2019年10月04日(金)
稲妻 [日記]
今日の一句
ねえゾンビはるのところ稲妻来ない?
electric drearms
フリップ・K・ディックの短編をシリーズにしたamazon primeを見る。
ディックは一貫して、現実の不確かさをを問題にしている。
これはもうほとんど生理的なものだ。
だから小さいときから(つまりは家族関係まで)あやふやでたしかなものと思えなかった。5回も結婚している、というのもほとんど病気である。
別世界での自分とこの世界での自分、そのいずれも決め手がない。
time paradoxの必然的な処理として、多元的な世界があり、
そのパラレルワールドが存在しないと時間旅行は不可能、という思弁的なものではない。
見るもの、聞くもの、感覚で確認するものがすべて疑われたのだ。
1982年に亡くなっているが、ブレードランナーの公開前だというのだ、天才にありがちな不遇の人である。
生前まるで認められなかったカフカに似ている。カフカもまた感覚的に自分は毒虫だ、と感じていたフシがあり、「変身」の描写はそのように読める。カフカには4人の恋人がいたといわれている。大量の手紙を出し、その誰とも結婚していない。
10話シリーズの第一話は女刑事とテクノロジー会社の黒人社長
その2つの世界を行き来する話だ。
最後は苦しみの多い方の世界を選ぶ、という結論になっている。
SFにしては随分と倫理的だ。
BLACK MILLERも
現未来のテクノロジー進歩は人間の現実をどう変えるか、
というテーマだが、こっちは随分とSFっぽい。
ディックの「高い城の男」はnetflixでシリーズになっていた。
こちらは「もし第2次世界大戦で枢軸国(ドイツ・日本・イタリア)が勝利していたら
どうなったか,という歴史シュミレーションだか、これまた現実世界の存在が希薄なところから発想している、と思われる。
とまあそんな事を考えながら、西葛西業務
それらしくなんとか終えて、今日は居酒屋昼定食。
早くできる海鮮丼で片付けて、
三鷹でコインロッカーにかばんを預けて
キッズ業務
講座対応
メール対応
ゾンビお勉強
ゾンビ野球
ゾンビ送り
今日の怖い話は恐怖の呪い人形。
今日の人形はおばあさんが愛したおんなの子の人形
封書2つ作って
轟沈
Posted at 20時47分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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