ぱーこシティ

is it real?

今日の一句
三日目に念願かなうか木の実落つ　浮浪雀

業務４もいよいよ終盤を控えてあれこれメール業務が忙しい。
いくつかの業務がこの暮れには終盤を迎える。
まあ流れに乗っているだけで、始まるのも終わるのも流れ次第。

だから問題はどの流れに乗るか、ということになるのだが、
それも流れ次第ということでやってきた。
ある業務が途切れると次の業務が流れに乗ってやってくる。
これに食いつくかどうかは当然自分で決めるわけで
そのときの天候体調というあまり自分で決められないことが
重要な要因になる。

不登校対象のキャリアガイダンスという業務が始まりそうである。
これは業務９になる。
それで業界の動向を確かめようと新宿高層ビルに参上する。

ここはこの前業務３関連の訪問看護新ビジネス紹介で訪れたところだ。
もっともビルは違っていてこの前の2つとなりのビルである。
会場は申し合わせたように最上階、見晴らしがいい。
見える所すべてをお前にやろう
お前を世界の王にしてやろう、
とサタンはイエスを誘惑する。

現代のサタンはもうけ話があるとささやいてくる。
そんなイベント会場に高層ビルの最上階はふさわしい。
新聞で見かけたイベント名は
「不登校生・高校中退者　保護者のための学校相談会」である。

予約もせずに直接会場に行く。
目的は２つ
不登校支援のNPO代表の講演を聞く。
参加校のパンフレットを集める。
ついでに会場の様子を見て聞いて業界の現在の動向を探る。

いずれもこういうイベントに直接行ってみないとわからない。
ネットで情報は入るが、その情報を出している人の様子は
やはり現地へ行ってみないとわからない。

まず講演会の予約を受付でする。
満員になったら入れません、などと客引きの基本コピーが踊っていた。
実際のところ何人が申し込んでいるかわからない。
会場のキャパは180人程度。
講演開始1時間半前の開場すぐで
私の番号は46番だった。

つまり予約した人数はキャパの１／４となる。
ネット、電話予約はあまり来ていない。
このイベントの集客力がほぼ予想がつく。

参加校は全15校、広域通信制、サポート校がほとんどだが、
駿台甲府などという、かっては東大何名の進学校もあった。
河合塾、代ゼミ、に続いて駿台もこの分野にのりだすのか。

トライ、学研、早稲田ゼミなどの受験産業校の名もある。
この資料をすべてあつめると結構な重さになる。
帰宅後体重計で測ったら3.8kだった。
こういった説明会では宣伝用の紙袋をくれるものだが、
ここでは用意していなかった。

ビルの地下まで下りて、布の袋を540円で購入
また会場に戻る。

このルポを続けたいところだが、
時間がないのであきらめる。

講演会は私の期待（それほど期待していなかったが）とは違っていた。
少しは刺激的な発言があるかもしれない、と思っていた。
刺激的な発言というのは、もう少し本音に使い話である。

不登校は恥ずかしいことではない。
旧文部省も「不登校は誰でもなる当たり前のことである」と言っている。
というのは刺激的な発言ではない。

といった話題で攻めたいのだが、やめる。

当初の目的を達成し4ｋ近い収穫物を持って帰宅
当然風呂メシ轟沈のルートになる。

すると朝4時半起きになって、
録画した下町ロケットをみるか、と
スイッチを入れると、録画されていなかった。
この前、録画したとき、毎回録画を外してしまったらしい。

日テレの公式サイトで、1週間後までは見られるという無料サービスをやっている。
もちろんオンデマンドの宣伝である。
しめしめと思って見たら、これが15分ほどのいいところで切れた。
だまし討ちに遭ったみたいである。
クリックすると、また時間をおいてお試しください、と言う画面が出て
オンデマンドの広告になった。

ちょっとくやしい、
いいところだったんだ。
でもただで見ようという虫のいい根性を見透かされているようで
これもおもしろくない。

あきらめて、録画予告をし直した。
これで次回からは大丈夫だろう。
しかしなー、欲望をコントロールされている世の中というのはこういうことをいうのか、
こういうシステムを考えた奴がいるんだろうな、どこかに。
そういうのに乗せられる自分が悪い、
などとぶちぶち思った。

しばらくして、再トライしたらなんとか最後まで見ることが出来た。
走れメロスでは、いったん友の真意を疑う箇所がある。
同じテーマかよ。

私のキャラは妄想系に間違いない、と自己確認したことが収穫だった。