ぱーこシティ

また降るか

今日の一句
寒卵目玉焼きなら中近東　浮浪雀

スペインのTVドラマ
ペーパー・ハウス
結局13話まで一気見してしまった。
シーズン１の最終回が
いよいよこれから、という終わり方で
何も解決していない。
クライマックスの前でぶった切ったという感じだった。

これでシーズン２に突入するのか。

ヨーロッパの映画は、セリフが面白い。
「お前が水たまりを渡ると、石が沈む。死体を見てもまったく無視できる。それが理想じゃないのか｣
前後関係がわからないと何の意味だか不明だが、これでも十分面白い。

シナリオの雑誌が来た。
シナリオコンテストの入選作品発表と作者のコメント。
それが8割ほどで、後は映画やドラマのエッセーである。
業界雑誌だね。

6ヵ月で課題が10個
前半5個は順調に行ったが、後半6個めが滞っている。
お題は、けんかまたはラブシーン
ラブシーンで3つほど考えたが、いずれも面白くないと思ってやめた。
そうして放っているうちに、2月ばかり経った。
課題を送る封筒に貼る切手は10回分買ってある。
形だけでも送ることなら出来そうだ。

人生で義務を設定してそれを果たす形で過ごしてきた。
シナリオの通信添削はそういう形を取らないうちにずるずる時間が経っている。
昨年の今頃は、簿記3級の試験を受験するために空いた時間を義務を果たすように埋めていた。
その前は行政書士国家試験の勉強を義務としてやってきた。
その前は精神保健福祉士の国家試験準備で
その前は毎日仕事だった。最近話題のブラック職種：教員である。
義務感のない日常は、中学生まで遡らなければならない。
そろそろそういう生き方から降りて、したいことをしていいんじゃないか。
しなくていけないことはすぐに思いつくが
したいことは丸で考えつかない。
したいような気がするだけだ。

せいぜい、したくないことをしないようにするだけだ。
それも気を抜くとすぐにしなくてはならないことを考えようとするからこれは宿痾の病である。

まあそれでnetflixのドラマなど見て時間をつぶしているのだ。
面白いがだからなんだ、と言われるとなんでもない、という返事になる。

退職したら自伝シリーズの続きを書き上げようと思っていた。
今まさにそういうことが出来る環境になったのになかなか取りかかろうとしない。
しなくてはいけない仕事があって初めてしたいことがあるような気になるのか。

JK学園から資料が来た。
この4月から講師に誘われている広域通信制の新設校である。
本校は関西地方にある。設置する学校法人は教育産業を全国展開している。
東京には芸能関係・福祉関係の専門学校を持っている。
その東京校に学習センターを作って、そこの講師をしてほしいという依頼である。

昨年の秋に履歴書・教員免許状・誓約書を送ってある。
なかなか返事が来ないので、校長に電話した。
いままでなんの連絡もしないで申し訳ない。本校の募集が始まったばかりで
東京の学習センターまで手が回らない。
4月になった時の状況で具体的なお話ができると思う。
資料を郵送します、そう電話で話した。

これはあまりあてにならない。
他にいくつかパートの仕事を確保しなければならない。
G研の家庭教師に登録してある。
月に一度ほど情報が回ってくるが、場所や条件が合わない。
ネット個別講義も登録した。
これは現役の大学生との競合だから、二度ほど様子を見てそのままにしてある。
NPOは自分なりにやって来たが、3年目にしてこれは自分のすることじゃないと思い始めている。

自分でこれがいいかもしれない、と思っていたことをいざやってみると、あれこれ気に入らない事が出てくる。これまでは妥協して義務として付き合ってきたがそれも面倒になってきた。頭で考えているだけではわからないから、ともかくやってみることにする。