ハウルの動く城」を見ることになった。この前見た「魔女の宅急便」はなんだかつまらなそうだった。「千と千尋の神隠し」はかおなしが怖そうだし、ポニョは残念ながら家にない。それでハウルになった。
シルバー人材センターから電話が来た。配付の仕事やりますか。それなら手配します。いつしますか。3月31日は大丈夫ですか。それならまた電話します。
なんだか一方的に早口で用件を告げられた。業務は所要二時間程度だというので、特に断る理由はない。
Posted at 19時48分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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