ぱーこシティ

こんなのくれた

今日の一句
恋猫が所構わずダンスダンス　浮浪雀

仮歯がまたポロリと取れた。
補修の診察は明日になった。
それまでなんとか持てばいい。

来年度の書類が佳境を迎えた。
A４、７枚ほどの文書だが、相変わらずミスが多い。
点検をやってもらうといろいろ指摘される。
老いては子に従え
元の意味は女性の人生の心構えだったというが、
外国のことわざにも似たようなものがあり。
年寄りの冷や水、同様なかなかの真理である。

フィンランドには
老人はゾンビ
という諺があるそうだ。
まんまじゃん

書類関係で時間を使い
プリンタの接続でまた時間を問屋した。
例のドライバのダウンロードというやつである。

ゾンビ肩車
ゾンマ

今日の分をなんとか仕上げて
明日また作業することになった。
明日来ることになったから、
というわけではないが、
職場にiphoneを忘れた。

電車内でいつもゲームをやって時間をつぶしていた。
それができない。
退屈するかと思ったが、何ということなく下車駅まで来てしまっていた。

日曜日の朝、NHKの番組に「この人に会いたい」というのがある。
この前は「老人力」の発見者、赤瀬川源平だった。
この番組は、たまたまTVをつけたらやっていた、という見方がいい。

新世界より

今日の一句
何事もほんのり苦味が蕗の薹　浮浪雀

昨日の記録をつけて
村上春樹

ムラカミクス３原則というのが面白かった。
１．しらんぷり
２．照れ隠し
３．開き直り

ネットで質問に答える、という試みで
村上春樹は、相手の要望にうまく答えている。
相手の要望とは、自分の投稿が採用されることであり、
それに村上春樹が答えてくれた、というのが第一
第二にそれを見ている投稿者以外の人に向けて書いている、
という２点である。
だから内容的には質問に半分も答えていない。
でもちゃんと以上２つをクリアーさせている。
お疲れ様です。

できそうでいてなかなか難しい。
林先生のサイトは、投稿者に答える、というよりは
そのサイトを見ている人向けになっている。
新聞の人生相談などもそうである。
質問に答えるという形で、読者に向けてメッセージを発している。

教室で一人の生徒の質問に答える時の教師もそうである。
質問した生徒に向けては当然だが、あとは教室にいる生徒に向けて話している。
そういう形式に慣れてくると
目の前にいる当の相手だけに向かって答える、ということができなくなってくる。
のではないか。

そんなことを考えながら読んだ。

持ち込んだ仕事
有能なNO2がやってくれたので、それを点検して
表記法を統一するべく少しいじった。
それでもなかなか終わらない。
雨が止んできたので地元散歩二駅歩いた

ユニクロでフリースを買おうとしたら、
サイズがS、L、XLしかない。
一番多いと思われるMが置いていない。
売れてしまった、といえばそれまでだが
生産調整をしていないのか、と思った。
余ったものはどうするんだ。
ユニクロ、やばくないですか。

TV見て寝る。

川向こう

今日の一句
なぜ梅に白と紅ある大和かな　浮浪雀

大人のための数学講習

その講師で下町まで行った。
全体では30名ほどの参加者があった。
それに担当講師が８人ほどある。
30人の中で何人かを担当する。

私が担当したのは３人。
なんだか派手なインディアンみたいな上着を着た
ファンキーなお年寄り。
五十代くらいの黒い牛のように押し黙った男性
40代のご婦人(数学をやろうというのだからインテリである）

ファンキー氏は自分でやるからいいです。
見ないでください、というので
遠巻きに見ていたら、ちゃんと手をあげて質問した。
言葉の定義や記号や基本的な約束事を聞かれた。
おそらく忘れていたのだろう。
少し指摘するとわかった、といって
夢中でやっていた。

黒牛さんは中学３年相当の問題をやっていた。
途中で手が止まる。そのまま固まる。
手元の計算を見ると、例えば文字式の展開の計算でつまっている。
それで声をかけて内容を説明する。
反応がないので、大丈夫かと思っていると
ちゃんと計算を進めている。
中学１年生のところを忘れていただけなのだ。
応用問題は時間をかけながらも自分でできていた。
49rπなどと書く。
正しくは49πrで文字の順序が違う。
数学では内容のはっきりした文字を先に書くという習慣がある。
いずれは積の形なので、値としては正しいが表記としては違うということになる。
分数で約分していない答えが✖️になるのと同じ理屈である。

アラフォー女子様は、中学１年相当の問題をやっていたが
易しすぎたようだ。
応用問題を中心にやってもらった。
処理時間も早く、実力十分である。
お話をうかがうと、
もっと数学に関する教養講座みたいな内容だと思っていた、
と言われる。
地元の区民大学講座と銘打って、そういう広報が行われているのであろう。
問題を自分で解くのだとは思っていませんでした、との感想である。
それでも休み時間を返上して問題に取り掛かっていたから
嫌ではなかったんだろうと思う。

江戸時代、算術は趣味の域に達していた。
算額という板を神社に奉納して、解法を競ったという。
俳句などの文芸、あるいは生花、踊り、浪曲、などの芸事と同じく
算術道を極めようと諸国行脚の強者もいたと聞く。

和算の大家関孝和は江戸幕府の勘定吟味役というから、会計監査院のような役職で立派な公務員である。民間では数学愛好家が算額を通してお互いの技を競っていた。民間の教育機関は寺子屋であるから、学びたいというものは一同に集まって、自学自習わからないところを師匠に聞きに行き、お手本をもとに学んで開いた。

