ぱーこシティ

10年桜

今日の一句
日陰雪絶叫マシン咆哮す　浮浪雀

10年桜を見るとは思わなかった．
昨年の9年桜で終わりとなるはずだった。

今日は恒例の職員室大掃除
いつもはもっと早いのだが、日程の関係で今日になった。
まず職員室の中にあるものを全部廊外に出す．
私はポリッシャーをやった。
50年ぶりに腕が鳴る．
逆回転圧縮法とか
片足重量プレス半回転
とかさらに
片腕ダンピング法とか
ポリッシャーC難度の技を次々繰り出し
職員室の床にご奉仕したのであった．

掃除マンの腕は衰えていなかった．
高校時代は、ミニバンに掃除用具一式入れて
小さなビルをまわる個人経営の掃除業をやろうと思っていた
いや、マジで。

今やその時になった。
始業資金ぐらいはありそうだが、
ちょっとその気がなくなった。

出勤の車内
シニア海外ボランティアの説明会のポスターを見る．
行ってみようかと思う．
しかし死に真似業務があるので、現実的には無理だな．
これも１年前にはわからなかったことだ。
相変わらず先のない生涯である．

大掃除を無事終えて、私には帰る机がない．
仕方がないから荷物一式段ボールに詰め込んで
とりあえず会議室に置いておく．

看板作成引き継ぎ業務
スタンドアロンで使っているXPはsp1で
12年前と同じ。ありえない。
ネットにつながないので、これでいいのだ。
軽くてよく働く奴である。

新年度アカウント作成業務
若き俊英氏に引き継ぎ。
相変わらずやることを忘れている．
マニュアル片手に結果オーライ
これも滞りなく終わる．

次は最後の指導部会だが、卒業生が２名来ていた．
退職記念に花までもらった。
このお相手をしていたら、部会が終わってしまった。
デキメンプリンス部長は最後に私の挨拶の時間を予定してくださっていたのだが、
そんなわけで出席できませんでした。
この１年新部長は私の業務を引き継ぎながら、
次々と手順、様式など新企画を着々と推進
その内容も全く妥当適確で出来る人はできるなあ、と感じ入っていた。

私はADHDの常として、あれこれ思いつくのはいいが、
一つの事に手を染めると完了しないうちに次の事が乱入
まとまりのないその場限りに業務運営になりがちだった。
そこをきちっと押さえていて、職場はますますレベルアップすると思われます。
業務大変でしょうが、よろしくお願いします．

老兵は消え去るのみ。
ウソピョン　っと。（ここフナッシーのスタンプでよろしく）

それから新天地マリア館にブツ運び。
男子卒業生４名が手伝ってくれました。
有り難い事です。

私の荷物は片付ける事なく、突然の来客対応の押し入れよろしく
そこらにあるものを手当り次第にぶち込んだ段ボール箱を２カ所に分散
マリア様（ホンモノ）にお任せしたのと、
現存校舎のマリア様（保健室の先生）管理下に
当面必要な物を置かせていただいた。

そういえば、私が去る職場は中高としては女子教員が多く
これがすべてマリア様である。白衣のマリア様は２人もいるし
おとぼけマリアとか最強マリアとかアスリートマリアとか
オタクマリアとかお嬢さマリアとかおばさマリアとか
歌うマリアとか、、、、、
皆様みなきれいな方ばかりです。
いや、やめる段になってお世辞を言ってもしょうがない。
今後ともよろしくお願いします．

最後に出勤簿を整理して、私のやることは終わる．
帰ろうと思ったら、教務部長のパソコンに呼び止められた。
ちょっと様子をみてってよ、と最近はパソコンもなかなかやります。
と言っても、私は何もしないで，なんでもできる教務部長氏がLAN配信を
自分で直し、復活させた．
私は偉そうに再起動のスィッチを押しただけである。
なかなかおいしい立ち位置をいただきありがとうございました。

それで勤務終了時間を予定通り２０分過ぎた所で撤収となる。
いつものように挨拶して職場を後にした．
皆様は配置換えの自分の机回りを新年度業務に備えるべく
準備に余念がない。

外へ出て、中庭から職員室を見るとそこはもう別世界
この校舎に現職職員として入る事はない。
キタキタキター　ｷﾀ──ヽ('∀')ﾉ──!!
感傷ですよ。お待ちしておりました．

おっと最後に窓際で作業するN氏に
外から窓を叩き別れのVサイン
私なきあと、よろしく頼む
インチキ野郎をぶっとばしてください。
N氏も作業の手を止めVサインを返してくれた。
ありがとうございました。

帰宅後
タモリみながら轟沈
これは録画してるので
また見る。

ネットから
“時代劇を見ていて、なぜ漫画家さんや作家さんや政治家が「先生」と呼ばれるのかをぼんやりと理解した。日本では昔から、用心棒や殺し屋のような、役に立つときだけ持て囃して、用がなくなったら切り捨てる人間のことを「先生」と呼ぶのだ。”
“結局誰も俺の何かわからない何かに付き合ってくれないのか” “

