2014年04月27日(日)
めかり時 [日記]
今日の一句
乗客が板をなぞってめかり時 浮浪雀
日曜日も平日もTVをつけなければ変わりない。
ネット業務
今日はギルリリ帝国へ潜入することになる。
自宅から1時間少し
東武地下2階の弁当売り場で食料を購入
ギルリリ帝国の住民は至極元気だった。
2時間ほどいて撤収
途中高円寺大道芸人が金粉ショーをやっていた。
少しうろついて、人が多いので地元へ帰る。
地元で買い物。ここでも人が多かった。
14558歩
ネットから(長いです)
"どうしよう、憎きあいつへの復讐を依頼したら高額なお金を請求された。それも半分は前払いって言われてる。前金だけ持ち逃げされそう。でも断れない。だって、復讐相手に教えるって脅されてるもの、すぐに私からの依頼だってばれちゃう!どうしよう!軽い気持ちで復讐を依頼したらこんな事態になりかねません。つくづく、穴は二つ掘っておかねばならないのです。
僕も一瞬、やばい、復讐相手に知られる!どうしよう!と焦ったのですが、よくよく考えたら僕の場合、復讐相手も自分だった。知られても屁でもない。というかもう知ってる。
とりあえず交渉してみましょう。
「前金はお支払いできませんが、どうしても復讐したいのです。なんとかおねがいできませんか?」
何も恐れるものはありませんのでグイグイ攻めます。
「すべて後払いということですか?お受けできません。キャンセルもできません」
受けない、でもキャンセルもダメ、どうしたいんだよって思うのですがお金を払えないものは仕方ありません。正直にそのことを伝えます。
「お金が払えないんですよ」
正直に伝えます。何事も正直が一番。
「どのコースをご希望ですか?嫌がらせコースなら安いですよ。落とし穴掘ったりとか30万円でできます」
落とし穴掘るだけで30万円は高いだろ。ここは強硬に主張しましょう。
「殺害で」
またもや、自分で自分に殺害依頼。自殺志願者か。
まあ、これには僕も狙いがありまして、後払いで自分に殺害を依頼する、1000%殺害はされないでしょうけど、まかり間違って成功したとしても、もう僕はこの世にはいなくて瞬く星空から笑顔で皆さんを眺めてますからね、成功報酬の1000万円を払う人はどこにもいない。自分でもこんなに経済観念が発達していたなんて驚きです。家計を節約して驚きの貯金術ですよ。
これには驚くくらいの素早さで返事が返ってきました。
「できません」
ホント、さっきから「できない、やれない」ばっかりじゃないか。本当にやる気あんのか。代行業者としての情念が足りないんじゃないか。
ここでちょっと引く素振りを見せてみましょう。
「じゃあキャンセルします」
「できません」
「キャンセル」
「できません」
良く分からない押し問答が何度か続きます。「キャンセル」に対して「できません」の一点張り。ちなみに、字面が似てるから
「キャンギャル」
って紛れ込ませてみても、
「できません」
て返ってきました。たぶん「キャンユーセレブレイト?」って送っても「できません」って返ってくると思う。
そして、ついに相手が伝家の宝刀を抜きます。
「よろしいんですか?お相手に依頼があったことを伝えますよ?大変驚かれると思います」
キタキタキタ!ついに直球で脅してきやがった。何度も言いますけど、伝えるべきお相手は他でもない僕自身ですからね。まさか、自分で自分の復讐を依頼しているとは思うまい。
「かまいませんよ」
自信の返事。それに対して彼は、
「えっ!?」
よほど意外だったのか、すごい素の返事がきた。えっ!?じゃねえよ。
「伝えてもらって構いませんよ。むしろ伝えて欲しい」
ここは一気に攻め込む場面だと判断して僕はグイグイと攻め入ります。
「冷静になってください。これは遊びではありません。復讐ですよ。復讐を依頼したなんて相手に伝えたらあなたの立場が悪くなりますよ」
別に教えてもらっても一向に構わない。あ、そう、知ってたけど、依頼したの俺だし、くらいのもんなのですけど、ここまで僕の立場を案じてくれるとは、そんなに悪い人じゃないのかもしれません。親身になってくれるいい人なんじゃ……?
しかしまあ、いくらいい人だと言っても先程まで脅迫しようとしていた人物です。ここはちょっと切れた感じを演出してみましょう。
「いい加減にしてください。さっきから聞いてれば前金だとか相手に教えるだとか、本当に復讐を代行する気あるんですか!?やる気あるんですか!?」
ちょっとキレ気味に質問してみます。さすがに復讐を代行する気がないとは言わせない。きっと代行する気満々みたいな返事が帰ってくるはずです。
「いい加減にしてください。そもそも、復讐とは人に頼ってやってもらうものではありません。自分の手でやりなさい。そもそも、こんな依頼するってことはあなた相当陰湿な性格でしょ。だからこんな依頼をするところまで追い詰められるんですよ。あなたが周りと上手にコミュニケーションできないのが全ての原因じゃないんですか?それで復讐を依頼だなんて、そういうのを逆恨みっていうんですよ。恥じなさい」
説教されてる!すげえ説教されてる!しかも結構傷つくこと言われてる!だいたいな、質問に対して説教で返すなんて、おまえはYahoo知恵袋か。それに内容も凄まじく、自らが運営している復讐代行業を全否定。間違ったことは言ってないと思いますけど、それを代行業者のお前が言っちゃおしめえだよ。
まあ、結局、こういった復讐依頼をネタにした脅迫で金をせしめる、もしくは前金だけ受け取って姿をくらませるのが主目的で、復讐行為を行うつもりはサラサラないのでしょう。
ちなみに業者の方は怒りが収まらなかったらしく、
「大体あなた、真剣に依頼してないでしょ?全然深刻な恨みが伝わってこないもの。面白半分でやってるだろ?」
とか送ってこられました。
ふざけるんじゃない。
人がどんな気持ちで自分への殺害依頼を出したと思ってるんだ。おもしろ半分どころの騒ぎじゃない。全部だ!おもしろ全部だ!
「おもしろ全部ですよ。大体、復讐ターゲットも僕のことですし。自分で自分に依頼してました。だから脅迫されてもへっちゃらなんです」
と、ここでネタばらし。これにはサムも苦笑い。仕掛け人も全員登場してきて大団円。
とはならず、なんかすげえ怒ってて
「そんなことしてなんの意味があるんだよ!」
って至極ごもっともなことを言っておられました。
最終的にはすげえお怒りになられてて、
「お前の名前も住所もわかってる、復讐しにいくからな」
ってなってました。ねえ、前金は?前金はいらないの?得しちゃった!”
代行屋に「復讐」の依頼をしてみた、
って話なんだけど、
どっちもどっち、だね。
Posted at 20時54分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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