2021年01月13日(水)
雪の国 [日記]
今日の一句
玄関にかまくら作って雪の国 浮浪雀
朝430に起きたので、1時間半ほどの映画を見た。
山口百恵・三浦友和の伊豆の踊り子
大正末期の設定。書生さんと呼ばれている三浦友和は第一高等学校の3年生。
いまなら開成高校の3年生だね。山口百恵は旅芸人の娘。地下アイドルといったところか。身分制度がしっかりしている。身分制度というのはそれを超えて結婚してはいけない、ということだ。つまり家族になれない。川端康成の原文をナレーションで宇野重吉が読む。ま、いろいろと考えさせられる映画だった。1974年は私の黒歴史のまっただなかで、こういう映画は見向きもしなかった。山口百恵もいいとは思わなかった。今見るとなかなかいい。地だか演技だかわからないところがアイドルだね。
今日は西葛西業務。休み期間の補習と称して、年度末のつじつま合わせ。通信制はその意味ではゆるい。だって出席は年間8時間とか少ないもので2時間とか。それでも5時ころまでやって撤収。
次年度4月から週3やってくれ、と言われたので、kids業務を調節したら、話変わってやはり週2でいい。今は数学・理科・情報と3科目持っているが、やりすぎだろう、と本校で言っている。それで次年度は理科と情報をやってほしい、との打診である。私は数学がやりたいので、どうしようかなあ、と思った。話が変わったことも面白くない。kidsa業務は私の代わりの人に打診してある。まずそのことを断らなければいけない。私が話が変わって不満な気分なったのと同じ気持ちを味わってもらうことになる。それも面白くない。いっそのことこのへんで探してみるか、という気にもなった。
このご時世で職を探す人は増えている。70をすぎてコネでもなけりゃ仕事にありつくのは難しい。西葛西業務も結局は知り合いのコネである。そのコネのもとだった校長が昨年退職して私に義理立てする必要がなくなった。ま世の中現金なものである。kids業務もコネだった。知り合いが紹介してくれたのだ。新しく開発したN高校や数検は結局続いていない。あちこち出歩いて顔を売っておかないとこいうとき困る。でもそういうことが嫌いなので、やってくる話に乗るだけでこれまでやって来た。いい気なもんといえばいい気なもんである。
Posted at 21時42分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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