「生きることは病気である。 　

眠りが十六時間ごとにその苦しみを軽減してくれる。 　

眠りは一時的な緩和剤であり、死は特効薬である」
（シャンフォール）"

かくして私の教員生活40年は lastday を迎えたが
私は「自分」をやめるわけにはいかない。
第２の人生も悠々自適も晴耕雨読もあるわけない。
「自分」をやすむわけにはいかないからだ。
だから私の休みは毎日の轟沈と天使の訪れだけである。

お疲れさまでした
これからはごゆっくりお過ごしください
のお言葉は棺桶にお願いします．
樹木葬なら、初夏の木漏れ日の下からお願いします．

このブログもいつのまにか毎日更新となって
2532回を数えた。
退職を機にやめようと魔がさしたことはある。
去れサタン
私を試してはならないと書いてある

というわけで今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました

♪いいとも　いいとも　いいtomorrow〜

６分

今日の一句
葱毎日納豆のいいとも　浮浪雀

台風並みの低気圧が列島を荒し回る中
春期映像視聴会
筆者A氏文芸事務所へ至る道は
すでに桜が５、６分と行ったところ。

今回は
50,60年代ポップス
洋楽とjpops

キムタクの武蔵
リーガル・ハイ　最終回
などTVドラマ

外へ出ると雨はやみ青空が少し顔を出していた．

帰り井の頭公園は人も少なく花も３分で
これからと思われた。

ネットから
“ニートが一番オリジナル仏教の精神に近いよ

・金を稼ぐための労働はいっさいしない
・食い物は他人に恵んでもらうが、くれた相手に感謝はしなくていい
・１日の大半を穏やかな気持で瞑想して過ごす
・俗世間のくだらない出来事はいちいち相手にしない
・女と接触しない”

教科書に載っている漱石の「こころ」
先生は高等遊民ということだが、ニートそのものだよね。
勤め先なし、教育を受けていないから。

西門脇

今日の一句
春雷や暗き廊下に母の影　浮浪雀

指導要録を書き上げて点検
52枚の書類にミスが50カ所以上あった。
数字の記入場所が違ったり、記入漏れがあったり
いずれも一つ一つは小さなものだが、
量がありすぎ。

確認訂正して、完全版を渡して終了

作業のやり方を変える必要がある、と思う
が、もうこの手の作業はおそらくこれからはしない。

４月からの引き継ぎ関係

机回りのものを段ボール箱に入れる．
ともかく自分の机は全部からにしなければならない。

マリア館視察

早めに撤収

例会、途中中断２回

帰宅後轟沈

ネットから
"恐らく「失う」ということを、否定的にお考えなのではないでしょうか？　多くの方はそうなのではないかと思いますが、人は手に入れるより、手放すことのほうが大変なんだと思います。実は、呼吸も「吸う」ことより「吐く」ことが大事なのです。まずは、日々お考えの「失う」と言う言葉を「手放す」に替えて考えてみてください。「失う」という言葉には「恐れ」がつきまとっています。 「手放す」という言葉には「恐れ」がありません。ですので、まず「恐れ」を「手放す」のです。”

事態は何一つ変らないのに、捉え方で意味が変る。
心理療法とはその程度のものである。

ちらほら

今日の一句
地虫出づ南へ向かう海賊船　浮浪雀

歯医者の前に月に１本の原稿
月末締め切りなので手を付けないとまずい。
余裕だと思っているとすぐに来るのが締め切り

歯医者
切開して縫ったので
抗生物質とか痛み止めとかうがい薬とか
いろいろ事後処理が面倒。
もちろん麻酔が切れるまでは
痛くない替わりにマヒ房である。

それでなんとか保護者面談に間にあった．
45分ぐらいやって
やっと昼食になる。
もちろん玄米おにぎり２個
少しの野菜とミソもあるよ。

それから指導要録にかかる。
記録を写して行く単純作業
少し作文しないと行けないけど
この作業は機械化してほしいな

途中退職書類をかいたり
養殖関連打ち合わせがあったり
来年度雑務があったりした。

今日はバスケット部の卒業試合
なので職員室にはだれもいない。
+1.8撤収

轟沈必至

ネットから
“「人生には正解がある」って考え方をしている人は、その考えを捨てない限り無力感から抜け出せない。”

一面の真理ってやつだね。
そうも言えるけど、それが全てじゃない．
そもそもすべて、って正解の側にある考え方だ

水ゆるむ

今日の一句
さくらさいたららくさ　浮浪雀

年度末業務あれこれ

ネット関連引き継ぎとかねて
アカウント作成
新年度からの名簿を極秘入手
パスワ―ドをサイトで自動作成
始めての業務だが、新人（すでに１年経っているからすぐに旧人になるが）
の強力な協力を得て、滞りなく行う。