この大人の数学講座は、現代の寺子屋、数学愛好家の算術道場になるのではないか、と思う。。
習い事の初心者というのは、自分のやっていることが習うこと全体の中でどんな位置にあるのかがわからない。それがわかれば自分にかけているところもわかり、努力の方向も定まる。そこへ行くまでが大変なのである。

数学はものを数えるところから始まって、数同士の計算、それからその計算が成り立つ数の拡張、と抽象的に進んでいって全体像ができている。始まりの数えるところはほとんどの人がクリアーするが、数える＝順番ができる＝１を足す→足し算、と進んで行く。たくさん足すことから掛け算がうまれる。足し算を逆にやったらどうなるか、足し算の結果から原因を推定するのが引き算、掛け算の逆が割り算となる。引き算から、マイナスの数、割り算から分数（割り切れない数）が出てくる。

こうして逆に考えるとどうなるか、というところがもともと無理なので、その結果考えられた数も当然無理のある計算となる。分数は小学３年生、負の数は中学１年生で扱うが、当然その意味はわからないので、やり方を覚えて答えを出して丸をもらって安心する、ということになる。ここが数学を進める時の分かれ道となっている。

てなことを考えながらお相手をしていた。

世話役の人は、一次関数の説明で
「60歳で年金をもらい始めるのが得か、65歳で年金をもらい始めるのが得か、それは一次関数の交点できまる」と持論を展開した。それによると、60歳から年金をもらったほうが得なのは、84歳まで生きた場合と出たそうである。「私も昨年孫が生まれて、よーし孫が二十歳になるまでがんばるぞ、と思いました」とネタをふっていた。
私と似たようなもんだ。
例会少々

2月

今日の一句
鍋鶴とシオカラトンボと痩せパンダ　浮浪雀

家に持ち帰った仕事をなんとか印刷する。
プリンターのドライバーからインストールしないといけない。
それからあれこれ設定してなんとか印刷できた。

事務方と打ち合わせ。
なんとか妥協点を見つけて方針は決まる。

相談業務
予約どおりの１件と
予定外の相談以外の１件

ゾンビムチ
ゾンビ肩車

定時撤収

結局また仕事を持ち帰る。

じいさんが多い！

今日の一句
魚氷にのぼるジュラ紀かな　浮浪雀

この冷たいみぞれ混じりの雨の中
数学講座に行く。

連続関数の話。
例のδ-ε論法を拡張する。
R上の関数から始めるが
そのうち、Rn→Rmなんて関数を考える。
小さい、という定義が変わってくるので、
距離なる概念を公理で決めて
εによって決まる距離が小さい時、とかいうわけだ。
そのうち、対応関係は関数じゃなくて
集合から集合への写像にしましょう、とか言い出す。
δ-εの論法はそのままに
連続なる概念を定義していく。
位相空間は来月やります。

そのあと、一駅電車に乗って吉祥寺
気になっていた肉あんかけチャーハン
噛まずに流し込み系なのはいいが
吉牛松屋と同じシステムで680円はちと高い。

ヨドバシで電球
西友で牛乳もやし豚コマ

持ち帰った仕事をなんとか９割がたやる。
あとは細かい点検だな。

村上春樹と林先生のサイトが読みきれない。

冬

今日の一句
雪降るや埼玉県との県境　浮浪雀

残っていた仕事を少しやって
残りは職場で仕上げるつもり

打ち合わせ
講師先生教材印刷
来年度書類
結局仕上がらず、また持ち帰ることとなった。

ゾンビ肩車
ゾンマ（ゾンビお馬さんの略らしい）
切れた電球確認

定時撤収

寒月

今日の一句
外套の下に背広を着忘れた　浮浪雀

珍しく職場から仕事を持ち帰った。
出勤するのが面相くさいからである。
非常勤で在宅勤務もないもんだが
やることがあるのはありがたい。

それでも仕事だからやらなくて済めば
それに越したことはない。
それでyoutubeを除いて
ももクロZとKISSのビデオを見た。
なかなかよくできている。
地獄の軍団KISSの主要メンバーはすでに60代後半
迎えるももクロZは10代後半女子である。
老人ホームに新米介護ナースではないか。

はじめにももクロのアニメがあり
そこへまごうととなきKISSのギターが絡む。
アメリカのロックは単純明快で穢れがない。
ヨーロッパだとここに屈折暗黒がよどむ。
KISS音源を背景にももクロの歌が快調。
バッキングコーラスのKISSもいい感じで
画面に顔が出てくると、もうアホっぽくてなんともいえない。
そんなことをして当面の課題をやり過ごしてばかりいられない。

先週治療した歯がポロリと落ちた
補修を頼まなくてはならない。
割り込み診療は午後4時45分となる。

昨日の制服銀行員女子に電話する。
私が窓口でお釣りを取り忘れた。
500円である。
それを私の口座に入れておくが良いか、
という打診であった。
お手数かけてすみません。よろしくお願いします。
と頭を下げておいた。

ゆうパックの受け取りを頼む。
電話をすると取りに来てくれる。
雛人形を送る。
縦横高さ140cmのボール箱が２つ。
１個1490円だと言われる。
3000円出して20円お釣りをもらった。

しばらくしてチャイムが鳴った。
先ほどの郵便局員である。
お金を取りすぎたので返しに来た、というのである。
都内割引となんとかで200円返してくれた。
局員は少し前の妻夫木クンのような好青年だった。

この２件から、日本の世間もまだまだ捨てたものでないことがわかる。
いずれも相手のものになっておかしくないお金である。

結局持ち帰り仕事は終わらず。
明日の午前中に引き継ぐことになる。