ぱーこシティ

リベンジ

今日の一句
暖房の分だけ外が寒くなり　浮浪雀

恒例の日曜日TV
チャギントンは仲間を助けて
キリコさんは復活して
年末はボクシングの試合がある。

キリコの脳梗塞復活はなによりだが、
こちらの脳梗塞はまだどうなるかわからない。
とりあえず点滴で血栓を溶かしている。
これがうまくいけば、病室を移動できることになる。

洗濯買い物と病人の世話が大変だ。
私は途中まで付き合うくらいで大したことはしていない。
まったく、みんな私のところへくるんだから、
と還暦の妻は愚痴っていた。
お疲れ様でございます。

妖怪ウォッチ　★３つ
これまたゲームプロモーションの一環だから
来年年末の予告をして終わる。
子供向けとしてはゲーム同様バランス良くできている。
関連作品のパクリだらけだが、それもサービスサービス。
そういえば、KIDSから
ダースニャンダーってなんだ、とか聞かれた。
当然スターウォーズは見ていない。まだ生まれてもいない。
この手のパクリは親子の会話のきっかけになるんだろうな。

みなとみらいあたりを散策して時間を潰し
ほぼひと月ぶりのブルースブラザースレベンジ忘年会。
前回の結婚式で新婦側の出し物をやったので、
新郎友人側の出し物ができなかった。
みな仕事がありながら、二ヶ月も練習したらしい。
新郎は友人たちに顔向けができない事態となる。
もちろんみな心優しい野獣たちだから、そのことは何も言わない。

それを不憫に思ったのか新婦が夫に内緒でこのレベンジ企画を立ち上げた。
妻（すでに新婦ではない）の親戚友人たちを呼んで忘年会をやるから行こうと夫を誘う、という形式。
夫は当然、自分の友人がくることはなにも知らない。

開場の時間を30分ずらして、悪友一同が先にスタンバイ
そこへ何も知らない新婚夫婦がやってくる、という寸法である。
準備もかなり手の込んだ出し物で、もちろんPCプロジェクターを使うが、
DSでミュージックゲームを生でやりながら、それを伴奏にしてももクZロを踊る、とかかってのクイズダービーをそのままコピーして、会場の参加者を客に回答者を揃えておこなう、とか。例の倍率ドン！というあれだ。私は回答者の一人役をやらせていただいた。

福島にある湖のほとりにロシア語の看板がたっています。休んで行ってくださいという内容です。この看板の対象者は誰でしょう。
これは答える問題。
原発の作業員、とか、菅直人、とか誤答が続くが、誰も当たらない。
回答は「白鳥」とのこと。
作りこみすぎだろ！きれいだけど。
これを自分で考えてくるところがもう彼ららしい。
三択問題だと
ある泥棒が入った家のためにあることをして感謝されています。
このあることとはなんでしょう。
１．盗んだもののメモを置いていった
２．観葉植物に水をあげていった。
３．蚊が入らないように窓を塞いでいった。
これはどうもどこかから転用したものらしい。
答えは、３

こいう問題を８問ほど作ってあった。
よくやるよ。


ブルースブラザースバンドは
新郎も出場する予定になっていた。
もうひと月ほど前だし、それはやらないことになってしまったから
本人は忘れている。

それを引っ張り出して、一応リベンジをは終了した。
よくやりました。

新郎はめずらしくぐだんぐだんに酔った。
この人がこんなになるのは初めてです。
二人の付き合いは５年ほどのはずだ。
きっとうれしかったんです。
何もできない妻ですみません。
などと小さい体で象のような巨体の夫を甲斐甲斐しく世話している。
できた嫁である。

ことしのイシマ選出
the best couple of the year
に選定させていただいた。

来年夏の聖地奪還怒涛の演劇部
青野原オートキャンプ再来企画に
けっこうみな乗ってきたので、
ことしの女子校卒後５年の同窓会企画同様
来年は山吹創立25周年企画としてでっちあげるか、と
再度決意した次第。
（実は言いだしていたものの、忘れていた）

帰宅すると11時近かった。
yokohamaはやや遠い。

今日の引用
“社会人になって初めての誕生日の前日、
会社の帰りに駅の改札を出たところで祖父に会った。
祖父は隣県に住んでて、その日うちに来るなんて聞いてなかったから
ビックリして「おじいちゃん、どうしたの？」って聞いたら
「時間が無いから歩きながら話そうか」って言われて
肩を並べて歩き始めた。
「おまえが就職した時にちゃんとお祝いしてなかったから
　お誕生日のお祝いと一緒くたにしてすまんの」と言いながら
リボンがついた細長い箱を貰った。
歩きながらだったから、その場で開けずに鞄の中にいれて
「ありがとう！」ってお礼を言ったら照れながら頭を掻いて
「じゃあ、急いで帰らんとばあさんが心配するから」って言って
Ｕターンして駅に向かった。
だったら駅で話せば良かったのにとか思いながら、ひとりで家に帰った。
帰宅したら母がバタバタしてて「あんたも一緒に来なさい！」って言われた。
おじいちゃんが危篤なんだそうだ。
うそ、さっき会ったばかりで元気だったから聞き間違いかと最初は思った。
でもそんな雰囲気じゃなくて、姉も一緒に急いで病院に行ったら
息を引き取ったあとだった。
さっき会ったおじいちゃんがあまりにも元気そうだったから
ずっと長い事入院してたの忘れてた。
なんだか夢を見てるような時間が過ぎて、お通夜の時に親戚たちと話してる時に
おじいちゃん、死ぬ前に会いに来てくれたんだって話をした。
その時にはもう、あのおじいちゃんが生霊か何かだったと気付いてた。
だって確かに入れたはずのプレゼントの包みがバッグから消えてたし。
その事も話した。
そしたらお葬式が終わったあと、おばあちゃんが
「これね、あんたの就職祝いにっておじいちゃんが買ってたんだけど
　なかなか渡す機会がなくてねえ」
って渡されたのが、おじいちゃんから貰ったのと全く同じ形、
同じ包装紙、同じリボンの箱だった。
目玉を後から押し出しちゃうんじゃないかってぐらい
ぶわっと一気に涙がでた。
「自分の手であんたに渡したかったのかねぇ」
っておばあちゃんも泣いてた。
箱の中は真珠のネックレスだった。
大人になったらひとつは持ってなきゃいけないって言って、
姉も就職した年に貰ったそうだ。
隣県なんて近いのに、もっともっとおじいちゃんのお見舞いに行けば良かった。”

＊この手の話は好き。あるだろ、これぐらいのことは。