指導要録作成
これも準備の資料を集めるだけで時間となる．

出席不足生徒対応２日目
１時間４０分やった。

それから、指導要録にかかるが
途中連絡調整などあって、３割程度しか終わらない．
この年度末は、なにかと疲れてミスが多くなって来たので
定時撤収。

帰宅後ダブルブッキング発覚
職場に電話して必要な情報を得てなんとか回避する。
事前にわかったから対応できたが，
その時まで忘れていれば，私もK氏の境地になれるところだった。

フロメシネルで轟沈

ネットから
“絶対的な善と完全な悪が存在する、という考えは、おそらく人間の精神をかぎりなく荒廃させるだろう。自分が善であり、対立者が悪だとみなしたとき、そこには協調も思いやりも生まれない。自分を優越化し、相手を敗北させ支配しようとする欲望が正当化されるだけだ。

――ヤン・ウェンリー”　　　― 銀河英雄伝説格言集

善と悪とを相対化してみると、自分の行動規準を失うので
何をしていいかわからなくなり、限りなく無能に近づく。
よって、協調や思いやりとは無能の美徳ということになる。

例会2014

今日の一句
泉わく如く業務湧き出弥生尽　浮浪雀

週休なれどユーレイ出勤
カウンセラー引き継ぎ立ち会い
なかなか有意義だった

出席不足生徒登場
４０分ほど話

指導要録資料集め
出欠表
成績一覧表
係分担表
部活一覧表
その他

例外生徒の扱いについて教務部長と相談

シニアマネージャー業務
省略形で死に真似

しにまねがあらわれた
ゆうしゃのこうげき
しにまねはしんだふりをした
ゆうしゃのこうげき
しにまねはしんだふりをした
ゆうしゃのこうげき
かいしんのいちげき
しにまねはしんでしまった

しんでしまうとはなにごとだ

進路変更生徒登場
書類処理
なんとか片付けて
撤収

例会に間にあわないと思っていたら
１時間早かった
ドトールで天使降臨

なんだか天国が近いと思っていたら
業務過多だった

例会は１０名集まった
私はほとんど天国の住民だった

１０時過ぎ終了
なんとか当日中に帰宅できた。

ネットから
“精神科医は心を病んだ患者にしばしば「部屋を掃除しなさい」という実践的忠告をする。
「部屋を片付けると、頭の中も片付く」ことが経験的に知られているからである。
橋本治さんは先般、アートマネジメントの学生たちのためにインターンシップの心得をうかがったところ、「現場に入ったら、まずゴミを拾いなさい」と即答された。
「プロデューサーの仕事はゴミを拾うことです。全部が見えている人間にしかゴミは拾えないのだから」とさらに深遠な言葉を続けられたのである。
「お掃除をする人」はその非冒険的な相貌とはうらはらに、人類に課せられた「局地的に秩序を生成するためのエンドレスの努力」というシシフォス的劫罰の重要性を理解している人なのである。”
― ご飯を作り、お掃除をすることの英雄性 (内田樹の研究室)

この内田樹というひとは私とほぼ同年代で
大学も同じなので、どこかですれ違っていたかもしれない。
なかなか物の見方が近い感じがする。

富士急ハイランド

今日の一句
姿よし味わいなおよし花山椒　浮浪雀

２日目は絶叫マシン立ち並ぶ富士急ハイランド
観光旅行の常で集合時間を決めて自由解散
ギネスに挑戦、世界規模の絶叫マシンは
いすれも２時間待ち当然の混みようである。

だが私はそのどれにも乗れない事が判明した
年齢制限があるのだった。
まじすか
試しに55年ぶりになる回転ブランコに乗ってみる。
小学生の時、後楽園遊園地でこれと同じ物にのった記憶がある．
その時の浮遊感はまだしっかりとおぼえている。
まだまだいける。
そう思った。

なのに乗れない．
早く墓場へ行け、といわれているようなのだ。
職場から墓場へ、お前はお呼びでないよ
そう入り口にしつこく書いてある。
自分からそう言うのは構わないが、
世の中にそう言われるのは面白くない。
おれはまだ死んでない！
そう叫びたい

園内うろついて、いささかの感傷に浸る。

そのあとウオーターシュートに乗った。
これは年齢制限59歳までである。
楽勝

でもまあ、並ぶのが面倒なので
メリーゴーランドにする。
娘がまだ小さい頃、できたばかりのディズニーランドで乗った。
ぱあしゃん、おんまさん
泣ける

それからエヴァンゲリオンのアトラクションに行ったら
時間となった。

帰りのバスはヒッグス粒子のような天使が充満していた。

早く職場に着いたので、さっそく雑務
帰りの挨拶で同僚の方々は
お世話になりました、などと別れの挨拶をくれる。
廊下で立ち話程度の挨拶である。
それでも、普段と違ってはかなげな空気が重い。

そういえば旅行中もこの空気は感じた。
私の姿が相手にはよく見えないようなのだ．
私の言葉もむなしく相手を通り過ぎてしまう。
そんな感じがつきまとっていた。

おれはまだ死んでない！
胸の中で叫ぶ

LINEで挨拶文を送った。